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月面で二足歩行ロボットまいど君

 雷観測衛星「まいど1号」の打ち上げに成功した東大阪宇宙開発協同組合(大阪府東大阪市)は27日、衛星に続く第2弾として、月面で活動できる二足歩行ロボットを開発する構想を発表した。

 名前は「まいど君」を予定。多額の開発費がかかるなど実現へのハードルは高そうだが、同組合は「中小企業が夢のあるプロジェクトに挑み続けることで、日本を元気にしたい」と意気込んでいる。

 日本のロボット技術は世界最高水準とされ、同組合は、衛星開発で培った、宇宙で機械を作動させるための放射線・放熱対策のノウハウを生かせば、月で活躍できるロボットが開発できるとしている。開発費は約10億円を見込む。政府が平成27年に月に探査ロボットを送り込む目標を掲げており、ロボットを相乗りさせたいという。

 二足歩行ロボットの月面着陸は当初、政府も検討していたが、専門家らから「砂に覆われた月面で、不安定な二足歩行は不向き」と指摘され、車輪駆動に変更している。これに対し、すぎ(木へんに久)本日出夫理事長は「人の姿に近い方がロマンや情熱を込めやすい。宇宙への夢を託せる魅力的なロボットを作りたい」と話している。

平成22年4月28日 23:56

二足歩行で月面テクテク、宇宙ロボ開発構想
by unkotamezou | 2010-04-28 23:56 | 自然 科學 技術