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お相撲さんが泥棒逮捕 相撲部屋に男が侵入
力士が泥棒逮捕の大金星 相撲部屋に男が侵入

 31日午前2時35分ごろ、大阪府堺市大町東、祥雲寺内の出羽海部屋宿舎に男が侵入、ちょうど帰ってきた同部屋の幕下力士、出羽の郷(35)=本名・川原秀之さん=が見つけ、取り押さえた。堺北署が住居侵入の現行犯で男を逮捕した。

 調べでは、男は同市大仙中町の無職(48)。調べに対し、「まさか相撲部屋とは思わなかった。いきなり力士が現れて驚いた」と供述しているという。

 男は相撲部屋の合宿所と知らず、同寺内にある鉄筋二階建ての建物に窃盗目的で侵入したが、帰宅した出羽の郷と二階踊り場で鉢合わせ。出羽の郷に「何してるんだ。泥棒か」と一喝され、逃げようとしたが、後ろから羽交い締めで取り押さえられた。騒ぎに気付いた力士も駆けつけて取り囲んだため、男はすぐに観念したという。

 宿舎には春場所を終えたばかりの幕内力士普天王ら約30人が寝泊まりしており、出羽の郷は前夜から、同市内の知人の店で飲んでいた。

 出羽の郷は身長183センチ、体重125キロ。「春場所は負け越した(2勝5敗)が、このツキを次場所に持っていきたい」と話していた。

03/31 08:32
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by unkotamezou | 2006-03-31 08:32 | 自然 生活 社會 医療
靖国問題を解決するのは国際条約
■【正論】ノンフィクション作家・上坂冬子 靖国問題を解決するのは国際条約

“A級戦犯”に発言資格なき中韓

≪見事な松下の危機管理術≫

 久しぶりに感動した。

 先日、松下電器からわが家に一通のはがきが舞い込んだのがきっかけである。わが家のみならず、隣近所にも一斉に届いたそのはがきは例の石油ストーブが手元に残っていないかどうかの問い合わせであった。

 二十年ほど前に発売した同社の石油ストーブをめぐってトラブルがあったことが報じられ、その回収のためのテレビ広告や新聞広告を最近になって何度も目にしたから、あの事件かとすぐ分かった。

 人伝てに聞いたところによると、同社ではその製品の存在を64%まで突き止めたとのことだから、あとは耐用年数を終えて各家庭で廃棄されたとみていいだろう。それをさらにダメ押しするかのように郵便で問い合わせたことになる。個人情報管理の厳しい時代に、よくもまぁと私は方法論にまで気をまわしたが、このような場合は郵政公社の協力を得て行われるとか。

 それにしても企業はここまで徹底してトラブルに対処するのかと、私は感動したのであった。同社としてはトラブルを転じて信用の回復につなげようと志したに違いない。見事な前例を打ち立てたといえる。

 さて私としては当然ここで、この一件と例の永田議員の偽メールをめぐるドタバタとを見比べた。政界と経済界のトラブルに対する危機管理の力量の違いを嫌でも思い知らされたといっていい。

 もっとも政界は損益計算のはっきりした経済界と違って種々の思惑があろうから、事実関係の間違いに気づきながらも揺さぶりをかければ何らかのホコリが出るだろうと、往生際の悪い時間稼ぎをしたのかもしれぬ。

 ともあれ非を認めるやたちどころに態度を変え、それを逆手にとって失った信用回復につなげてみせた経済界の爪(つめ)の垢(あか)を、せめて政界に煎(せん)じて飲ませたい。

≪核心外した論議のみ空転≫

 ところで、本論はここからだ。靖国問題の対処に関しても、私は全く同じような印象を抱いている。

 歴代の首相が誰ひとり明快に解決できぬまま他国の言い分に振り回され押し流されてきて、今や日本は次期リーダーの選出さえも靖国問題によって左右されんばかりの情けないところまで追い詰められている。ひとえに、押されれば引くことしか考えず、発想の転換や新論拠の主張にとりかかろうともしない日本の腰の弱さが原因だ。

 靖国問題は心の問題だ、いや侵略に対する謝罪の問題だ、などと核心を外した論議ばかりを空転させてきたが、この問題を一刀両断に解決するのは国際条約である。そのことに気づいているのか、いないのか。

 戦争犯罪人と名指しされた日本人の命と引き換えに、サンフランシスコ平和条約が締結されて世界は平和を取り戻した。もちろん、条約には戦犯に関する取り決めが盛り込んである。

 何と書いてあるか。

 おおざっぱに言うと、この条約に署名、批准していない国々は戦犯について発言する権利はなく、日本の立場を損ねたり害したりするような行動に出る資格はないと記してある(第二五条)。

 しかも、日本と四十八カ国との間で交わしたこの肝心な条約に、中華人民共和国、韓国、中華民国(台湾)は署名も批准もしていない。

 つまり現在、日本との間でトラブルを抱えている中・韓いずれもが、国際条約の上でA級戦犯に関して発言資格なしとされた国々なのである。今のところ資格ありとされる国から日本は一度もクレームを受けていない。

≪なぜ出さぬ毅然たる声明≫

 靖国をめぐるトラブルを解決するのは、心の問題や侵略の問題ではない。核心はサンフランシスコ平和条約にかかわる問題、の一点につきる。

 いまこそ日本政府は、この条文を根拠に国家として毅然(きぜん)たる声明書を発表すべきだ。

 トラブルの対処に当たって言を左右にしてタイミングを外した民主党方式でなく、ここぞというときに一丸となって体当たり解決に踏み切った松下方式になぜ見習わぬ。

 この原稿が活字になるころ、私は『戦争を知らない人のための靖国問題』(文春新書)を出版する。その最終章に、私なりに、たまりかねて中国の胡錦濤主席と韓国の盧武鉉大統領宛てに書いた声明書私案を掲載した。

 今度の新書に限って、読者にも終わりから読んでほしいと望まずにいられない。できれば王毅駐日中国大使が、せめて最後の四ページだけでも翻訳して本国に打電してくれるよう切望している。

(かみさか ふゆこ)
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by unkotamezou | 2006-03-27 05:00 | 政治 行政 立法
東芝が韓国企業に勝訴 メモリー特許侵害訴訟
東芝が韓国企業に勝訴 メモリー特許侵害訴訟

 フラッシュメモリーの特許を侵害されたとして、東芝が韓国ハイニックス半導体の日本法人に、輸入販売の差し止めや約2億9000万円の賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は24日、特許権の侵害を認め、ハイニックス側に販売差し止めと約780万円の支払いを命じた。

 判決によると、ハイニックス製品の売り上げは2004年7月から05年6月までが計約7億8400万円で、その1%を賠償額とした。

 東芝は04年、日米で特許侵害の訴訟を起こした。米国際貿易委員会(ITC)にも提訴している。米国内では係争中。

 日本政府は1月、ハイニックスが韓国政府の補助金を受け、不当な安値でDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)を日本へ輸出しているとして、同社の製品に高関税を課す相殺関税を発動している。

3月24日21時7分
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by unkotamezou | 2006-03-24 21:07 | 自然 科學 技術
極小の「分子ペンチ」開発 光に反応、別の分子ねじる
極小の「分子ペンチ」開発 光に反応、別の分子ねじる

 三種類の分子を組み合わせて、光に反応して別の分子を挟んでねじることができる極小の「分子ペンチ」を、東京大の金原数(きんばら・かずし)講師(有機化学)や村岡貴博さんらの研究グループが開発した。23日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

 1ナノメートル(10億分の1メートル)のスケールで機械のように動く分子は「分子機械」と呼ばれ、医療やナノテクノロジーの分野での利用が期待されているが、従来の分子機械は回転運動やスライド運動など比較的単純な動きしかできず、応用の範囲が限られていた。グループの相田卓三教授は「これまで部品でしかなかった分子機械が、道具として使えるようになる第一歩だ」と話している。

3月23日3時7分
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by unkotamezou | 2006-03-23 03:07 | 自然 科學 技術
王ジャパン、世界を制覇 WBC「初代王者」に
王ジャパン、世界を制覇 WBC「初代王者」に

 【サンディエゴ(米カリフォルニア州)=奥山次郎】初めて大リーグ選手らが参加した野球の国別対抗戦、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は二十日、サンディエゴのペトコ・パークで決勝を行い、日本代表はアマチュア最強のキューバ代表に10-6で勝ち「初代王者」に就いた。

 大会は北中米や東アジア、欧州、アフリカなどから十六カ国・地域が参加。一次リーグから決勝までの全三十九試合を行い、七十三万七千百十二人の観衆を集めた。大リーグ機構によると、大会が放送されたか、今後放送予定の国・地域は二百五に上る。

 王貞治監督率いる日本は二次リーグで米国、韓国に敗れながら辛くも準決勝に進出。韓国に雪辱して進んだ決勝では投手力や機動力を生かした“日本野球”で栄冠を勝ち取った。野球が五輪正式競技となった一九九二年バルセロナ大会以降、四大会で優勝がなかった。WBCの次回大会は三年後の二〇〇九年に開催され、その後は四年に一度、開催される見通し。

≪王さんだからこそ≫

 「ニッポンコール」渦巻くペトコ・パークで王監督が宙に舞う。一回、二回、そして三回。笑顔がくしゃくしゃになっていく。「絶対世界一になる」。宣言通り、野球発祥の地で味わう頂点。「最高だよ」。目を潤ませた。

 代表監督は、楽な役回りではなかった。三月二十五日には日本のプロ野球も開幕する。ソフトバンクの練習を見たのは、代表合宿に合流した二月二十日が最後。ほとんど留守にしたまま、開幕を迎える。

 出場辞退も相次いだ。主砲に期待したヤンキースの松井秀に、教え子であるホワイトソックスの井口も大リーグを優先。救援型投手の構成も「右腕五人、左腕一人」と、いかにもいびつになった。十二日の米国戦では、タッチアップした西岡の離塁をめぐる疑惑の判定に見舞われ、抗議するとスタンドから屈辱的な大ブーイングも浴びた。

 それでも、王監督でなければ、日本が世界の頂点に駆け上がることはなかっただろう。

 「王さん、そして王さんの率いる日本チームと同じグラウンドに立てるのは特別な気分だ」と話したのは米国のマルティネス監督。八百六十八本という世界最多本塁打記録を持つ王監督には外国メディアも「ミスター・オー」ではなく、尊敬の念を込め日本語で「王さん」と呼び掛けた。ロドリゲスやグリフィーといった大リーグのスーパースターたちも次々にあいさつに訪れる。日本の大きな戦力となったイチローも、そんなスーパースターの一人。こんな話を明かした。

 「『打撃は簡単でしたか』と伺ったら『簡単だったことはないよ』と答えてくれた。僕も、そう思ってきた。偉大な打者に言ってもらって勇気付けられた」。世界の尊敬を集める王監督だからこそ、チームは一つになれた。

 WBCでの成績が閉塞(へいそく)感漂うプロ野球の今後を左右するという思いもあった。しかも野球は二〇〇八年北京大会を最後に五輪から消える。

 「野球発展のために、できることがあれば何でもしたい」。その思いは、アテネ五輪にかけた元五輪代表監督の長嶋茂雄氏と重なる。米国に乗り込んだ王監督のジャケットの胸には、「着けていってほしい」と長嶋元監督が託した日の丸のバッジも光っていた。

 「王監督率いる日本の野球が、世界の野球に変わったことを意味する価値ある勝利」。長嶋元監督は優勝をわがこととして喜び、王監督も「野球の素晴らしさを世界に伝えられた」と、同じ言葉で、喜びを表現した。

 二人が紡いだ日本球界の悲願達成。「でも、これで、終わりじゃないんだ」と王監督は付け加えた。尽きることのない野球への情熱が日本代表の魂だった。(奥山次郎)
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by unkotamezou | 2006-03-22 05:00 | 冒險 競技 藝能 娯楽
王ジャパン、初代王者に 松坂がMVP WBC
WBC決勝 似たもの同士激突

 【サンディエゴ(米カリフォルニア州)=奥山次郎】野球の国別対抗戦、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は20日、サンディエゴのペトコ・パークで決勝を行い、日本代表はアマチュア最強のキューバ代表に10―6で勝ち、初代王者に輝いた。

 日本は一回一死満塁の場面で多村(横浜)の押し出し死球で先制。さらに、小笠原(日本ハム)の押し出し四球、今江(ロッテ)の中前適時打などで畳みかけ、4点を挙げた。五回にも日本は2点を加えた。

 その後、日本に守備の乱れが出て、キューバに1点差まで追いつかれたが、九回にはイチロー(マリナーズ)の適時打、代打福留(中日)の2点適時打などで突き放し、八回途中でリリーフに立った守護神の大塚(レンジャーズ)がキューバの反撃を1点に抑えた。

 MVPには松坂大輔投手(西武)が選ばれた。

■ 日本代表・王貞治監督「(日本代表は)初めてだったけど、こんなにプレッシャーが大きいとは思わなかった。たくさんの人たちに支えられ金メダルを取ることができた。本当にうれしい。こんなに素晴らしい気分を味わえて、言うことはないです。野球がスポーツの中でも最高のものだということを、選手たちがいい形で世界中にアピールしてくれた」

■ 日本・イチロー「僕の野球人生にとって最高の日です。素晴らしい仲間と野球ができて本当にうれしい。ものすごいプレッシャーだったけど、こんな形で終わるなんて。僕の方がチームメートたちに持ち上げてもらった。このチームでメジャーで戦いたいくらい。それくらい素晴らしいチームだった」

■ ヤンキース・松井秀喜「日本戦は可能な限り観戦していました。優勝という最高の結果だけでなく、ファンの皆さんに日本野球のレベルの高さを示した大会だったと思う」

【WBC決勝】日本 10-6 キューバ

◇ WBC決勝(ペトコパーク)
日 本   4 0 0   0 2 0   0 0 4 = 10
キューバ   1 0 0   0 0 2   0 2 1 = 6

(勝)松坂1勝
(S)大塚1S
(敗)ロメロ1敗
[本塁打]
(日)
(キ)パレ1号ソロ、セペダ1号2ラン

≪日本、九回に突き放す≫

 日本が九回に突き放した。1点差と迫られた直後の九回、西岡のバント安打などで一、二塁。イチロー、代打福留の適時打などで4点を挙げ、勝負を決めた。

 日本は一回に多村の死球で先制。二死後、小笠原の押し出し四球、今江の中前打で計4点を奪った。五回は内野安打と犠飛で2点を加えた。

 松坂は4回を本塁打の1失点。八回途中からは大塚が抑えた。

≪イチロー3番が機能≫

 イチローの3番が機能した。一回は一死二塁から四球で出てその後の多村の押し出し死球につなげ、五回は先頭で二塁打。効果的な中盤の2点の突破口となった。圧巻は1点差に迫られた直後の九回。一死一、二塁から右前に転がし、再び王ジャパンを勢いづけた。

 イチローがキューバと戦うのは初めて。「全く知らない。でもどんな選手がいるのか楽しみです」が戦前の正直な感想だった。キューバは決勝進出が決まってから練習を公開しておらず、文字通り初めて見た相手との戦い。しかし、イチローならではの対応力でハンディをはね返し、すべての得点機に絡んだ。

≪アーロン氏が始球式≫

 通算755本塁打の大リーグ記録を持つハンク・アーロン氏が始球式を務めた。

 日本の本塁打王、王貞治監督に付き添われる形でマウンドに向かい、キューバの選手を相手に見事な投球をみせた。

 アーロン氏と王監督はともに世界に少年野球を普及させる活動を行っている。1月にワシントンで行われた日米野球交流のパーティーでも親交を深めた。試合前にもかかわらず、楽しそうに談笑していた。

≪一塁はデービッドソン塁審≫

 米国戦での判定変更で名前が知れ渡ってしまったデービッドソン審判員が、決勝では一塁塁審を務めた。

 同審判員は、米国戦で日本が勝ち越し点を奪ったかに思えたプレーで「走者の離塁が早すぎる」としてアウトに。メキシコ―米国では、メキシコ選手の右翼ポールに当たったように見えた当たりを本塁打ではないと判定し、猛抗議を受けた。

03/21 18:15
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by unkotamezou | 2006-03-21 18:15 | 冒險 競技 藝能 娯楽
「絶対勝ちたい」と王監督 WBC、あすキューバ戦
「絶対勝ちたい」と王監督 WBC、あすキューバ戦

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の王貞治(おう・さだはる)監督は19日、記者会見をはじめ何度も取材に応じ「絶対勝ちたい」と話すなど20日の決勝に闘志をみせた。

 対照的にキューバのベレス監督は主催者の要請を断り、沈黙を守った。

▽ 日本・王監督

 開幕前は準決勝に進んで米国と対戦することを目標にしていた。「予想外の決勝進出だったけど、ここまできて選手もその気になっている。チームで全力を尽くして、絶対勝ちたい」と心境を口にした。

 手ごたえはある。「選手は、公式戦の開幕を迎えるころの調子になっている。最高の舞台なので、思い切ってやってくれると思う」

 アマチュア世界最強のキューバと対決するイメージも浮かんでいる。「どかんどかん(という長打攻勢)はないだろう。うまくつなげた方が勝つ」と集中攻撃に期待。守備面では「松坂、渡辺俊、大塚の3人で終わればベスト」と理想の継投を明かした。

▽ キューバ・ベレス監督

 戦略を練るのに集中したいのか、少しでも情報が漏れるのを嫌うのか。ベレス監督は報道陣の前に姿を現すことさえも避けた。代わってカブレラ広報部長が「士気は日に日に上がっている。日本で最初に投げる投手(松坂)のビデオも既に見ているし、チーム状態は100パーセントだ」と自信をのぞかせていた。

≪王監督にもらった勇気 最後の試合には感傷も≫

 決勝を前日に控えたイチローが、公式記者会見で王監督と並んだ。その席で、同監督から聞いた印象に残るひと言について明かした。

 「世界のホームラン記録を持っておられる偉大な王監督に『バッティングが簡単だと思ったことがありますか』とお伺いしました。その時、監督からは『そんな時期は全くなかった』と言われて、すごく勇気づけられました」

 大リーグ屈指の安打製造機は、さらなる技術向上にこだわる姿勢を忘れたことがない。2月21日の練習から始まった日本代表の戦いで、現状に決して満足しないことが大切なこととあらためて心に刻んだようだ。

 王ジャパンの戦いもあと1日を残すのみ。「できればこのチームでメジャーを戦いたいくらい」。さまざまな思いが詰まった約1カ月は、どんな形で結末を迎えるのだろうか。

≪松坂ら決勝に備えて調整≫

 野球の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本は19日、サンディエゴ(米カリフォルニア州)のペトコ・パークでキューバとの決勝に備えて松坂(西武)らが約2時間練習した。

 フリー打撃では、イチロー(マリナーズ)らが快音を響かせていた。右太ももを痛めて準決勝を欠場した三塁手の岩村(ヤクルト)は、定位置でノックを受けた。

 キューバは選手数人が1時間軽く汗を流したが、全体練習は行わなかった。ベレス監督も会見に応じなかった。

 決勝は20日午後6時(日本時間21日午前11時)にプレーボールの予定。

 予告されてはいないが、日本の先発投手は松坂。キューバはオデリンらの名前が挙がっている。

≪先発出場したい 岩村≫

 右太ももを痛めて準決勝を欠場した岩村は、王監督に先発出場を"直訴"するという。

 「けがで無理というのならしょうがないけど、一通りの動きはできているし、悔いの残らないようにしたい」と、はやる気持ちを抑えきれない様子で言った。

 ずっと先発出場してきた自負もある。「使ってもらってきて、期待にこたえたいというのもあるし、自分の中でもサード岩村でという気持ちがある」と話した。

≪対キューバ、5連敗後に1勝≫

 日本とキューバは、五輪では野球が正式競技となった1992年バルセロナ大会から04年アテネ大会まで6戦して、日本が1勝5敗と負け越している。

 日本は、バルセロナでは予選リーグで2―8と完敗。96年アトランタ五輪では善戦し、予選リーグは延長十回、7―8でサヨナラ負け。再び対戦した決勝は、松中(当時新日鉄君津)が満塁本塁打を放ったが、9―13で敗れた。

 プロ・アマ合同チームで挑んだ2000年シドニー五輪の予選リーグでは、決勝トーナメント進出を決めた後に手の内を隠した格好で対戦し、2―6で敗戦。準決勝は投手戦となり、0―3で競り負けた。

 初勝利はアテネ五輪。1次リーグでぶつかり、和田一(西武)、城島(現マリナーズ)、中村(現オリックス)が先発のオデリンから本塁打。松坂(西武)も右上腕に打球を受けるアクシデントをものともせず、九回途中まで3点に食い止め、6―3で逃げ切った。

03/20 15:41
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by unkotamezou | 2006-03-20 15:41 | 冒險 競技 藝能 娯楽
WBC あすキューバと決勝
WBC あすキューバと決勝

「勝つべきは僕らだ」日の丸イチロー

 【サンディエゴ(米カリフォルニア州)=奥山次郎】野球の第一回「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)は十八日(日本時間十九日)、サンディエゴのペトコ・パークで準決勝を行い、日本は韓国に6-0で雪辱し、決勝に進出した。

 日本は0-0の七回、福留の代打二点本塁打で均衡を破り、一気に打線が爆発。投げては先発の上原が7回3安打8奪三振と好投した。

 決勝は二十日午後六時(同二十一日午前十一時)から。日本は「世界一」をかけてアテネ五輪金メダルのキューバと対戦する。



 重圧を一身に背負ってきた。

 「向こう三十年、日本には手を出せないと思わせたい」といってのけた韓国に二連敗。「三連敗したら日本球界に汚点を残す」と、悲壮な決意で臨んだ大一番を制した。イチローは笑みを浮かべ、胸を張ってこう言った。

 「勝つべきチームが勝たなければならない。それは僕らだと思っている」

 「三十年発言」への猛烈な反発は、選手だけでなく米国在住の韓国ファンにも及んだ。スタンドには「三十年間、韓国に手を出せないのは日本の方だ」「イチローは三十年っていったけど、日本を破るのには一週間で十分だ」「イチロー、お前は何て言ったっけ?」などと書かれた挑発のプラカードであふれ返った。

 打席に立ったときや飛球を捕ったときはもちろん、スタンドのビジョンに姿が映るだけで韓国スタンドから巻き起こる大ブーイング。

 だが、イチローは「ブーイングは大好き。もっと強い方がよかったかな」という。それどころか、さらに過激に「韓国に負けてしゃくに障ったが、今は本当に気持ちがいい。野球はけんかじゃないけど、そういう気持ちで戦った。二度負けたが、本当は勝って当然」といってのけた。

 そこにいるのは、シーズン中、優等生のような発言で格好をつけるイチローではなく、思うがままをさらけ出した“野性”のイチローだった。

 何が彼を変えさせたのか-。チームに合流した初日からイチローの言葉には常に、「日本」が感じられた。韓国が「三十年発言」に異常に反発したのもそのためだ。

 実はこの大会は、イチローにとって、野球人生で初めての「JAPAN」。日本で、大リーグで数々の金字塔を打ち立てた男だが、日の丸をつけて戦ったことは一度もなかった。

 「初めてジャパンの帽子をかぶったとき、本当にうれしかった。子供のころ、初めて買ってもらった野球帽みたいに…。みんなより早く、帽子だけアメリカへ送ってもらったんですよ」。鏡の前に立って、脱いではかぶり、何度もまわってはほほ笑んだという。

 だから勝ちたい。このユニホームを着て世界の頂点へ上り詰めたい。イチローの「日本」には“野球少年の想い”がこもっている。

 「WBCに出ると決めたときから決勝のことをイメージしてきた。オフにやってきたことは、すべてこの日のため。ここまできたらもう一度、自分のすべてを表現したい」。キューバとの決戦を終えたとき、再び日本代表が作る歓喜の輪の中心に、きっとイチローはいる。
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by unkotamezou | 2006-03-20 05:00 | 冒險 競技 藝能 娯楽
「勝つべきチームは僕ら」尊厳守ったイチロー
「勝つべきチームは僕ら」 尊厳守ったイチロー

 イチロー外野手(マリナーズ)が、野球人の誇りを懸けた戦いに完勝した。試合前の練習で告げられた初の3番で3安打、2盗塁、1打点。そして、これまでの2度の苦い思いを晴らすような6―0の勝利。しかし自らも含め、日本の選手が感情をあらわにして、韓国ベンチに向けてガッツポーズをすることは一度もなかった。

 「当然でしょう。野球はケンカではない。そんな気持ちでした」。しかし、今大会における韓国選手たちの振る舞いには闘志をかき立てられていた。

 例えば2次リーグで日本に勝利した後、太極旗をマウンドに突き立てた者がいた。この日、5打席目の邪飛を捕球した三塁手は、そのボールを打者のイチローに向かって投げつけた。それ以外にも敬意を欠く行為が連続。大好きな野球が冒とくされた、と強く感じていた。

 本当の強さやプライドは、プレーそのもので表現すべき。少なくとも、イチローの固い信条は日本野球で培われたものだ。「勝つべきチームが勝たなくてはいけない。そのチームは当然、僕らだと思っていた。きょう負けることは、日本のプロ野球に大きな汚点を残すことと同じ」。

 絶対に負けられない韓国との3度目の顔合わせは、イチローにとってアスリートの尊厳を守る“聖戦”でもあった。

 そんな志に、日本代表のメンバーは完全に同調している。「本当にいい仲間ができました」。チームリーダーが、やっと満足げに笑った。

≪王ジャパン「絶対優勝」 WBC日韓戦に各地で歓声≫

 野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本は"3度目の正直"で韓国を破り、決勝に進出した。米サンディエゴの球場をはじめ、各地で熱い応援合戦が繰り広げられ、これまで誤審に泣かされるなど苦戦が続いた「王ジャパン」の快勝に、ファンからは「すっきりした」「絶対優勝だ」の声が上がった。

03/19 22:19
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by unkotamezou | 2006-03-19 22:19 | 冒險 競技 藝能 娯楽
奈良 飛鳥板蓋宮の遺構発見「大化の改新」舞台か
奈良 飛鳥板蓋宮の遺構発見 「大化の改新」舞台か

 古代史最大のクーデター「大化の改新」(六四五年)の舞台となった飛鳥板蓋宮(いたぶきのみや)の一部とみられる石敷きなどの遺構が、奈良県明日香村の飛鳥京跡で十七日までに、県立橿原考古学研究所の調査によって見つかった。権勢をほしいままにした蘇我一族が滅び、古代の新体制がスタートした歴史的な場所。飛鳥板蓋宮跡の遺構はこれまでほとんど確認されておらず、先ごろ見つかった飛鳥浄御原宮(きよみはらのみや)の正殿跡や飛鳥岡本宮跡の柱跡などとともに謎の多い古代宮都の研究が大きく進みそうだ。

 新たな遺構が見つかったのは、先ごろ、飛鳥浄御原宮跡で発見された「北正殿跡」の、さらに下層とその南側。続けて行われていた調査で、七世紀中ごろのものとみられる長さ約八メートル、幅約七十センチにわたる石を敷き詰めた溝のような遺構が南側から出土した。

 築造年代は、北正殿を建てる際に壊された痕跡があったことなどから、飛鳥浄御原宮より以前のものと判明した。

 さらに、北正殿跡を数十センチ掘り下げたところ、柱を据えた一辺一・四メートルの穴も検出。直径四十センチの柱の痕跡も確認された。赤く焼けた土や炭が詰まっており、火災に遭ったことが分かった。

 この場所は、日本書紀の記述などから、数百メートル四方のほぼ同じ範囲に、舒明天皇の「飛鳥岡本宮」、皇極天皇の「飛鳥板蓋宮」、天武天皇の「飛鳥浄御原宮」が相次いで築かれたとされてきた。

 また、日本書紀には、「斉明元(六五五)年冬、飛鳥板蓋宮で火災があり、斉明天皇が飛鳥川原宮に遷(うつ)った」と記述。今回見つかった柱穴にも焼けた跡があることから飛鳥板蓋宮の火災との関連が高いとみられる。

 数ある飛鳥京の中でも飛鳥板蓋宮は、中大兄皇子や中臣(藤原)鎌足が蘇我入鹿を暗殺し、新体制のスタートとなった場所。いわば古代史最大の政治的舞台だ。

 飛鳥板蓋宮跡はこれまで、より新しく、その上層に築かれたとされてきた飛鳥浄御原宮跡に阻まれて調査できなかった。

【用語解説】大化の改新

 大化元(645)年6月の蘇我入鹿暗殺に始まり、中大兄皇子と中臣鎌足が推し進めた政治改革。唐の律令制度にならった中央集権国家の樹立を目指して、「改新の詔(みことのり)」を発布。皇族や豪族の私有地を廃止する公地公民の制や、新たな租税制度などを実施した。中国の例に従い、公式に年号をたてて「大化」としたため、「大化の改新」と呼ばれる。
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by unkotamezou | 2006-03-18 05:00 | 歴史 傳統 文化