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安倍前首相夫人がダライ・ラマ十四世と面談

 安倍晋三前首相の昭恵夫人は10日午後、訪米途中に日本に立ち寄ったチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世と千葉県成田市のホテルで面会した。昭恵さんは、「チベット人の人権を保護する活動をされていることに敬意を表します。現在のチベットの状況に対し、心から同情している。チベット人の人権が改善されるために、私も努力します」とする安倍氏のメッセージを伝えた。

 一方、政府はチベット騒乱などをめぐり中国が非難するダライ・ラマ氏に対し、「政府関係者が面会する予定はない」(町村信孝官房長官)と接触を避けた。政府が欧米諸国に比べ突出した中国への配慮を示している中で、安倍夫妻がダライ・ラマ氏の人権活動への評価を表明したことには、「日本が人権を軽視する異質な国ではないことを世界に発信する意味で、非常によかった」(外務省筋)との声が出ている。

 昭恵さんによると、安倍氏のメッセージに対し、ダライ・ラマ氏は謝意を表明。チベットでは、漢民族の人口がどんどん増えていることを指摘し、「このまま5年、10年とたてば、チベットはなくなってしまうのではないか。中国はチベットを中国化しようとしていて、チベットの中でチベット人はマイノリティー(少数派)になりつつある状況だ」と述べた。

 また、その上で「チベットの独立を今の時点で要求するつもりはない。チベット人の命や文化、魂を守りたい」と強調。中国政府側と直接対話する考えがあるかに関しては「もちろん、いつでもその用意はある」と語った。日本に望むことについては「(チベットに対する)薬品や医療面での援助がほしい」と話した。

 自民党の太田誠一人権問題等調査会長も同日、ダライ・ラマ氏と会談した。

20/04/10 19:24

安倍前首相夫人がダライ・ラマ14世と面談
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by unkotamezou | 2008-04-10 19:24 | 政治 行政 立法