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財産は後継機「はやぶさ2(仮称)」へ 太陽系の大航海時代幕開け

 小惑星探査機「はやぶさ」の壮大な旅がついに終わった。上空で機体は燃え尽き、小惑星「イトカワ」での土壌サンプル採取の成否は現時点では不明だが、はやぶさが日本の宇宙開発に残した財産はとても大きい。

 「小惑星の土を持ち帰る」。世界初の挑戦的な構想が浮かんだ平成4年ごろ、成功を確信する関係者は少なかった。それでも提案は認められ、約127億円という探査機としては低予算で機体を完成させた。

 はやぶさは小惑星探査という科学的な目的だけでなく、電気推進のイオンエンジンや自律航行技術などを検証する工学実験機でもあった。投入された技術の多くは独自に開発された。それらは将来の探査に役立ち、イオンエンジンの長時間運転や小惑星での離着陸といった成果は今後に受け継がれる。

 約7年間の飛行はトラブルの連続で「もうだめか」と思わされる瞬間もあった。その度に技術者の機転と粘り強い運用管制で乗り越えた。想定した目標を達成したこと以上に、想定外の苦難を乗り越えた経験は自信につながる。特に、現場で立ち会った若手研究者・技術者らに大きな刺激となっただろう。

 それらの財産は既に、後継機「はやぶさ2(仮称)」へと生かされつつある。文部科学省やJAXAの首脳も計画実現に前向きで、来年度予算に盛り込まれれば26年にも別の小惑星に向けて旅立つという。

 世界の宇宙探査は水星や火星、木星など月よりも遠くを目指す時代を迎えている。日本も、5月に金星に向けて探査機「あかつき」と太陽光の微弱な圧力で進む世界初の宇宙ヨット「イカロス」を船出させた。

 はやぶさは、惑星探査をリードしてきた米国、ロシアも及ばない実績を残した。日本は自信を持って、太陽系の「大航海時代」に乗り出すことができる。

平成22年6月14日01時12分

財産は後継機「はやぶさ2(仮称)」へ 太陽系の大航海時代幕開け
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# by unkotamezou | 2010-06-14 01:12 | 自然 科學 技術
豪州の砂漠に着地 「はやぶさ」の回収カプセル発見

 宇宙航空研究開発機構は14日未明、大気圏に再突入した小惑星探査機「はやぶさ」の回収カプセルが13日午後11時過ぎ、オーストラリア中南部ウーメラの砂漠地帯に着地したと発表した。打ち上げから約7年に及んだはやぶさ計画は、最後の難関を乗り越えた。

 カプセルが発信した電波信号やヘリコプターによる捜索などで着地を確認、カプセルを発見した。破損の有無など状態は不明。カプセルには小惑星「イトカワ」の土壌試料が入っている可能性があり、「月の石」以来となる他天体の地表試料回収に期待が高まった。

 JAXAは13日午後11時ごろ、カプセルが発信した電波信号をキャッチ。現地には関係者約60人が待機しており、回収作業を本格化する。カプセルは日本に空輸し、JAXA宇宙科学研究所(相模原市)で開封して土壌の有無を確認する。

平成22年6月14日00時19分

豪州の砂漠に着地 「はやぶさ」の回収カプセル発見
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# by unkotamezou | 2010-06-14 00:19 | 自然 科學 技術
漆黒の夜空に一筋の輝き はやぶさ三十秒間の凱旋

 雲も月もなく無数の星々が輝く漆黒の夜空に、突然オレンジ色の閃光がきらめいた。小惑星探査機「はやぶさ」の最後の雄姿。すぐにばらばらになった中から、南十字星の上方を目がけて約30秒間、カプセルとみられる一筋の光がまっしぐらに突き進んだ。

 オーストラリア南部ウーメラ付近の西の空に13日午後11時20分(日本時間同10時50分)すぎ、はやぶさは現れた。そして凱旋するかのように、夜空にひときわ明るい光跡を描いた。

 7年ぶりのふるさと地球への帰還。ウーメラには最後を見届けようと、かつてのプロジェクトのメンバーや内外のメディアが集まった。宇宙航空研究開発機構の上杉邦憲名誉教授は「はやぶさには心血を注いだからね。途中から涙で見えなくなるのではないか」。着陸を許可したオーストラリア政府の高官の一人は記者会見し「日本との素晴らしい協力ができてうれしい」と語った。

平成22年6月14日00時14分

漆黒の夜空に一筋の輝き はやぶさ、30秒間の凱旋
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# by unkotamezou | 2010-06-14 00:14 | 自然 科學 技術
乗り越えた試練に安堵 拍手で喜ぶはやぶさ管制隊

 探査機「はやぶさ」の運用管制室がある相模原市の宇宙航空研究開発機構相模原キャンパスでは、13日夜、小惑星「イトカワ」の砂が入っている可能性のあるカプセルが探査機から分離されたのを確認すると、運用管制チームのメンバーは安堵の表情を浮かべ、拍手をして喜び合った。

 さまざまな試練を乗り越え、ようやくたどりついた地球。カプセル分離は、約7年に及んだはやぶさの挑戦の中で最後。あとは地上に落ちてくるのを待つだけになる大仕事だった。開発決定からプロジェクトを率いた宇宙機構の川口淳一郎教授は「予定通り機能したことは大きな喜びだ。カプセルに携わった人たちもうれしかったに違いない」と語った。

平成22年6月13日23時37分

乗り越えた試練に安堵 拍手で喜ぶ「はやぶさ」管制チーム
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# by unkotamezou | 2010-06-13 23:37 | 自然 科學 技術
我国は世界一の探査技術を手に入れた

 宇宙航空研究開発機構によると13日午後11時前、小惑星探査機「はやぶさ」の回収カプセルが地球の大気圏に再突入した。科学技術ジャーナリストの中野不二男さんは「日本は世界でもナンバーワンの探査技術を手に入れた」とコメントした。

■中野不二男さんの話

「探査機が宇宙から戻ってくるだけで十分にすごく、さらに宇宙からサンプルを持ち帰るのに必要な技術を手にできたということは、よくぞここまでやり遂げたなという思いだ。数々の危機を乗り越えた成果は、重大な故障に見舞われながらも帰還した昭和45年のアポロ13号に匹敵する。いわば手術をしながら次々と新しい治療法を発見していったようなもので、結果的に多くを学んだ日本は世界でもナンバーワンの探査技術を手に入れた。打ち上げ前に取材した、開発に携わった町工場の職人たちの顔を思い出す。日本の強みである彼らのノウハウをしっかり継承していくためには、次の探査機の開発が不可欠だ」

平成22年6月13日23時31分

「アポロ13号に匹敵」 科学技術ジャーナリストの中野不二男さん
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# by unkotamezou | 2010-06-13 23:31 | 自然 科學 技術
カプセルが帰還、大気圏に再突入 小惑星探査機はやぶさ

 宇宙航空研究開発機構によると13日午後11時前、小惑星探査機「はやぶさ」の回収カプセルが地球の大気圏に再突入した。エンジン故障や通信途絶など、数々の困難を乗り越えてきたはやぶさは、約7年間の宇宙の旅を終えて帰還した。

 回収カプセルは直径約40センチで、小惑星「イトカワ」の土壌試料が入っている可能性がある。再突入時は秒速約12キロの猛烈なスピードで、表面温度は約3千度に達するという。

 大気圏を無事に通過すれば高度約10キロでパラシュートを展開。再突入から約30分後、オーストラリア中南部ウーメラの砂漠地帯に着地する。

 現地では約60人の回収チームが待機しており、カプセルが発信する電波などを頼りに捜索にあたる。カプセル分離後の本体は大気圏で燃え尽きる。

 はやぶさは平成17年、地球から約3億キロのイトカワに着陸し、土壌の採取に挑んだ。小惑星への着陸と往復は世界初。

 土壌を採取できたかは不明だが、回収に成功すれば、地球以外の天体の地表試料の回収は、米国や旧ソ連による「月の石」以来の快挙となる。試料は太陽系の起源解明などの研究に役立つと期待されている。

平成22年6月13日23時13分

カプセルが帰還、大気圏に再突入 小惑星探査機はやぶさ
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# by unkotamezou | 2010-06-13 23:13 | 自然 科學 技術
回収カプセルを分離 はやぶさ帰還へ

 宇宙航空研究開発機構は13日午後8時前、小惑星探査機「はやぶさ」が地球へ帰還するため、小惑星「イトカワ」の土壌サンプルが入っている可能性がある回収用カプセルを機体から分離したと発表した。

 分離は帰還に向けた最終作業で、同日午後7時51分に成功。カプセルは順調にいけば同日午後11時ごろ大気圏へ再突入し、オーストラリア中南部ウーメラの砂漠に着地する。

 はやぶさは飛行中の相次ぐトラブルで飛行期間が当初予定より3年間延長され、カプセルの分離装置がうまく作動するか懸念されていた。

平成22年6月13日20時23分

回収カプセルを分離 はやぶさ帰還へ
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# by unkotamezou | 2010-06-13 20:23 | 自然 科學 技術
小惑星探査機「はやぶさ」 きょう七年ぶり帰還

■太陽系の原点探るデータ期待

 7年前に宇宙へ飛び立った小惑星探査機「はやぶさ」が13日、地球へ帰ってくる。原始太陽系の姿をとどめているとされる小惑星「イトカワ」へ軟着陸し、世界で初めて土壌採取と回収に挑んだ。

 はやぶさは打ち上げ以来、エンジン故障や通信途絶など数々のトラブルに見舞われ、その都度不死鳥のごとくよみがえってきた。その機体を開発し、運用管制を続けてきたのが宇宙航空研究開発機構の宇宙科学研究所(相模原市)だ。

 イトカワの名称の由来となった日本の宇宙開発の父、故糸川英夫博士の流れをくむ宇宙科学研究の牙城。緑に覆われた敷地内には研究棟や管制室、機器の実験棟などがあり、多くの人が訪れる研究管理棟ではひときわ目立つはやぶさの実物大模型が出迎える。

 はやぶさは13日夜、土壌サンプルが入っている可能性があるカプセルを機体から分離する。カプセルは大気圏再突入後、豪州の砂漠地帯に軟着陸する予定だ。

 カプセルの開封も同研究所で行う。分析を担当する藤村彰夫JAXA教授(62)は「このようなチャンスを与えられてとても幸せ。世界に誇れるデータを出したい」と、到着を待ちかまえている。

平成22年6月13日10時55分

小惑星探査機「はやぶさ」 きょう7年ぶり帰還
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# by unkotamezou | 2010-06-13 10:55 | 自然 科學 技術
はやぶさ帰還 不撓不屈みせた宇宙の旅

 ついに「はやぶさ」が帰ってくる。7年間、60億キロに及ぶ宇宙の旅路からの帰還である。

 本体は地球の大気圏で燃え尽きるが、直前に分離したカプセルは、パラシュートを開いてオーストラリアの砂漠に着陸する。日本時間の13日深夜の予定だ。

 大人から子供まで多くの人が関心を寄せ、声援を送るはやぶさの帰還成功を願いたい。

 はやぶさは、宇宙航空研究開発機構の研究チームが開発した小惑星探査機だ。平成15年5月9日に、鹿児島宇宙空間観測所からM5ロケットで打ち上げられた。

 小惑星は太陽系の化石のような存在だ。それを調べることで、約46億年前の原始地球の素材がわかる。火星と木星の間を中心に、小惑星は数十万個存在する。

 はやぶさが訪れたイトカワは、地球寄りのその一つだ。そこで土砂の採取を試みた。はやぶさが地上に届けるカプセルには、運が良ければ、イトカワの微細なかけらが入っている。

 世界の惑星探査史上、月以外の天体に着陸した探査機が地球に戻ってくるのは初めてだ。自律的な判断能力を備え、ロボットとしての一面を持つ、はやぶさの成果は目覚ましかった。

 新しい推進装置のイオンエンジンで宇宙空間を長期間航行し、その性能を実証してみせた。イトカワの外観の細密な画像を地球に送信し、物理的な性質についても多くの情報を収集している。

 だが、2メートル角に満たない小さなはやぶさは、過酷な宇宙の長旅で満身創痍の状態だ。姿勢制御装置やイオンエンジンも次々、故障した。7週間にわたって通信が途絶したこともある。

 いずれも致命的なトラブルだったが毎回、はやぶさは立ち上がり、地球を目指した。不撓不屈(ふとうふくつ)のけなげさが人々の心を打った。親しみを込めて「はやぶさ君」と呼ばれることも多くなっている。これまでになかった現象だ。

 強い意志にも似た、はやぶさの回復力は、研究陣の周到な設計や管制チームの臨機応変の対応能力によるものだ。世界一を目標にしたからこそ実現できた輝かしい成果にほかならない。日本の科学技術力の結晶である。

 はやぶさがなすべき仕事は、カプセル分離だけとなった。最後の電力を振り絞り、地上に届けてもらいたい。頑張れ、はやぶさ。

平成22年6月13日8時57分

【主張】はやぶさ帰還 不撓不屈みせた宇宙の旅
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# by unkotamezou | 2010-06-13 08:57 | 自然 科學 技術
はやぶさ君に共感広がる

 太陽系のいにしえの姿を求めて7年、60億キロの宇宙の旅を続け、13日に地球へ帰還予定の宇宙航空研究開発機構の小惑星探査機「はやぶさ」に共感の輪が広がっている。幾多のトラブルを乗り越え、最後は燃え尽きる姿に「元気づけられた」「失われた日本人の美徳を見た」との声が絶えず、映画や帰還イベントは盛況。「はやぶさ君」というキャラクターも生まれ、単なる「機械」を超え、人格を持った存在になりつつある。

 東京・丸の内にあるJAXAのPRルーム。帰還前日の12日、はやぶさコーナーには家族連れらが訪れ、備えつけのノートにメッセージをつづっていた。

《はやぶさ君お帰りなさい。君に出会ったおかげで私の人生が変わりました》

《みんなが君のことを待っています。カプセルに何も入っていなくても、戻ってきてくれただけで金メダル100個です》

 打ち上げ時からのファンというさいたま市大宮区の会社員、松山和馬さん(26)は「ついに帰ってくる。7年間、長かったです」と感慨深げに話した。

 はやぶさは平成15年5月9日、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられた。17年11月に地球と火星の間にある小惑星「イトカワ」へ着陸、岩石試料の採取に挑んだ。3年前から地球へ向け航行を始め、13日に豪州の砂漠へ回収カプセルを投下、機体は大気圏で燃え尽きる。

 人気にひと役買ったのは、JAXAの未踏技術研究センター研究員、小野瀬直美さん(38)と会津大学の奥平恭子准教授(37)が描いたキャラクター「はやぶさ君」。エンジン4基のうち3基が故障した上、姿勢を制御する装置3台のうち2台が故障。地球との通信が7週間途絶えながら乗り越えていく姿を描いた「はやぶさ君の冒険日誌」がJAXAのホームページ(HP)に掲載され、人気を博した。

 小野瀬さんは「ここまで人気者になってうれしいし、驚いています。今は無事帰ってきてほしい気持ちと、燃え尽きてしまう寂しさと、両方ですね」。

 動画サイトでは、はやぶさをテーマにした個人制作のアニメや楽曲が投稿され、JAXAのミニブログ「ツイッター」の登録読者は3万5千超。JAXAがHPで「応援メッセージ」を募ったところ、4月15日から12日までに1900件が寄せられた。軌跡を全編CGで描いた映画は全国の科学館で上映延長が相次ぎ、帰還祝賀イベントも仙台市や神奈川県など各地で開かれた。

 福井市の老舗酒造会社は「はやぶさ迎え酒」(720ミリリットル入り2本セットで5250円)をネット販売し、同社の田島孝太郎さん(26)は「ほぼ完売で購入者の半分以上は40~50代の男性。技術立国日本の姿と重ね合わせ、熱い気持ちになっているようです」。

 はやぶさ現象ともいえる人気を、宇宙開発を人文社会科学の視点から研究してきた京都大学の木下冨雄名誉教授(社会心理学)は「日本人は工場のラインのロボットにあだ名をつけて仲間意識を抱くという世界でも珍しい国民。そうした下地に加え、苦労を乗り越え最後は燃え尽きるけなげな姿が、リストラなど経済不況に負けず頑張る日本人の琴線に触れたのではないか」と分析する。

■JAXAのホームページに寄せられた応援メッセージ

《動画で見て涙があふれてきました。満身創痍で帰ってくるはやぶさ、最後はミッションを果たし桜と散るその運命ですが、最後まで全力でがんばって》

《日本があらゆることに自信を失いつつある今、「はやぶさ」帰還が成功裏に終わることで、まだまだ日本の技術や魂は強固に存在し、継続していることを示すことにもなります》

《はやぶさはずっと頑張ってたのに自分は全く成長していないのがなんとも…》

《私ははやぶさ君が生まれた年に肝臓移植を受けました。私が生まれ変わってから7年間はいろんな合併症に悩まされ、はやぶさ君と同様に満身創痍でした。でも現在健康を取り戻して元気に生活しています。はやぶさ君も無事地球に帰ってきてください》

平成22年6月12日23時43分

迷子 満身創痍 最後は燃え尽き けなげ「はやぶさ君」に共感広がる
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# by unkotamezou | 2010-06-12 23:43 | 自然 科學 技術
地デジ フィリピンも日本方式を採用

 総務省は11日、東南アジアのフィリピン共和国が地上デジタルテレビ放送で日本方式を採用することが決まったと発表した。アジアで日本の地デジを採用するのは同国が初めてとなる。

 同省によると、フィリピン共和国電気通信委員会が同日、地デジの日本方式を採用する規則に署名した。

 フィリピン側は地デジ方式を一時は欧州方式を導入する方向で検討していたが、電波干渉に強い「ワンセグ」といった移動端末向け放送などに対応する日本方式を最終的に選んだ。同国での地デジの放送開始時期などは未定という。

 日本側は同国に対し、技術移転や人材育成での支援協力を進める考えだ。

 今回のフィリピンの決定で、海外で地デジの日本方式を採用する国は9カ国目。これまではブラジルやペルーなど中南米8カ国で日本方式の採用が決まっていた。

平成22年6月11日22時00分

比でも地デジ日本方式を採用 アジア初
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# by unkotamezou | 2010-06-11 22:00 | 産業 經濟
英経済平和研究所の世界平和指数 日本は三位

 平成22年6 月8日、米華字紙僑報によると、英国の経済平和研究所が発表した世界平和指数の22年度版ランキングで、日本が3位にランクインした。

 ランキングは世界149の国地域を対象に内政、外交、軍事、治安など23項目について評価したもの。総合1位はニュージーランド、2位はアイスランド、3位に日本が入った。4位以下はオーストラリア、ノルウェー、アイルランド。IEPは、世界の平和指数は2年連続で悪化しており、多くの国で犯罪が増加していると指摘した。

 反対に平和指数が最も低かったのはイラクで、ソマリア、アフガニスタン、スーダン、パキスタン、イスラエルがこれに続いた。その他支那が80位、ブラジル83位、インド128位、ロシア143位。米国は85位で、主要先進国の中で最下位だった。

平成22年6月11日14時05分

世界平和指数ランキング、日本3位 英研究機関
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# by unkotamezou | 2010-06-11 14:05 | 自然 生活 社會 医療
宇宙ヨット「イカロス」 帆を展開

 宇宙航空研究開発機構は11日、世界初の宇宙ヨット実証機「イカロス」が、帆の展開に成功したと発表した。展開作業は3日に開始。円筒形の機体を回転(最速で毎分25回転)させ、側面に収納されていた樹脂膜を遠心力で伸展させて、約14メートル四方の帆が完全に広がったことを確認した。

 イカロスは太陽光が持つ微弱な圧力を帆で受け止め、燃料を使わずに飛行する小型ソーラー電力セイル実証機。帆の展開で、イカロス計画は「最大のヤマ場」を越え、宇宙ヨットとして本格的な航行がはじまる。金星付近に到達するまでの半年間、帆にはり付けた太陽電池の発電能力や太陽帆による加速、軌道制御技術などを検証する。

 計画をまとめるJAXAの森治助教は「世界初の宇宙ヨットが誕生したので、今後の見本になるようなクルージングをしていきたい」と話した。

 イカロスは5月21日、JAXA種子島宇宙センター(鹿児島県)から国産大型ロケット「H2A」17号機で日本初の金星探査機「あかつき」と同時に打ち上げられた。

平成22年6月11日11時38分

宇宙ヨット「イカロス」 帆を展開
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# by unkotamezou | 2010-06-11 11:38 | 自然 科學 技術
「あかつき」成功で評価高まる

 日本の宇宙関連産業が世界的に存在感を高めている。海外から衛星やロケット打ち上げを受注するなど実績をあげてきたところに、5月には金星探査機「あかつき」を搭載したH2Aロケット打ち上げ成功によってさらに評価が高まる。かつてはロケット打ち上げに連続して失敗し、厳しい状況にあった宇宙関連各社の海外ビジネス展開に向けて花が開き始めているともいえる。ただ満開に向けては、国の宇宙産業政策が定まらないとの不安も残る。

 H2A打ち上げに成功したばかりの三菱重工業の川井昭陽取締役は「『あかつき』打ち上げ成功は海外も注目しており、海外ビジネスが進む。部材輸出も10年程度で倍増させたい」と意気込む。

 他社も「現在700億~800億円規模を今後10年で1500億円に倍増させる」(三菱電機)、「平成20年度に500億円規模を31年度までに1000億円規模に引き上げる」(NEC)と、宇宙ビジネスを手がける各社の事業計画は強気だ。

 その背景には、海外からの衛星やロケット打ち上げ受注という実績に加え、昨年の国際宇宙ステーションに物資を届けた物資輸送補給機「HTV」が宇宙空間で世界初の自動ランデブーに成功したことも大きい。米国のISS向け輸送機メーカーは同システムを製造した三菱電機に9機分のシステムを約60億円で発注したほどだ。

 国内衛星メーカートップの三菱電機によると、同社の宇宙ビジネスは「平成10年代前半までは海外の静止衛星商談では提案さえさせてもらえなかった。実績のないメーカーからの提案は時間の無駄だったから」(三菱電機宇宙システム事業部の稲畑広行部長)という状況にあった。

 その雰囲気が変わったのは平成18年に打ち上げられた国の多目的衛星「ひまわり7号」と20年の国内衛星通信事業者の「スーパーバードC2号機」を連続して同社が受注、製作し、実績ができてからだ。

 この実績をベースに平成20年12月にはシンガポールと台湾の業者から商用通信衛星「ST-2」の製作を受注した。バスと呼ばれる衛星本体部分も含めた海外からの受注は日本の宇宙産業に新たな一歩を記した。

 これに続き平成21年1月には三菱重工が海外初の案件として韓国の多目的実用衛星打ち上げを受注したのも17年以降のH2Aロケットの連続打ち上げ成功が評価されたからだ。

■官民一体の体制不可欠

 日本の宇宙技術のレベルを示す事例はまだある。今月13日には小惑星「イトカワ」の探査機「はやぶさ」が7年ぶりに地球に帰還。はやぶさに搭載された新型イオンエンジンの耐久性も実証される。同エンジンを製作したNECは米国市場開拓に向け、米エアロジェットと共同開発することを決めた。

 民間の相次ぐ実績に加え平成20年には宇宙開発利用を打ち出した宇宙基本法が施行され、日本の宇宙ビジネスの明るい未来を示すかにみられた。

 ただ、基本法施行1年後に誕生した鳩山政権の宇宙開発政策は一貫しなかった。昨年11月の事業仕分け第1弾では、官民共同開発の中型ロケット「GX」開発計画をエンジンを除いて中止を決定。HTV開発や平成24年度以降の衛星打ち上げ予算についても1割削減を決めた。

 アジア唯一の参加国として存在感を高めているISSの利用期間延長をめぐっても、欧米各国が早々に延長方針を打ち出したのに対し、日本はまだ審議会での議論が続いている状態。

 一方で、政府の宇宙開発戦略本部は5月の会合で宇宙産業の推進方針を決定。現在7兆円弱の広義の宇宙産業規模を10年後に15兆円に倍増させる方針を打ち出した。政府がブレーキをかける中でアクセルを踏んだ形で、姿勢が定まらない。

 「世界の競合各社が国のバックアップを受けている中で、民間だけでは戦えない」(大宮英明三菱重工社長)ことは事実。実際、三菱電機の衛星もNECの新型イオンエンジンも、国の開発プロジェクトによって生まれた技術だ。H2Aロケットも国主導で開発された後に民営化された。

 「途上国向けなどでも官民一体のビジネス推進が必要」(NEC宇宙システム事業部の木下伸也部長)との声が聞かれる中、菅政権は宇宙産業をどこに導くのか。三菱総合研究所の羽生哲也宇宙情報グループ主席研究員は「スペースシャトルの退役が決まり、日本の宇宙産業には大きなチャンス。官民一体でチャンスを拡大すれば海外のメジャーマーケットに出て行ける」と指摘する。

平成22年6月10日8時15分

宇宙産業 輝き出す星 「あかつき」成功 高まる評価
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# by unkotamezou | 2010-06-10 08:15 | 自然 科學 技術
はやぶさ 軌道修正に成功、七年ぶり地球へ

 宇宙航空研究開発機構は5日、小惑星探査機「はやぶさ」の地球帰還に向けた軌道修正に成功したと発表した。小惑星「イトカワ」の砂が入っている可能性のあるカプセル部分が、13日深夜にオーストラリア南部に落下することが確実になった。

 平成15年5月にM5ロケットで打ち上げられて以来、約7年ぶりの地球帰還となる。姿勢制御装置やエンジン類の故障などトラブルが相次ぎ、一時は帰還が困難視されたが、故障したエンジンの部品を活用するなどして乗り越えた。

 小惑星の岩石が回収されれば世界初の快挙。約46億年前に太陽系ができたころの情報をとどめている貴重な試料で、太陽系の進化についての研究が大きく前進すると期待される。

 プロジェクトを率いる川口淳一郎教授は記者会見で「地上に戻って初めて、目的とした宇宙との往復ができたといえる。感慨無量だ」と述べた。

 宇宙航空研究開発機構は3日から軌道修正のために、はやぶさのイオンエンジンを噴射し続け、5日午後2時前、計画通り噴射を停止した。イオンエンジンは昨年11月以降、4台中3台は劣化のために単独で動かなくなり、2台の正常な部品を組み合わせて1台の働きをさせる「スペアタイヤで走るような」(川口教授)工夫でしのいできた。

 9日にはオーストラリア・ウーメラ砂漠に設定した落下範囲に精密に導くため、最終的に軌道を微修正。13日夜、探査機本体からカプセルを分離し、約3時間後に大気圏に突入する。本体は途中で燃え尽き、カプセルがパラシュートを開いて砂漠に落下する。

平成22年6月5日23時57分

はやぶさ 軌道修正に成功、7年ぶり地球へ
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# by unkotamezou | 2010-06-05 23:57 | 自然 科學 技術
日本冠した初のエジプト国立大学開校

 国際協力機構を中心に日本の産官学が新設に全面協力し、エジプトが日本という他国の名前を冠した初の国立大学エジプト日本科学技術大学の開校式が3日、首都カイロ郊外で行われ、ナジフ首相や緒方貞子国際協力機構理事長、佐々木幹夫三菱商事会長ら計約400人が出席した。

 北部のアレクサンドリア郊外ボルグエルアラブにキャンパスがある同大学は、日本が優位にある工学分野を実験中心に教育し、中東・アフリカの発展に役立ててもらう。

 東大など日本の12大学が教員派遣に協力、産官学一体で海外の大学設置を支援する初の試みだ。当面は大学院1期生50人でスタート、2~4年後に学部を開設する予定。

平成22年6月3日(木)16:03

「日本」冠した初の国立大開校 国際協力機構など全面協力 エジプト
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# by unkotamezou | 2010-06-03 16:03 | 教育 學問 書籍
【五十億キロの旅路 「はやぶさ」帰還へ】(上) 小惑星へ二度の着陸

消えない「降下中」

 「降下を開始します」

 平成17年11月19日夜、相模原市の宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部(当時)。管制室に、小惑星探査機「はやぶさ」のチームを率いる川口淳一郎の声が響いた。

 地球から3億キロ離れた小惑星「イトカワ」への着陸と岩石試料採取への挑戦が始まる。地球との交信に往復で30分もかかるため、はやぶさは搭載した機器で自律的に状況を見極め、毎秒数センチの速度でイトカワとの距離を縮めた。管制室の状況はインターネットで全世界に中継された。

 しかし、日付をまたいで着陸が想定される時間を大幅に過ぎても、「降下中」の画面表示が消えない。原因は不明。管制室は静まりかえった。

 「だめだなこれは。何が起きているのかわからない。離陸だ」

 川口が沈黙を破った。この時点で、着陸失敗、岩石採取は未遂と覚悟した。

 データ解析の結果、はやぶさはイトカワの地表で2、3回バウンドした後、約30分間も倒れ込んでいたことが判明。少なくとも着陸には成功したのだ。

 「呼吸はつかめたぞ」

 再挑戦に向けて、チームの意気は上がった。

★「月の石」以来★

 地球以外の天体から、岩石試料の回収に成功したのは、米国のアポロ計画と旧ソ連のルナ計画による「月の石」だけだ。太陽風の粒子や、彗星の塵を持ち帰った例はあるが、はやぶさが着陸・採取・回収に成功すれば、ルナ24号以来34年ぶりの快挙となる。

 はやぶさ計画の始まりは約20年前、宇宙科学研究所で構想が練られた。当時を知るJAXA名誉教授の的川泰宣は「かなりチャレンジングだったが、当時の宇宙研では“行ける所まで行こう”との雰囲気だった」と振り返る。

 イトカワは地球からの距離が月の約800倍、重力は地球の10万分の1以下。往復の航行と着陸には、高度で繊細な技術が要求される。岩石試料の採取は、長さ1メートルの筒を降ろし、金属弾を衝突させて舞い上がった岩石の粉を取り込むというユニークな方法になった。

★成否は帰還後★

 2回目の着陸を試みたのは11月26日。降下は順調、管制室の画面に作業完了を示す「WCT」の文字が緑色に点灯した。

 「やったー」。成功を確信し、笑顔と歓声が管制室に広がった。その喜びもつかの間、金属弾が発射されなかった可能性が高いことが、データ解析で判明した。

 地球へ帰還させるには、3度目に挑む時間の余裕がない。「計画通り」ではなかったが、2度の着陸で収集容器に砂ぼこりが舞い込んだ可能性は残っている。

 「成否は地球で回収するまでわからない」(川口)。帰路についたはやぶさを待ち受けていたのは、さらに厳しい試練だった。

   ◇

 地球まで約700万キロ(5月28日現在)。宇宙航空研究開発機構の小惑星探査機「はやぶさ」が地球に向かっている。打ち上げから7年、航行距離は50億キロにも及ぶ長い旅路のゴールが近づいた。6月13日の帰還を前に、数々のトラブルを乗り越えてきた関係者の苦闘と希望の道のりを振り返る。

平成22年5月30日21時28分

【50億キロの旅路 「はやぶさ」帰還へ】(上) 小惑星へ2度の“着陸”
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# by unkotamezou | 2010-05-30 00:10 | 自然 科學 技術
はやぶさ軌道補正に成功 来月大気圏突入かけ挑戦

 宇宙航空研究開発機構は27日、来月13日の地球大気圏突入を目指している小惑星探査機「はやぶさ」の軌道の精密補正に成功したと発表した。はやぶさは地球の高度約250キロを通る計画通りの軌道に入り、地球まで約760万キロに迫った。来月初め、大気圏に突入させるためのヤマ場の軌道調整に挑む。

 23日早朝から27日未明までイオンエンジンを連続噴射して軌道を微調整した。本来使うはずの化学エンジンは過去の燃料漏れのため使えず、推進力の弱いイオンエンジンで代用。イオンエンジンも四つのうち三つが壊れていて、運用方法を工夫してしのいでいる。

 はやぶさは平成15年5月に打ち上げられた。搭載カプセルに、17年11月に着陸した小惑星イトカワの砂が入っていることが期待されている。順調なら来月13日、オーストラリア南部のウーメラ砂漠にカプセルが落下。探査機本体は大気圏で燃えてなくなる。

平成22年5月27日9時44分

はやぶさ軌道補正に成功 来月大気圏突入かけ挑戦
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# by unkotamezou | 2010-05-27 09:44 | 自然 科學 技術
日本の宇宙開発 正念場はこれからだ

 日本初の金星探査機「あかつき」と、世界で初めて宇宙空間での“帆走”を目指す宇宙ヨット「イカロス」が、金星に向かって飛び立った。H2Aロケット17号機による打ち上げは成功したが、両機の正念場はこれからだ。

 金星の気象観測を目指すあかつきにとって大きな関門となるのは、周回軌道への投入だ。地球から電波が届くのに時間がかかるため、搭載した機器で自律的に状況を判断し、金星の重力圏に飛び込んでいく。

 日本は平成10年に打ち上げた火星探査機「のぞみ」で周回軌道への投入に失敗した。この失敗以降、月探査機「かぐや」や6月に帰還する小惑星探査機「はやぶさ」で軌道制御の経験を積んできた。

 あかつきが金星付近に到達するのは12月。宇宙航空研究開発機構の開発チームは「軌道投入が一番のヤマ場」と位置づける。

 あかつきとほぼ同じ航路を進むイカロスは、約14メートル四方の帆の展開が成功の鍵となる。

 円筒形の機体を回転させ、遠心力を使って樹脂製の膜を開く独自の方法を採用。回転速度を毎分5回転から25回転へと段階的に上げ、数週間後に完全に帆を広げる。展開後に薄膜太陽電池による発電を行う計画で、宇宙航空研究開発機構はここまでを最低でも成功させたいとしている。大きく広げた帆で太陽光を受け止め、燃料なしでの航行技術を実証できれば大成功だ。

 米国が火星探査を目標に掲げるなど、惑星探査は今後の宇宙開発の大きな柱となる。あかつきとイカロスを成功させることは、宇宙開発における日本の独自性と存在感を示すことにもなる。

平成22年5月22日1時46分

日本の宇宙開発 正念場はこれからだ
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# by unkotamezou | 2010-05-22 01:46 | 自然 科學 技術
小惑星探査機「はやぶさ」に国民栄誉賞を

 いよいよ小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰ってくる。宇宙航空研究開発機構のホームページには「帰還カウントダウン」の特設サイトも立ち上がっている。さまざまなトラブルに見舞われ、満身創痍となりながらも地球を目指している「はやぶさ」。無事に帰還を果たした暁には日本の、いや世界の宇宙開発史に偉大な足跡を残した「はやぶさ」を盛大に祝ってやりたい。そこで「はやぶさ」に国民栄誉賞を贈ることを提案したい。

 平成15年5月9日に鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられた「はやぶさ」が搭載したカプセルは、今年6月13日午後11時ごろ(日本時間)に地球に再突入し、オーストラリアのウーメラ砂漠に着陸する予定だ。

 地球と火星の間の軌道を回る小惑星「イトカワ」を目指して地球を旅立った「はやぶさ」は17年11月に「イトカワ」へ着陸。人類史上初めて小惑星への着陸と離陸を成功させた「はやぶさ」は5月12日現在、地球から約1360万キロ離れた宇宙を航行中で、地球への帰路を急いでいる。

 「はやぶさ」はほぼ7年に及ぶ旅路で数々の偉業を成し遂げた。地球の重力を利用して軌道の方向や速度を変える地球スイングバイの活用、新型イオンエンジンでの航行、地球から約3億キロも離れた小惑星への着陸と離陸。そして、小惑星のサンプル採取にも成功しているかもしれない。

 同時に「はやぶさ」は多くのトラブルにも見舞われた。姿勢制御装置の故障、7週間にも及ぶ通信の途絶、搭載しているイオンエンジン4基のうち3基が故障…。地球に帰還できず永遠に宇宙をさまよい続けなくてはならないような事態にも遭遇したが、宇宙航空研究開発機構のプロジェクトチームによる不眠不休の対処で切り抜けてきた。

 宇宙航空研究開発機構のプロジェクトチームはもちろんのことだろうが、トラブルに直面しながらも故郷の地球に向かってひたすら飛び続ける「はやぶさ」のニュースが流れる度にハラハラ、そしてドキドキした人も多いのではないだろうか。

 「はやぶさ」はいつの間にか擬人化され、小惑星「イトカワ」の岩石を採取して地球に持ち帰るという「おつかい」が成功するかどうかがネットでも話題になった。かくいう私もいつの間にか「はやぶさ」に感情移入してしまい、「がんばれ、はやぶさ」と胸の内でつぶやいた一人だ。

 なぜ、ここまで「はやぶさ」に対する共感の輪が広がったのだろうか。それは未知の世界、苦難の道に懸命に挑み続ける「はやぶさ」が人々に夢を与え、そして「はやぶさ」をなんとかして地球に帰還させようとしているプロジェクトチームの奮闘ぶりが胸を打ったからではないか。

 国民栄誉賞は、その目的として「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった者について、その栄誉を讃える」ことを掲げている。「はやぶさ」が果たした役割は十分にそれに該当するのではないだろうか。

 これまで、国民栄誉賞は物故者を含む個人に贈呈されてきたが、ここは柔軟に対応してもいいのではないか。ノーベル平和賞も個人ではなく国連や国際原子力機関を受賞の対象としたことがある。小惑星探査機を対象とすることに違和感が残るというのなら、幅を広げて宇宙航空研究開発機構のプロジェクトチームも含めればいい。内閣府人事課に聞いたところ、国民栄誉賞の対象は必ずしも団体を排除していないという。

 巨額の予算を要するケースが多い科学・技術の振興を取り巻く環境は厳しい。財政難を受けて、いますぐに成果が出ないようなら、バッサリと予算をカットしてしまえというような風潮がまかり通っている感がある。昨年の事業仕分けでは、次世代のスーパーコンピューター開発をめぐって「どうして世界2位ではだめなのか」との発言も飛び出した。権力を握り、それを得意げに振り回す統治者の無理解、不見識ほど怖いものはない。

 「はやぶさ」の活躍は、間違いなくこうした風潮に一石を投じたと思う。成果が求められる科学・技術の世界だって必ずしも「成果主義万能」ではないことを示し、夢や浪漫を追い続ける姿勢も大事だということを明らかにしてくれたと思う。

 そんな「はやぶさ」が6月13日に、搭載したカプセルを地球へ無事に送り届けたら、せめて「国民栄誉賞」を贈って、その労をねぎらってやりたいと思う。

平成22年5月15日12時53分

金星探査機「あかつき」18日打ち上げ 雲や暴風など観測
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# by unkotamezou | 2010-05-15 12:53 | 自然 科學 技術
金星探査機「あかつき」十八日打ち上げ
≪地球の気候変動解明にも≫

 明け方や夕暮れの空に輝く金星。古来親しまれてきた「明星」に向け、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日、金星探査機「あかつき」を種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げる。日本の惑星探査機打ち上げは12年ぶり。あかつきは金星を覆う分厚い雲や吹き荒れる暴風などを観測する金星版の気象衛星で、成果は地球の気候変動の解明にも役立つという。(小野晋史)

■灼熱の惑星

 太陽系の惑星の中で、金星は地球のすぐ内側を公転する。大きさや質量が地球とよく似た“兄弟星”で、地殻やマントルといった内部構造もほぼ同じと考えられ、かつては海があった可能性もある。

 しかし、大気の環境は地球と大きく異なる。全球を厚さ数十キロに及ぶ硫酸の雲が覆い、大気の約96%を占める二酸化炭素の温室効果などにより、表面温度は平均約460度の灼熱(しゃくねつ)地獄となっている。金星の気象の中でも特徴的なのは、自転と同じ方向に秒速約100メートルで吹き荒れる「スーパーローテーション(超回転)」の存在だ。金星の自転は地球と逆向きで、一回転に243日もかかる。地面の60倍ものスピードの高速の気流が発生するメカニズムは謎だ。

 あかつきは赤外線、紫外線など波長の異なる5台のカメラを搭載し、金星を約30時間で一周しながら2時間おきに撮影。各カメラが異なる高度を観測し、スーパーローテーションなどの大気の動きを立体的に把握する。計画をまとめる中村正人JAXA教授は「現在は地球の大気は安定しているが、さまざまな状態を取りうるはず。金星と比較することで、地球の大気を今の姿にしている原因が分かるかもしれない」と話す。

■周回軌道に挑戦

 あかつきは国産大型ロケット「H2A」17号機で打ち上げられ、高度約400キロで分離。地球の重力を振り切るため、米スペースシャトルなどよりも速い秒速約12キロで金星への軌道に投入される。12月上旬に金星付近へ到達し、秒速約8キロに減速して金星を回る軌道に入る。日本は平成10年打ち上げの火星探査機「のぞみ」で周回軌道への投入に失敗しており、日本の惑星探査機で初の投入成功を目指す。

 中村教授は「金星は地球から離れているので電波が届くのに何分もかかる。あかつきは自律的に判断して金星の重力圏へ飛び込んでいかねばならず、一番のヤマ場だ」と話す。周回軌道は高度約300キロ~約8万キロの楕円形で、離れた場所からは金星の全体像を、接近した場所からはクローズアップ画像などを撮影。到着後1~2週間で観測を本格化し、データは速やかに公開する。

■宇宙ヨットも

 あかつきと同時に打ち上げられる小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」の挑戦も見逃せない。イカロスは宇宙空間で機体を回転させ、その遠心力で、約14メートル四方の樹脂膜を展開する。髪の毛の太さの約10分の1の極薄の樹脂膜を“帆”のように広げて太陽光のわずかな圧力を受け止め、ヨットのように航行する。樹脂膜が受ける圧力は微弱だが、宇宙空間では大きな推進力が得られるという。成功すれば世界初の快挙となる。約半年かけて金星付近へ向かう計画で、その間に航行技術などを検証する。

平成22年5月10日12時12分

金星探査機「あかつき」18日打ち上げ 雲や暴風など観測
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# by unkotamezou | 2010-05-10 12:12 | 自然 科學 技術
上海万博 日本館は人氣二位

■日本館が人気2位 ハイテク「一見の価値」

 開幕2日目を迎えた支那の上海万博は2日、入場者数が夕方までに21万人を超えて初日の20万7700人を上回った。この日の上海市は正午前に最高気温が30度を超え、支那館など長い行列のできるパビリオンでは日傘を差す来場者が目立った。会場には人工的に霧を発生させて周囲の温度を下げるドライミストが設置されているものの効果は薄く、日陰のベンチに倒れ込む来場者もいた。この日は26人が熱中症にかかったと報告され、熱射病など暑さ対策が急務となってきた。

 3万枚が配布された支那館の予約券には希望者が殺到。ゲート付近では開門と同時にダッシュで入場した数十人が「券をよこせ」と警備員を取り囲む騒ぎとなった。さらに予約券なしで支那館の列に並んだ来場者が、係員の制止を無視して入館するなどの混乱があった。

 一方、支那のインターネット検索百度が同日実施したパビリオン人気投票で「日本館」が2位になった。「万博に行ったら入りたいパビリオン」を複数回答で聞いたところ、回答した約千人のうち59%が「支那館」と答えてトップ。次いで日本館38%、英国館27%、フランス館17%の順となった。最高で3時間待ちとなった日本館について、ネット上で「並んでもハイテクは一見の価値がある」とする高い評価があった。

平成22年5月3日(月)08:00

上海万博 気温30度で熱中症 長い行列、暑さ対策急務
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# by unkotamezou | 2010-05-03 08:00 | 産業 經濟
自民党が国民投票法施行後に憲法改正原案を提出

 自民党は、今月18日の国民投票法施行後、今国会の会期中に憲法改正原案を提出する方針を固めた。

 原案は、憲法96条が定める憲法改正の発議要件の緩和を軸に検討している。衆参両院の憲法審査会が機能していないため、改正原案が審査される見通しはないが、参院選に向け、憲法改正問題に積極的な姿勢を示す狙いがある。憲法96条は、国会が憲法改正を国民に発議する際の要件を「各議院の総議員の3分の2以上の賛成」と定めている。自民党は憲法改正を容易にするため、これを「過半数の賛成」とする方向で調整している。

 国民投票法は憲法改正の手続きを定めた法律で平成19年に制定された。同法制定に伴う国会法改正で改正原案は国民投票法施行後、衆院で100人以上、参院で50人以上の賛成で国会に提出できるようになる。自民党は衆参両院で必要議員数を単独で確保しており、提出時期などは国会の審議状況を見ながら検討する。

平成22年5月3日3時8分

憲法改正原案、自民提出へ…発議要件緩和
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# by unkotamezou | 2010-05-03 03:08 | 政治 行政 立法
南西諸島に国防軍配備 支那に対抗

 北沢防衛相は30日、支那海軍の日本近海での活動活発化などを受け、与那国島など南西諸島への自衛隊配備に向けた調査費を平成23年度防衛省予算に計上し、配備場所や規模などを本格検討する考えを示した。

 訪問先のニューデリー市内で記者団に語った。

 防衛相は、支那艦隊が4月、沖縄本島と宮古島の間の公海上を通り抜けて訓練を行ったことを受け、「今回のように追尾だけで本当にいいのかという問題もある。何らかの配備を考えなければいけないという空気は防衛省の中でも非常に強くなっている」と述べた。

平成22年5月1日0時53分

与那国などへの自衛隊配備、来年度に本格検討
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# by unkotamezou | 2010-05-01 00:53 | 國防 軍事
両生類で初、蛙のゲノム解読

 奈良先端科学技術大学院大の荻野肇特任准教授(バイオサイエンス研究科グローバルCOE発生ゲノミクス研究班)等国際共同研究隊が、アフリカ産の蛙のゲノム(全遺伝子情報)の解読に成功、30日付の米科学誌科学に発表した。両生類のゲノム解読は初めてで、生物の進化過程解明の進展や、医療への応用が期待される。

 荻野准教授によると、解読したのは遺伝子研究のモデル動物として注目されているネッタイツメガエル。蛋白質の設計図となる遺伝子本体は2万個にのぼると想定されるという。解読した蛙のゲノムを、人、鼠、鶏、魚類のゲノムと比較したところ、遺伝子本体の数や種類に大きな違いはなかった。

 一方蛋白質生成を促すスイッチの役割を担うと考えられている塩基配列(調節配列)に限って比較すると蛙や四足動物では約3万カ所で共通しているのに対し、魚類は3万カ所のうち半分以上が異なる配列になっていたことが分かった。研究隊は「魚類と四足動物の違いは、遺伝子本体の違いによるのではなく、それをいつどこで働かせるかのスイッチの働きの違いによると考えられる」としている。

 今回の成果をもとに、両生類がもつ高い再生能力の仕組みが明らかになれば、人の再生医学をより戦略的に発展させられると考えられるという。ゲノム解読はこれまで人や鼠、鶏、河豚等様々な生物で行われてきたが、進化の過程で魚類と四足動物の間に位置する両生類のゲノムは未解読だった。荻野准教授らは8年前からネッタイツメガエルのゲノム解読を進めていた。

平成22年4月30日12時32分

両生類で初、蛙のゲノム解読 奈良先端大准教授等
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# by unkotamezou | 2010-04-30 12:32 | 自然 科學 技術
シーシェパード代表に逮捕状

 環境保護を標榜する米暴力団シーシェパードによる調査捕鯨妨害事件で、東京海上保安部は30日までに、傷害や威力業務妨害の容疑で、同団体代表、ポールワトソン容疑者(59)=カナダ国籍=の逮捕状を取った。警察庁を通じて国際刑事警察機構に国際手配を求める方針。

 一連の妨害事件で、海保はシーシェパードの組織的な関与を捜査。逮捕起訴されたメンバーの供述などから、ワトソン容疑者が指示していた疑いが強まった。

 逮捕状の容疑は、今年2月、南極海で、シーシェパード抗議船「アディギル号」元船長のピータージェームスベスーン被告(45)=傷害や威力業務妨害などで起訴=と共謀し、日本の調査捕鯨監視船「第2昭南丸」に、異臭を放つ酪酸入りの瓶を撃ち込むなどの妨害行為をした疑い。

 その後の海保の調べで、ベスーン被告から、妨害行為についてワトソン容疑者と事前に協議した、といった趣旨の供述が得られたほか、調査捕鯨団が撮影したビデオ映像からワトソン容疑者が妨害行為の現場にいたことも確認されたという。

 海保は、ワトソン容疑者の所在を確認し、条約締結国で確認できれば、犯罪人引き渡し条約や外交ルートを通じて身柄引き渡しを求める方針だが、協力が得られるかどうかは不透明で、逮捕までには困難も予想される。

 シーシェパードは昨年12月以降、南極海で、日本の調査捕鯨活動を執拗に妨害。捕鯨船団は97日間にわたる調査期間のうち計31日間の調査中断を強いられた。中断日数はシーシェパードの妨害行為が始まった17年以降最長で、捕獲頭数も予定の約半数の507頭と、18年度に次ぐ低水準にとどまっていた。

平成22年4月30日 8:16

シーシェパード代表に傷害容疑などで逮捕状
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# by unkotamezou | 2010-04-30 08:16 | 事件 犯罪 司法
月面で二足歩行ロボットまいど君

 雷観測衛星「まいど1号」の打ち上げに成功した東大阪宇宙開発協同組合(大阪府東大阪市)は27日、衛星に続く第2弾として、月面で活動できる二足歩行ロボットを開発する構想を発表した。

 名前は「まいど君」を予定。多額の開発費がかかるなど実現へのハードルは高そうだが、同組合は「中小企業が夢のあるプロジェクトに挑み続けることで、日本を元気にしたい」と意気込んでいる。

 日本のロボット技術は世界最高水準とされ、同組合は、衛星開発で培った、宇宙で機械を作動させるための放射線・放熱対策のノウハウを生かせば、月で活躍できるロボットが開発できるとしている。開発費は約10億円を見込む。政府が平成27年に月に探査ロボットを送り込む目標を掲げており、ロボットを相乗りさせたいという。

 二足歩行ロボットの月面着陸は当初、政府も検討していたが、専門家らから「砂に覆われた月面で、不安定な二足歩行は不向き」と指摘され、車輪駆動に変更している。これに対し、すぎ(木へんに久)本日出夫理事長は「人の姿に近い方がロマンや情熱を込めやすい。宇宙への夢を託せる魅力的なロボットを作りたい」と話している。

平成22年4月28日 23:56

二足歩行で月面テクテク、宇宙ロボ開発構想
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# by unkotamezou | 2010-04-28 23:56 | 自然 科學 技術
三十年ぶりに常用漢字を改定
 「語彙」「捻挫」「妖艶」。文化審議会国語分科会の漢字小委員会が23日、現行の常用漢字表に新たに196字を追加する新案を示した。

 30年ぶりとなる見直しでは、パソコンや携帯電話での「変換文化」を背景に多くの難しい漢字が登場、「読んで書ける」という趣旨に、「読んで変換できる」という考え方も加わった。同小委はふりがな使用も勧め、学校現場からは「書くのも基本、丁寧に教えたい」との声が上がった。

 「学校では手で書いて覚えるのが基本。完全には無理でも書くことを意識して丁寧に教えたい」。横浜市立西中学校の阿部康彦教諭(45)はそう話した。

 来年以降に実施される新学習指導要領では、中学2年までに小学校の「配当表」にある1006字が読み書きでき、3年までに常用漢字の「大体」が読めるのが目標だ。「社会で定着しつつある漢字を習うのは大事。新聞や本を活用して触れられるようにしたい」と見据える阿部教諭だが、「淫」や「艶」などの漢字については「どういう例示を出したらいいか」と戸惑っていた。

 高校の指導要領は、「主な常用漢字」が書けるように、とされている。東京都立野津田高校の佐藤和彦副校長(47)は「大学入試で『鬱』『彙』などが出題される可能性がある。読めても書くのは大変で受験生には負担だろう。大学には良識ある出題を期待したい」と話した。

 小学生向け辞典を手がける小学館(東京都千代田区)では、新入生用に今年秋以降の販売を目指し、急ピッチで改訂作業を進める。約2900の漢字を掲載している辞典に新漢字を約80字追加するといい、編集者がゲラ刷りに一つ一つ直しを入れる作業に追われる。同社の松中健一・国語辞典編集長(49)は「正式な発表後の発売になるので告示時期が気になる」と話した。

 三省堂(同)も小学生用辞典を改訂する予定で、担当者は「30年ぶりの節目。全ページ見直す」と意気込んでいた。

 一方、教科書検定を控え中学の新教科書作りが佳境の教科書会社。東京書籍(東京都北区)の林雅也・中学国語編集長(46)は「文部科学省の指示次第では、補充資料を作ることも考えられる。新たな費用や手間がかかるかも」と予想する。

 新常用漢字表では196字が新たに加わる一方、「匁」など使用頻度の低い5字が削除されるため、現行の1945字から2136字になる。6月の文化審議会で文科相に答申された後、早ければ今年11月に内閣告示され、一般に使われるようになる。

◆携帯やパソコンでの使用頻度など重視◆

 常用漢字の趣旨は、「一般の社会生活での漢字使用の目安」とされる。パソコンや携帯電話の急速な普及を背景に、今回の新案では「変換して書く」ことを強く意識した。

 平成17年からの見直し作業では、新聞、書籍、インターネット上などで目にすることが多い約3500字を選定。この中から使用頻度が比較的高い字や、「堆積」のように漢字の方が意味が伝わりやすい字などを中心に絞り込んだ。

 結果、新しい案には、29画もある「鬱」など読み書きとも難しい字が多数入った。文化庁によると、「鬱」の出現頻度は1803位。現行の常用漢字には3000位以下の字もあった。ただ同庁の調査では「読みにくい」という意見も半数を超えており、小委ではこうした漢字について「場合によってはふりがなの活用を」と提案している。

平成22年4月24日3時2分

新漢字「変換文化」意識 読めれば良し、難字も
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# by unkotamezou | 2010-04-24 03:02 | 歴史 傳統 文化
かぐや姫は月ではなく富士山に登った

◇日吉浅間神社保存「富士山大縁起」市立博物館で公開

 竹取物語の主人公、かぐや姫は使者に迎えられて月へ向かったのではなく、富士山に登った。各地のかぐや姫伝説の中で、富士市では、かぐや姫が富士山に登る物語が伝わるが、その根拠が地元で見つかり、富士市立博物館(同市伝法)で開催中の企画展「富士山縁起の世界」で公開されている。同館の大高康正学芸員は「かぐや姫が富士山に登る物語は金沢文庫(横浜市)の資料にあるが、伝説の基になる文献が地元で確認された意義は大きい」と話している。

 この文書は同市今泉の日吉浅間神社(六所芳和宮司)の蔵に保存されていた「富士山大縁起」。約4万点に上る六所家旧蔵資料の寄贈を受けた同館が調査中に見つけた。六所家は明治初めまでは寺院「東泉院」だった。正別当(僧職者)が嘉祥元年に原本から書き写したものを天文15年に正別当が見つけ、書写した。かぐや姫は「赫夜姫」とある。

 この文書での伝説の大意は全国できさき探しをしていた桓武天皇の使者が姫と対面、きさき候補に勝手に決めてしまう。姫は望まず、世の中と隔絶し、富士山の洞くつに入ると老夫婦に告げ、かぐや姫は「浅間大菩薩」という神になった。

 当時の富士山は深い信仰の対象。企画展では、富士山や富士山信仰に関する寺社の由来や伝説を記した書物を「富士山縁起」と位置づけ、計77点を紹介している。

平成22年4月23日15時45分

かぐや姫 月でなく富士山に登った伝説の根拠、富士市に
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# by unkotamezou | 2010-04-23 15:45 | 歴史 傳統 文化
日本の有人宇宙船に夢
 次は家族で宇宙や南極へ。米スペースシャトル「ディスカバリー」に搭乗した山崎直子さん(39)は22日午前(日本時間23日未明)、自宅があるヒューストンで帰還後初の会見に応じた。

 「無重力の宇宙では、四方八方フルに使えることにびっくりした」と山崎さん。帰還を実感したのは「滑走路に降りた時の風や木のにおい」。丸2日たち、「地球の重力にようやく慣れ、日常の生活に戻った」という。

 一番の思い出は飛行4日目。ロボットアームを操作し、物資コンテナを国際宇宙ステーションへ取り付けた。「その瞬間、実は日本上空を通っていた。感無量だった」

 宇宙食では「少し辛めのカレーライスがおいしかった」が、帰還後に食べたかったのは夫大地さん(37)と長女優希ちゃん(7)も大好きというそば。自宅に戻った21日に食べた。

 一緒に通う空手教室で一足先に進級した優希ちゃんには「おめでとう、頑張ったね」と声を掛けた。優希ちゃんが「宇宙に行きたい」と話すことに触れ、「興味を持ってくれ、すごくうれしい」と母親の顔に。「次はみんなで宇宙に行きたいね」と話し合っているという。今後は「(宇宙飛行士選抜から)11年間、家族で旅行に行けなかった。宇宙から見た氷河がすごくきれいだった南極に行けたら…」。宇宙を目指すきっかけになった昭和61年のチャレンジャー号爆発事故で、犠牲になった日系人飛行士の墓があるハワイの海にも行きたいという。

平成22年4月23日5時38分

家族旅行、宇宙や南極に 山崎さん、帰還後初会見
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# by unkotamezou | 2010-04-23 05:38 | 自然 科學 技術