麻生外相マレーシア入り 六カ国外相会合の行方が焦点
麻生外相マレーシア入り 6カ国外相会合の行方が焦点
【クアラルンプール=大谷次郎】麻生太郎外相は26日午前(日本時間同)、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議などに出席するためマレーシアのクアラルンプールに到着した。
同日午後に東アジア首脳会議(EAS)外相会議、ASEANプラス3(日中韓)外相会議に出席。27日には韓国の潘基文外交通商相、中国の李肇星外相とそれぞれ会談する。
麻生氏は、北朝鮮のミサイル発射をめぐる国連安全保障理事会の非難決議採択を受け、改めて北朝鮮の核・ミサイル問題などに対する国際的な連携を強めたい考え。
北朝鮮の核問題に関する6カ国協議の参加各国は28日のARFに合わせて外相会合を行う方向で調整している。しかし、北朝鮮の白南淳外相はARFに参加するものの、6カ国協議の外相会合には出席しない見通し。北朝鮮を除く5カ国での外相会合の開催も不透明な情勢となっている。
07/26 10:28