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首相、硫黄島を訪問へ 十九日の戦没者追悼式に参列
首相、硫黄島を訪問へ 19日の戦没者追悼式に参列

 小泉純一郎首相は七日、太平洋戦争中に激戦地となった小笠原諸島の硫黄島(東京都小笠原村)を十九日に訪問する方向で調整に入った。同日に行われる「硫黄島戦没者追悼式」に参列するのが目的。小泉首相が同島を訪問するのは初めて。

 首相は十九日午前、埼玉県の航空自衛隊入間基地を自衛隊機で出発。同日午前十一時から開かれる式典に戦没者遺族や尾辻秀久厚労相らとともに列席し、追悼の辞を述べる。さらに島内の戦跡を訪れる予定。

 今年に入り同島の慰霊碑の補修工事が終了し、終戦六十周年の節目でもあることから、厚生労働省が「大々的に式典を執り行う」(同省外事室)予定で、政府高官の招待を検討していた。

 同島では今年三月、日米合同の慰霊式典が行われ、戦闘に参加した日米双方の退役軍人や遺族、在沖縄海兵隊員ら、例年の約二倍に当たる約八百人が参列。米軍は昭和二十年二月十九日、硫黄島に上陸。約一カ月間にわたる戦闘で、日本軍約二万人、米軍約七千人が戦死した。

 硫黄島は東京の南方約千二百五十キロに位置する周囲二十二キロの島。島民を含め日本人二万千九百人が亡くなっている。
by unkotamezou | 2005-06-07 15:00 | 國防 軍事