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伊勢神宮で秋篠宮さまらが「お木曳」ご視察
伊勢神宮で秋篠宮さまらが「お木曳」ご視察

 秋篠宮さまと長女の眞子さまが30日、三重県伊勢市を訪れ、伊勢神宮の式年遷宮の御用材を神宮に運び入れる行事「お木曳(きひき)」を視察し、一部で参加もされた。

 この日は内宮(ないくう)を流れる五十鈴川で、御用材を載せたそりを引いてさかのぼる「川曳(かわびき)」が行われ、約4900人が参加して、6つのそりを引いた。

 秋篠宮さまと眞子さまは、色とりどりの法被を身に着けた地元住民らが「エンヤ、エンヤ」と勇ましく引く様子を川岸から視察。その後、川から上げられ、内宮の神苑に運ばれたそりを、自らも白い法被姿になって住民らと一緒に笑顔で数十メートル引くなど、伝統行事を楽しんだ様子だった。

 視察に先立ち2人は、伊勢神宮の外宮(げくう)と内宮をそれぞれ参拝した。

 お木曳は、20年ごとに社殿などを建て替える式年遷宮の行事の1つで、2年にわたって実施され、今年は同日で終了。来年も5月から7月にかけて行われる。

(07/30 18:15)
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by unkotamezou | 2006-07-30 18:15 | 皇室
【書評】『東條英機 歴史の証言』渡部昇一著
【書評】『東條英機 歴史の証言』渡部昇一著

東京裁判史観から脱すべし

 昨春刊行の『完訳 紫禁城の黄昏』(小社刊)において監訳を務め、東京裁判で抹殺された同書を掘り起こした著者が、刊行直後にGHQによって発禁処分となり、これまた昨年復刊(ワック出版)されるまで顧みられることがなかった東條の宣誓供述書に光を当て、当時の時代背景を含めた懇切丁寧な解説を施したのが本書である。

 著者がこの供述書を取り上げる理由は、開戦前後の政局を担当した当事者による証言という比類なき資料的価値に尽きる。これに賛同するも批判するも、昭和史を研究する者は、まず何をさしおいても目を通さねばならない第1級資料であると著者は言う。

 この供述書において、東條が言わんとしたことを整理すると、戦前の日本は、連合国側の軍事的経済的圧迫によって存立の重大な危機に曝されており、大東亜戦争とは連合国側の挑発によるもので、日本にとってはやむにやまれぬ自衛戦争であった。従って満州事変から大東亜戦争にいたるまで、日本には一貫した侵略計画があったとの検事側の見解は、荒唐無稽(むけい)というしかない、というものである。

 日本を戦争犯罪国家、侵略国家として断罪したいと考えていたGHQが、この言い分を許すわけにいかず、発禁処分としたのは当然といえたが、日本国内においては今でもこの東條の言い分を認めない人たちが多い。しかし、重要なことは戦後アメリカに戻ったマッカーサーが、上院の軍事外交合同委員会で、東條の供述をそっくりそのまま認める発言をしていることである。この事実に日本人自身が早く気づき、東京裁判史観から一刻も早く脱するべきであると、著者は声を大にして訴える。(祥伝社・2310円)

 祥伝社書籍出版部 角田勉

(07/29 05:00)
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by unkotamezou | 2006-07-29 05:00 | 歴史 傳統 文化
“日本語の乱” 国語世論調査 重複表現「気にしない」過半数
“日本語の乱” 国語世論調査 重複表現「気にしない」過半数

怒り心頭に達す→74% 愛想振りまく→48%

 「怒り心頭に達する」という誤った慣用句を使う人が74・2%に達していることが26日、文化庁の「国語に関する世論調査」の結果で分かった。「怒り心頭に発する」と正しく使えるのは14・0%で、5倍の人が間違っていた。「従来から」「あとで後悔する」といった重複表現を気にしない人も過半数に達しており、日本語の乱れが懸念されている。

 調査は2~3月、全国16歳以上の男女3652人を対象に面接方式で実施。57・7%にあたる2107人から回答を得た。

 誤用されやすい慣用句について二択でどちらを使うか尋ねたところ、激しく怒ることを意味する「怒り心頭に発する」という正答を選べたのは14・0%しかおらず、74・2%は「怒り心頭に達する」を使用すると答えた。「頭に来る」という類似表現があるため、その連想から「達する」と誤解されているようだ。

 周囲に明るくにこやかな態度を取る意味の慣用句は「愛嬌(あいきょう)を振りまく」が正しいが、正解者は43・9%しかおらず、「愛想を振りまく」(48・3%)の方が上回った。愛嬌と愛想の意味が似ているため混同されているという。

 曖昧(あいまい)な言い方をすることは「言葉を濁す」が正しいが、27・6%は「口を濁す」と回答した。また、我慢できない「腹に据えかねる」という慣用句は、18・2%が「肝に据えかねる」とした。

 また、言葉の意味が重なる重複表現について気になるかどうかを聞いたところ、「従来から」は74・4%、「あとで後悔した」は54・4%、「一番最後」は50・5%が「気にならない」と回答した。

■「敬語」難しい→67% だが使いたい→92%

 国語に関する世論調査では、社会生活を営む上で敬語を使いたい人が92・5%に達しているものの、「難しい」と感じる人が67・6%いることが分かった。話し手が聞き手に上品な印象を与えるために使う美化語の「お」の使用をめぐっては、「弁当」に「お」をつけて話すのは女性の4分の3を占めたが、男性は4分の1にとどまっており、男女差もくっきりと表れた。

 文部科学相の諮問機関である文化審議会の国語分科会は現在、敬語の指針を作成しており、今回の調査結果も踏まえて来年2月までに答申する方針だ。

 敬語使用についての考えを聞いたところ、社会生活を営む上で「使いたい」としたのは92・5%で、「使いたくない」の6・2%を大幅に上回った。ただ、敬語が難しいと感じたことが「ある」のは67・6%で、「ない」(31・3%)の倍以上に達した。敬語を使う対象(複数回答)では、「年上」が82・7%と最も多く、「目上」「知らない人」「尊敬する人」が50%以上で続いた。

 美化語の「お」をつけるかどうかを15の言葉について聞いたところ、「菓子」「酒」「米」「皿」「弁当」「茶碗(ちゃわん)」は「お」を付ける人が多かった。「酢」(43・1%)と「お酢」(44・8%)は拮抗(きっこう)した。

 男女別に見ると、使用率はすべての言葉で女性の方が男性を上回った。特に、「弁当」「皿」「酒」「米」については、7割以上の女性が「お」を付けて話すが、男性の場合は4割未満で大きな男女差が表れた。

 一方、「菓子」に「お」を付けるのは女性の85・2%、男性の60・1%。唯一、男性の使用率が過半数に達した。

 業務終了時のかけ声を尋ねたところ、目上に「お疲れ様」を使うのが69・2%で「御苦労様」の15・1%を大幅に上回った。目下の人に「お疲れ様」というのは53・4%で「御苦労様」は36・1%。一般的には、目上に対し「御苦労様」を使うのは失礼とされるが、そのマナーが一応は定着していることがうかがえた。
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by unkotamezou | 2006-07-27 05:00 | 教育 學問 書籍
広重の写生帳、米国で発見 流出し不明のまま八十年
広重の写生帳、米国で発見 流出し不明のまま80年

 「東海道五十三次」などで知られる江戸時代の浮世絵師、歌川広重(1797-1858年)の写生画と旅日記が記された「甲州日記写生帳」が米国に現存していることが分かった。明治時代に海外に流出し、その後行方が分からなくなってから約80年ぶりの発見。広重の創作の裏側を知る貴重な資料として研究者の注目を集めている。

 写生帳は広重が1841年秋、甲州(山梨県)の商家に招かれて江戸から旅をした際に携行。和紙19枚を2つ折りに和とじし、縦19.6センチ、横13.1センチの冊子にしてある。冒頭に「旅中心おほえ(覚え)」とあり、昇仙峡(甲府市)や富士川など道中の風景を墨で描いた18点の絵と、末尾に日記が記されている。

 調査に当たった那珂川町馬頭広重美術館(栃木県)の市川信也学芸員は「巧みな構図、筆さばきに驚いた。日記には滞在先で連日、歓待を受けた様子が書かれている。当時、絵師がよく地方に招かれたというが、その実態が分かる初めての資料だ」と話している。

 昨年、ロンドンのオークションで落札され米国に渡ったことが分かり、市川学芸員が所有者を突き止めた。借り受けて鑑定したところ、本物と判明した。写生帳は9月5日から千葉市美術館(同市中央区)で初公開。来春以降、滋賀、福島両県の美術館で展示される。

07/26 18:16
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by unkotamezou | 2006-07-26 18:16 | 歴史 傳統 文化
麻生外相マレーシア入り 六カ国外相会合の行方が焦点
麻生外相マレーシア入り 6カ国外相会合の行方が焦点

 【クアラルンプール=大谷次郎】麻生太郎外相は26日午前(日本時間同)、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議などに出席するためマレーシアのクアラルンプールに到着した。

 同日午後に東アジア首脳会議(EAS)外相会議、ASEANプラス3(日中韓)外相会議に出席。27日には韓国の潘基文外交通商相、中国の李肇星外相とそれぞれ会談する。

 麻生氏は、北朝鮮のミサイル発射をめぐる国連安全保障理事会の非難決議採択を受け、改めて北朝鮮の核・ミサイル問題などに対する国際的な連携を強めたい考え。

 北朝鮮の核問題に関する6カ国協議の参加各国は28日のARFに合わせて外相会合を行う方向で調整している。しかし、北朝鮮の白南淳外相はARFに参加するものの、6カ国協議の外相会合には出席しない見通し。北朝鮮を除く5カ国での外相会合の開催も不透明な情勢となっている。

07/26 10:28
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by unkotamezou | 2006-07-26 10:28 | 政治 行政 立法
ソフォス、最新の「スパム送信国ワースト十二」を発表
ソフォス、最新の「スパム送信国ワースト十二」を発表

~ 日本ではコンピュータの“ハイジャック”対策などによりセキュリティ環境が改善傾向 ~

平成十八年七月二十四日

 法人向けセキュリティ対策大手のソフォス株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:アラン・ブロデリック)は本日、平成十八年第二四半期(四~六月)のスパムの最多配信国ワースト十二に関する最新のレポートを発表しました。

 世界各地に展開する脅威解析センター「SophosLabs」のリサーチャーが、上記期間に受信した全スパムを分析したところ、過去二年間で初めて、アメリカのスパム送信比率が前期より改善されていない結果が表れました。アメリカは世界のスパム送信の二十三・二%を占め、依然としてスパム送信国ワースト一にあがっています。

 支那と韓国は平成十八年年第一四半期からスパムを減少させるための管理強化を開始したにもかかわらず、チャート上ではアメリカに僅差で迫っています。日本から発信されるスパムの数は減少して十二位に順位を下げ、世界で一・六%にまで比率を落としています。

 スパム送信国ワースト十二は以下のとおりです。

平成十八年四月~六月

 一、アメリカ  二三・二%
 二、支那    二〇・〇%
 三、韓国     七・五%
 四、フランス   五・二%
 五、スペイン   四・八%
 六、ポーランド  三・六%
 七、ブラジル   三・一%
 八、イタリア   三・〇%
 九、ドイツ    二・五%
 十、イギリス   一・八%
十一、台湾     一・七%
十二、日本     一・六%
   その他   二二・〇%

 スパムの大多数は、ゾンビマシンあるいはボットネットコンピュータと呼ばれる、トロイの木馬やワーム、ウイルスによってハイジャックされ、ハッカーに操られたコンピュータから発信されていま。ソフォス株式会社代表取締役社長アラン・ブロデリックは次のようにいいます。

「国内で、スパムを中継するコンピュータの数が減ったのは大変喜ばしいことです。単に世界での比率ががっただけでなく、前四半期と比較して日本から送信されたスパムの絶対量が減ったことが確認されています。これは、国内でコンピュータにセキュリティ対策を適用するユーザーが増加している現われと思われます。」

 地域別に比較すると、スパム送信量はアジア地域でも引き続き増加していますが、ヨーロッパではさらに深刻な拡大傾向を見せています。平成十八年第一四半期にはヨーロッパから送信されるスパムは全体の二十五%でしたが、第二四半期には二十七・一%に増加しています。いまや、ヨーロッパはアメリカにかわる大量スパム送信地区となっています。

 地域別に見たスパム送信のランキングは以下のとおりです。

平成十八年四月~六月

一、アジア     四〇・二%
二、ヨーロッパ   二七・一%
三、北米      二五・七%
四、南米       五・五%
五、オーストラリア  〇・七%
五、アフリカ     〇・七%
  その他      〇・一%

 その他の注目される動向としては、以下の通りです。

ランキング外ではロシアからの送信が顕著

 ロシアはワースト十二カ国には含まれていませんが、ソフォスは、ロシアのスパマーが大規模なゾンビPCネットワークを構築しているとの動きを確認しています。ソフォスではロシアのスパム作成者が、ロシア国内千百万通のスパム送付に対し五百米ドルとする価格表を配布していることを発見しました。この価格表によると、その他百万ドルを出せば世界のどの国にでも五十米ドルでスパムを配信することができる、とされています。

アンチスパムフィルターを回避するために画像データを利用

 平成十八年のスパム送信手法として特筆すべきは、コンテンツを画像データに含むスパムの増加です。一月には全体の十八・二%%に過ぎなかったものが、六月には三十五・九%にまで増加しています。テスト解析のみを行うアンチスパムフィルターでは、テキストの代わりに画像を使用すれば、フィルターを容易に回避することができてしまいます。

「ポンプ&ダンプ詐欺」の増加

 株価情報を流して株価を操作し、短期間で不正に利益を得ようとする「ポンプ&ダンプ詐欺」は、平成十七年一月にはわずか〇・八%でしたが、平成十八年第二四半期には十五%にまで増加しています。このタイプの詐欺でも、テキストよりも画像データが多く使われ、広く一般に配布されます。このようなメールを見て反応する人の多くは投資に熟達していません。株価がジェットコースターのように乱高下することは企業にとっても投資家にとってもよい影響を与えず、スパマーのみに利益をもたらす結果となります。

 ソフォスでは、ゾンビネットワークの一部になる危険性を回避・削減するため、ウイルス対策ソフトを最新に保つこと、ファイアウォールをインストールすること、最新のセキュリティパッチを適用することを奨励しています。また、企業はメールアカウントの使用方法に関する実践的ポリシーの策定にも目を向けなければなりません。

ソフォスについて

 ソフォス(本社:英国アビンドン、最高経営責任者:スティーブ・マンフォード)は法人向けに統合脅威管理ソリューションを提供する世界的なリーディングカンパニーです。グローバル企業、SMB市場、教育機関、政府機関、金融業、製造業など、あらゆる規模、分野の組織をセキュリティ脅威から保護し、世界百五十カ国以上で三千五百万人以上のお客様にご導入いただいております。セキュリティ分野で二十年以上におよぶ実績と経験をベースに、セキュリティ解析センターが複雑な脅威に迅速に対応し、常時最新の対策をご提供しています。その高品質な技術力とサービスは多くのお客様から高い評価をいただいております。ソフォス株式会社(横浜市中区、代表取締役社長:アラン・ブロデリック)は、平成十二年七月に設立され、日本国内でのソフォス製品の販売、マーケティング、二十四時間/三百六十五日のテクニカルサポートを行っています。
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by unkotamezou | 2006-07-24 15:01 | 自然 科學 技術
タイで両陛下送迎のベンツが競売に 最高額三千五百五十五万円で落札
タイで両陛下送迎のベンツが競売に 最高額3555万円で落札

 【バンコク=岩田智雄】タイのプミポン国王の在位60周年記念行事に招待された25カ国の王族の送迎車が23日、バンコクで競売にかけられた。24日付バンコク・ポスト紙によると、天皇、皇后両陛下が乗られたベンツが最高額である1185万バーツ(約3555万円、1バーツ=約3円)で落札された。

 この競売は、ダイムラー・クライスラー・タイが行ったもので、競売に出された車はベンツ計40台。このうち30台が落札され、タイの自動車ディーラーが両陛下の車を落札した。

 続いて高額だったのはブルネイのボルキア国王が乗った車で1120万バーツ。好男子ぶりが評判となり、タイで人気が急上昇中のブータンのワンチュク皇太子の車は1110万バーツで落札された。競売の収益金の一部である578万バーツが、病気療養中のプミポン国王に寄付される。

07/24 13:00
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by unkotamezou | 2006-07-24 13:00 | 皇室
イーストウッド監督が「硫黄島戦」映画化 栗林中将に感銘
イーストウッド監督が「硫黄島戦」映画化 栗林中将に感銘

≪日米兵士"死闘の絆"≫

 死闘を乗り越え、兵士と遺族が戦後60年以上たった今、合同で慰霊祭を行う世界でも珍しい島・硫黄島を舞台にクリント・イーストウッド監督が日米双方の視点から2本の映画を製作中だ。日本側原案の一つ「散るぞ悲しき」の著者、梯(かけはし)久美子さん(44)や米国の研究者の話からこの戦いが残した傷跡の意味を探った。(戸津井康之)

≪家を思う手紙≫

 イーストウッド監督は当初、米軍の視点だけで撮る予定だったが、米軍に苦戦を強いた栗林忠道中将を知り、「日本の視点からも描く必要がある」と決断した。

 原案の「散るぞ悲しき」が出版されたのは平成17年7月。米軍の猛攻のさなか、東京の家族に送った栗林中将の手紙を、梯さんが3年前に偶然、目にしたのがきっかけだ。

 「勝手の下から吹き上げてくる風を防ぐ措置をしてこなかったのが残念です」

 2万の兵を率いる指揮官が遺書の中で最も気にしていたのが自宅の勝手のすき間風。

 「こんな優しい人が米軍を震撼(しんかん)させた。人間として追ってみたい」。軍人にまったく興味がなかった梯さんの心が強く揺さぶられた。

 栗林中将役を演じた渡辺謙さんは、梯さんに役作りの相談をしている。

 「優れた戦略家でありながら、部下と同じ食事をし、自宅のすき間風を心配する心優しい彼に真の侍の生きざまを感じます」。渡辺さんの栗林像に梯さんは強くうなずいた。

≪海兵隊の誇り≫

 「硫黄島戦は海兵隊にとっても、かつて経験したことのない過酷な戦闘だった。だからこそ同じ極限下で死力を尽くした日本兵に強いシンパシーを覚えるのです」

 元海兵隊司令部政治顧問で、日米関係論の研究家、ロバート・エルドリッチ大阪大大学院助教授(38)はこう話す。

 指揮官自らが最前線に立ち、24人中19人が死傷した。海兵隊が第二次大戦で得た勲章計84個のうち27個はこの36日間の戦いによるものだ。

 だが、エルドリッチ助教授にも、どうして日米合同慰霊祭が行われるのか疑問だった。「敵国の兵士同士がたたえ合う心境は正直、理解できなかった。私の父も沖縄戦の兵士でしたから」

 疑念が払拭(ふっしょく)されたのは3年前、硫黄島で行われた慰霊祭に参加した時だ。

 「年老いた日米の元兵士が涙を流しながら抱き合う姿を見て彼らの思いの一端に触れた気がした。国を愛するがために命を懸けた兵士の思いは、敵であっても相通じるもの。軍国主義ではなく、愛する者を守るための戦いだったのです」

【用語解説】硫黄島戦

 硫黄島は東京とサイパン島のほぼ中間に位置し、面積約22平方キロ。日本本土空襲の中継拠点とするため昭和20年2月19日、米海兵隊は硫黄島に上陸を開始。一方、日本陸軍総指揮官の栗林忠道中将は玉砕を覚悟しながらも持久戦に持ち込む奇策に打って出る。750個の地下要塞(ようさい)をトンネルで結び、上陸した米軍を奇襲。「5日で陥落できる」と考えていた米軍の猛攻をかわし、36日間にわたる抵抗を続けた。が、この結果、日本軍約2万1000人、米軍約2万8000人に及ぶ死傷者を出し、第二次大戦中最大かつ最悪の激戦と呼ばれている。

07/24 08:34
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by unkotamezou | 2006-07-24 08:34 | 冒險 競技 藝能 娯楽
麻生外相、比外相に北朝鮮のミサイル発射追及を表明
麻生外相、比外相に北朝鮮のミサイル発射追及を表明

 【マニラ=尾山宏】麻生外相は23日午後、マニラ市内でフィリピンのロムロ外相と会談し、北朝鮮のミサイル発射問題について、28日にマレーシアで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)で厳しく追及する考えを表明した。

 麻生外相は「ARFでは一致団結し、北朝鮮に断固たる姿勢を示したい。国連安全保障理事会では全会一致で(対北朝鮮)決議が行われたが、目的は決議ではなく、ミサイル、拉致、核の問題解決だ」と語った。ロムロ外相も同意した。

 これに先立ち麻生外相はアロヨ大統領と会談し、フィリピン政府と南部ミンダナオ島を拠点とするイスラム過激派組織モロ・イスラム解放戦線(MILF)との和平合意を支援する考えを伝えた。ミンダナオの停戦を監視している有志国の「国際監視チーム」に外務省職員1人を派遣し、経済開発の支援に継続的に取り組む方針を表明した。

2006年7月23日21時20分
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by unkotamezou | 2006-07-23 21:20 | 國防 軍事
長島茂雄 三十一 夢がなくちゃ プロ野球は
夢がなくちゃ プロ野球は

 巨人軍の4番打者は、日本を代表する打者でなければなりません。それはいつも胸に刻んでいましたね。全試合に出て、常に元気な姿をファンの皆さんに見せて勇気を与えなくちゃいけない。チームが苦境のときには、それをはね返すだけの力がなければいけないんです。それだけの技量と精神力が求められます。そのためには、常に自分との戦いですよ。ワンちゃん(王貞治)もそうだったよね。

 《盟友の王が今月6日、胃の腫瘍(しゅよう)摘出手術を受けるため、東京都内の病院に入院した。13日、見舞いに訪れた長嶋は、思い出のツーショット写真を3枚、王に手渡した。王入団の年、まだ若かった二人。V9・全盛時代の最強の3、4番コンビ。そして3枚目は2000年ミレニアムON決戦前の二人の握手。「この試合はやっておいてよかったな。全力を出し切った」(長嶋)。「ミスター、ありがとう。がんばるよ」(王)》

 どのチームの監督も大変だけれど、巨人の監督は、いわゆる独特の座を持ってるんですよ。勝利が義務付けられて、「勝つ」ことが大前提なんです。プレッシャー。重圧。伝統のチームだけに、OB、ファンの皆さんの目も注がれています。勝ちながらチームを作っていかなくちゃいけませんからね。「今年はまずチーム作りに専念」というわけにはいかないんです。

 《2001年のシーズンを終えて、長嶋はユニホームを脱いだ》

 あとは原(辰徳)君に託しました。彼にはヘッドコーチとしてそばにおいていろんなことを伝えました。2度目の監督を退くときは、引き継ぐ人にはある程度の戦力を残してから身を引きたいと考えていました。自分が経験した苦労はしてほしくないですからね。

 私の夢を引き継いで、原君も初のシーズン(2002年)で日本一になりました。堀内(恒夫)時代を経て、2度目の監督。つらいこともあるだろうが、浪人時代の経験はきっと生きると信じています。

 振り返れば幸せなプロ野球人生だったとつくづく思いますよ。当時はドラフト制度もありませんでしたから、好きな巨人で思う存分やれた。幸せですよ。

 今は、ドラフトにも逆指名、FA(フリーエージェント)も導入されて、新人、選手たちの夢もなんとか実現できる方向に近づいていますが、まだまだ工夫の余地があるかもしれません。夢がなくちゃ、プロ野球は。

 イチローも松井(秀喜)もメジャーに行ってしまって、日本の野球が空っぽになるんじゃないか、と心配する向きもありますが、そんなことはないんです。彼らの経験が、やがて日本のプロ野球を面白くすることにつながると信じています。

 今は、ファンの励ましを受けて、リハビリに専念しています。それも、まだやり残した夢があるからです。

 フィールド・オブ・ドリームス。印旛沼のほとりの野っぱらを駆けまわっていた少年のころの心が、今も私を野球にかりたてているんです。(敬称略、終わり)

《この連載は、解説部・宇恵一郎が担当しました。》

(2006年7月22日 読売新聞)
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by unkotamezou | 2006-07-22 07:50 | 冒險 競技 藝能 娯楽