武部自民幹事長「首相や小沢氏の時代終わる」
自民党の武部勤幹事長は20日、徳島県板野町で講演し、9月の自民党総裁選に関連し、小泉純一郎首相と民主党の小沢一郎代表がいずれも昭和17年生まれであることを指摘し「新しい自民党総裁が誕生すれば、小泉首相や小沢代表の時代は終わる」と強調した。
小沢氏の代表就任で党勢を回復した民主党を牽制(けんせい)すると同時に、「ポスト小泉候補」の中で戦後世代の安倍晋三官房長官に対する期待感を示した発言とみられる。
武部氏は、憲法改正の手続きを定める国民投票法案や教育基本法改正案に関し「国会で十分な審議が必要だが、時間があるのか。継続審議にするのがいいのか、大幅に会期を延長して今国会で決着を付けるべきなのか、これから議論になる」と指摘した。
05/20 21:18