紀宮さま、結婚式はドレス 披露宴は和服で
宮内庁は11月15日に予定されている紀宮さま(36)と東京都職員、黒田慶樹(くろだ・よしき)さん(40)の結婚で、紀宮さまが式ではロングドレス、披露宴では和服を着られると7日、明らかにした。式は神式で、黒田さんはいずれもモーニング姿という。
宮内庁は、結婚式前の11月12日に紀宮さまが臨む2つの皇室行事での服装も発表。
歴代天皇を祭る皇霊殿などに参拝する「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」は天皇陛下の即位の礼に際し作った十二単(ひとえ)で、両陛下に感謝の気持ちを伝える「朝見の儀」ではロングドレスに勲章を着けて臨む。
十二単は戦前の皇族の正装、ロングドレスに勲章着用は戦後の正装。紀宮さまは結婚によって皇籍を離れることから、式や披露宴での服装は、より簡素になるという。
過去に結婚で皇籍を離れた天皇家の女子は「小袿(こうちき)」と呼ばれる装束を新たに作り儀式で着ていたが、紀宮さまは既に十二単があるため、新たな服は作らない。
共同 07/07 20:01