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カテゴリ:自然 科學 技術( 130 )
はやぶさ軌道補正に成功 来月大気圏突入かけ挑戦

 宇宙航空研究開発機構は27日、来月13日の地球大気圏突入を目指している小惑星探査機「はやぶさ」の軌道の精密補正に成功したと発表した。はやぶさは地球の高度約250キロを通る計画通りの軌道に入り、地球まで約760万キロに迫った。来月初め、大気圏に突入させるためのヤマ場の軌道調整に挑む。

 23日早朝から27日未明までイオンエンジンを連続噴射して軌道を微調整した。本来使うはずの化学エンジンは過去の燃料漏れのため使えず、推進力の弱いイオンエンジンで代用。イオンエンジンも四つのうち三つが壊れていて、運用方法を工夫してしのいでいる。

 はやぶさは平成15年5月に打ち上げられた。搭載カプセルに、17年11月に着陸した小惑星イトカワの砂が入っていることが期待されている。順調なら来月13日、オーストラリア南部のウーメラ砂漠にカプセルが落下。探査機本体は大気圏で燃えてなくなる。

平成22年5月27日9時44分

はやぶさ軌道補正に成功 来月大気圏突入かけ挑戦
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by unkotamezou | 2010-05-27 09:44 | 自然 科學 技術
日本の宇宙開発 正念場はこれからだ

 日本初の金星探査機「あかつき」と、世界で初めて宇宙空間での“帆走”を目指す宇宙ヨット「イカロス」が、金星に向かって飛び立った。H2Aロケット17号機による打ち上げは成功したが、両機の正念場はこれからだ。

 金星の気象観測を目指すあかつきにとって大きな関門となるのは、周回軌道への投入だ。地球から電波が届くのに時間がかかるため、搭載した機器で自律的に状況を判断し、金星の重力圏に飛び込んでいく。

 日本は平成10年に打ち上げた火星探査機「のぞみ」で周回軌道への投入に失敗した。この失敗以降、月探査機「かぐや」や6月に帰還する小惑星探査機「はやぶさ」で軌道制御の経験を積んできた。

 あかつきが金星付近に到達するのは12月。宇宙航空研究開発機構の開発チームは「軌道投入が一番のヤマ場」と位置づける。

 あかつきとほぼ同じ航路を進むイカロスは、約14メートル四方の帆の展開が成功の鍵となる。

 円筒形の機体を回転させ、遠心力を使って樹脂製の膜を開く独自の方法を採用。回転速度を毎分5回転から25回転へと段階的に上げ、数週間後に完全に帆を広げる。展開後に薄膜太陽電池による発電を行う計画で、宇宙航空研究開発機構はここまでを最低でも成功させたいとしている。大きく広げた帆で太陽光を受け止め、燃料なしでの航行技術を実証できれば大成功だ。

 米国が火星探査を目標に掲げるなど、惑星探査は今後の宇宙開発の大きな柱となる。あかつきとイカロスを成功させることは、宇宙開発における日本の独自性と存在感を示すことにもなる。

平成22年5月22日1時46分

日本の宇宙開発 正念場はこれからだ
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by unkotamezou | 2010-05-22 01:46 | 自然 科學 技術
小惑星探査機「はやぶさ」に国民栄誉賞を

 いよいよ小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰ってくる。宇宙航空研究開発機構のホームページには「帰還カウントダウン」の特設サイトも立ち上がっている。さまざまなトラブルに見舞われ、満身創痍となりながらも地球を目指している「はやぶさ」。無事に帰還を果たした暁には日本の、いや世界の宇宙開発史に偉大な足跡を残した「はやぶさ」を盛大に祝ってやりたい。そこで「はやぶさ」に国民栄誉賞を贈ることを提案したい。

 平成15年5月9日に鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられた「はやぶさ」が搭載したカプセルは、今年6月13日午後11時ごろ(日本時間)に地球に再突入し、オーストラリアのウーメラ砂漠に着陸する予定だ。

 地球と火星の間の軌道を回る小惑星「イトカワ」を目指して地球を旅立った「はやぶさ」は17年11月に「イトカワ」へ着陸。人類史上初めて小惑星への着陸と離陸を成功させた「はやぶさ」は5月12日現在、地球から約1360万キロ離れた宇宙を航行中で、地球への帰路を急いでいる。

 「はやぶさ」はほぼ7年に及ぶ旅路で数々の偉業を成し遂げた。地球の重力を利用して軌道の方向や速度を変える地球スイングバイの活用、新型イオンエンジンでの航行、地球から約3億キロも離れた小惑星への着陸と離陸。そして、小惑星のサンプル採取にも成功しているかもしれない。

 同時に「はやぶさ」は多くのトラブルにも見舞われた。姿勢制御装置の故障、7週間にも及ぶ通信の途絶、搭載しているイオンエンジン4基のうち3基が故障…。地球に帰還できず永遠に宇宙をさまよい続けなくてはならないような事態にも遭遇したが、宇宙航空研究開発機構のプロジェクトチームによる不眠不休の対処で切り抜けてきた。

 宇宙航空研究開発機構のプロジェクトチームはもちろんのことだろうが、トラブルに直面しながらも故郷の地球に向かってひたすら飛び続ける「はやぶさ」のニュースが流れる度にハラハラ、そしてドキドキした人も多いのではないだろうか。

 「はやぶさ」はいつの間にか擬人化され、小惑星「イトカワ」の岩石を採取して地球に持ち帰るという「おつかい」が成功するかどうかがネットでも話題になった。かくいう私もいつの間にか「はやぶさ」に感情移入してしまい、「がんばれ、はやぶさ」と胸の内でつぶやいた一人だ。

 なぜ、ここまで「はやぶさ」に対する共感の輪が広がったのだろうか。それは未知の世界、苦難の道に懸命に挑み続ける「はやぶさ」が人々に夢を与え、そして「はやぶさ」をなんとかして地球に帰還させようとしているプロジェクトチームの奮闘ぶりが胸を打ったからではないか。

 国民栄誉賞は、その目的として「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった者について、その栄誉を讃える」ことを掲げている。「はやぶさ」が果たした役割は十分にそれに該当するのではないだろうか。

 これまで、国民栄誉賞は物故者を含む個人に贈呈されてきたが、ここは柔軟に対応してもいいのではないか。ノーベル平和賞も個人ではなく国連や国際原子力機関を受賞の対象としたことがある。小惑星探査機を対象とすることに違和感が残るというのなら、幅を広げて宇宙航空研究開発機構のプロジェクトチームも含めればいい。内閣府人事課に聞いたところ、国民栄誉賞の対象は必ずしも団体を排除していないという。

 巨額の予算を要するケースが多い科学・技術の振興を取り巻く環境は厳しい。財政難を受けて、いますぐに成果が出ないようなら、バッサリと予算をカットしてしまえというような風潮がまかり通っている感がある。昨年の事業仕分けでは、次世代のスーパーコンピューター開発をめぐって「どうして世界2位ではだめなのか」との発言も飛び出した。権力を握り、それを得意げに振り回す統治者の無理解、不見識ほど怖いものはない。

 「はやぶさ」の活躍は、間違いなくこうした風潮に一石を投じたと思う。成果が求められる科学・技術の世界だって必ずしも「成果主義万能」ではないことを示し、夢や浪漫を追い続ける姿勢も大事だということを明らかにしてくれたと思う。

 そんな「はやぶさ」が6月13日に、搭載したカプセルを地球へ無事に送り届けたら、せめて「国民栄誉賞」を贈って、その労をねぎらってやりたいと思う。

平成22年5月15日12時53分

金星探査機「あかつき」18日打ち上げ 雲や暴風など観測
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by unkotamezou | 2010-05-15 12:53 | 自然 科學 技術
金星探査機「あかつき」十八日打ち上げ
≪地球の気候変動解明にも≫

 明け方や夕暮れの空に輝く金星。古来親しまれてきた「明星」に向け、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日、金星探査機「あかつき」を種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げる。日本の惑星探査機打ち上げは12年ぶり。あかつきは金星を覆う分厚い雲や吹き荒れる暴風などを観測する金星版の気象衛星で、成果は地球の気候変動の解明にも役立つという。(小野晋史)

■灼熱の惑星

 太陽系の惑星の中で、金星は地球のすぐ内側を公転する。大きさや質量が地球とよく似た“兄弟星”で、地殻やマントルといった内部構造もほぼ同じと考えられ、かつては海があった可能性もある。

 しかし、大気の環境は地球と大きく異なる。全球を厚さ数十キロに及ぶ硫酸の雲が覆い、大気の約96%を占める二酸化炭素の温室効果などにより、表面温度は平均約460度の灼熱(しゃくねつ)地獄となっている。金星の気象の中でも特徴的なのは、自転と同じ方向に秒速約100メートルで吹き荒れる「スーパーローテーション(超回転)」の存在だ。金星の自転は地球と逆向きで、一回転に243日もかかる。地面の60倍ものスピードの高速の気流が発生するメカニズムは謎だ。

 あかつきは赤外線、紫外線など波長の異なる5台のカメラを搭載し、金星を約30時間で一周しながら2時間おきに撮影。各カメラが異なる高度を観測し、スーパーローテーションなどの大気の動きを立体的に把握する。計画をまとめる中村正人JAXA教授は「現在は地球の大気は安定しているが、さまざまな状態を取りうるはず。金星と比較することで、地球の大気を今の姿にしている原因が分かるかもしれない」と話す。

■周回軌道に挑戦

 あかつきは国産大型ロケット「H2A」17号機で打ち上げられ、高度約400キロで分離。地球の重力を振り切るため、米スペースシャトルなどよりも速い秒速約12キロで金星への軌道に投入される。12月上旬に金星付近へ到達し、秒速約8キロに減速して金星を回る軌道に入る。日本は平成10年打ち上げの火星探査機「のぞみ」で周回軌道への投入に失敗しており、日本の惑星探査機で初の投入成功を目指す。

 中村教授は「金星は地球から離れているので電波が届くのに何分もかかる。あかつきは自律的に判断して金星の重力圏へ飛び込んでいかねばならず、一番のヤマ場だ」と話す。周回軌道は高度約300キロ~約8万キロの楕円形で、離れた場所からは金星の全体像を、接近した場所からはクローズアップ画像などを撮影。到着後1~2週間で観測を本格化し、データは速やかに公開する。

■宇宙ヨットも

 あかつきと同時に打ち上げられる小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」の挑戦も見逃せない。イカロスは宇宙空間で機体を回転させ、その遠心力で、約14メートル四方の樹脂膜を展開する。髪の毛の太さの約10分の1の極薄の樹脂膜を“帆”のように広げて太陽光のわずかな圧力を受け止め、ヨットのように航行する。樹脂膜が受ける圧力は微弱だが、宇宙空間では大きな推進力が得られるという。成功すれば世界初の快挙となる。約半年かけて金星付近へ向かう計画で、その間に航行技術などを検証する。

平成22年5月10日12時12分

金星探査機「あかつき」18日打ち上げ 雲や暴風など観測
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by unkotamezou | 2010-05-10 12:12 | 自然 科學 技術
両生類で初、蛙のゲノム解読

 奈良先端科学技術大学院大の荻野肇特任准教授(バイオサイエンス研究科グローバルCOE発生ゲノミクス研究班)等国際共同研究隊が、アフリカ産の蛙のゲノム(全遺伝子情報)の解読に成功、30日付の米科学誌科学に発表した。両生類のゲノム解読は初めてで、生物の進化過程解明の進展や、医療への応用が期待される。

 荻野准教授によると、解読したのは遺伝子研究のモデル動物として注目されているネッタイツメガエル。蛋白質の設計図となる遺伝子本体は2万個にのぼると想定されるという。解読した蛙のゲノムを、人、鼠、鶏、魚類のゲノムと比較したところ、遺伝子本体の数や種類に大きな違いはなかった。

 一方蛋白質生成を促すスイッチの役割を担うと考えられている塩基配列(調節配列)に限って比較すると蛙や四足動物では約3万カ所で共通しているのに対し、魚類は3万カ所のうち半分以上が異なる配列になっていたことが分かった。研究隊は「魚類と四足動物の違いは、遺伝子本体の違いによるのではなく、それをいつどこで働かせるかのスイッチの働きの違いによると考えられる」としている。

 今回の成果をもとに、両生類がもつ高い再生能力の仕組みが明らかになれば、人の再生医学をより戦略的に発展させられると考えられるという。ゲノム解読はこれまで人や鼠、鶏、河豚等様々な生物で行われてきたが、進化の過程で魚類と四足動物の間に位置する両生類のゲノムは未解読だった。荻野准教授らは8年前からネッタイツメガエルのゲノム解読を進めていた。

平成22年4月30日12時32分

両生類で初、蛙のゲノム解読 奈良先端大准教授等
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by unkotamezou | 2010-04-30 12:32 | 自然 科學 技術
月面で二足歩行ロボットまいど君

 雷観測衛星「まいど1号」の打ち上げに成功した東大阪宇宙開発協同組合(大阪府東大阪市)は27日、衛星に続く第2弾として、月面で活動できる二足歩行ロボットを開発する構想を発表した。

 名前は「まいど君」を予定。多額の開発費がかかるなど実現へのハードルは高そうだが、同組合は「中小企業が夢のあるプロジェクトに挑み続けることで、日本を元気にしたい」と意気込んでいる。

 日本のロボット技術は世界最高水準とされ、同組合は、衛星開発で培った、宇宙で機械を作動させるための放射線・放熱対策のノウハウを生かせば、月で活躍できるロボットが開発できるとしている。開発費は約10億円を見込む。政府が平成27年に月に探査ロボットを送り込む目標を掲げており、ロボットを相乗りさせたいという。

 二足歩行ロボットの月面着陸は当初、政府も検討していたが、専門家らから「砂に覆われた月面で、不安定な二足歩行は不向き」と指摘され、車輪駆動に変更している。これに対し、すぎ(木へんに久)本日出夫理事長は「人の姿に近い方がロマンや情熱を込めやすい。宇宙への夢を託せる魅力的なロボットを作りたい」と話している。

平成22年4月28日 23:56

二足歩行で月面テクテク、宇宙ロボ開発構想
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by unkotamezou | 2010-04-28 23:56 | 自然 科學 技術
日本の有人宇宙船に夢
 次は家族で宇宙や南極へ。米スペースシャトル「ディスカバリー」に搭乗した山崎直子さん(39)は22日午前(日本時間23日未明)、自宅があるヒューストンで帰還後初の会見に応じた。

 「無重力の宇宙では、四方八方フルに使えることにびっくりした」と山崎さん。帰還を実感したのは「滑走路に降りた時の風や木のにおい」。丸2日たち、「地球の重力にようやく慣れ、日常の生活に戻った」という。

 一番の思い出は飛行4日目。ロボットアームを操作し、物資コンテナを国際宇宙ステーションへ取り付けた。「その瞬間、実は日本上空を通っていた。感無量だった」

 宇宙食では「少し辛めのカレーライスがおいしかった」が、帰還後に食べたかったのは夫大地さん(37)と長女優希ちゃん(7)も大好きというそば。自宅に戻った21日に食べた。

 一緒に通う空手教室で一足先に進級した優希ちゃんには「おめでとう、頑張ったね」と声を掛けた。優希ちゃんが「宇宙に行きたい」と話すことに触れ、「興味を持ってくれ、すごくうれしい」と母親の顔に。「次はみんなで宇宙に行きたいね」と話し合っているという。今後は「(宇宙飛行士選抜から)11年間、家族で旅行に行けなかった。宇宙から見た氷河がすごくきれいだった南極に行けたら…」。宇宙を目指すきっかけになった昭和61年のチャレンジャー号爆発事故で、犠牲になった日系人飛行士の墓があるハワイの海にも行きたいという。

平成22年4月23日5時38分

家族旅行、宇宙や南極に 山崎さん、帰還後初会見
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by unkotamezou | 2010-04-23 05:38 | 自然 科學 技術
小惑星探査機「はやぶさ」地球への軌道に乗る

 小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰るために行っていた軌道変換が、27日午後3時17分に完了した。

 宇宙航空研究開発機構が発表した。不調のエンジンを動かし続けるという最大の山場を越え、6月の地球帰還がほぼ確実になった。

 今後は、基本的にエンジンを動かさない慣性飛行を続ける。途中5回、エンジンを短時間噴射して、進路や大気圏へ突入する方向を調整する。はやぶさ本体は突入で燃え尽きるが、内蔵カプセルはオーストラリアの砂漠に落下させる計画で、宇宙機構は豪政府に許可を求めている。

 はやぶさは、平成15年5月に地球を出発。17年11月に小惑星「イトカワ」に着陸した後、燃料漏れや通信途絶、エンジン故障など様々なトラブルに見舞われた。故障したエンジン2台を組み合わせて1台分の推進力を得るなど、曲技のような手段を駆使して、帰路を進んでいた。

 旅した距離は約45億キロ・メートル。カプセルには小惑星の砂が入っている可能性があり、太陽系誕生の謎を解く手がかりになると期待されている。

平成22年3月27日 15:52

小惑星探査機「はやぶさ」地球への軌道に乗る
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by unkotamezou | 2010-03-27 15:52 | 自然 科學 技術
ゴムの様に伸び縮み 鉄系形状記憶合金を開発

 常温で加工しやすく、従来の合金よりも強度や伸縮性に優れた新たな鉄系形状記憶合金を、東北大大学院工学研究科の田中優樹研究員らのグループが開発した。研究成果は19日付米科学誌サイエンスに掲載された。

 田中研究員は「医療器具の進歩が期待できるほか、震動エネルギーの吸収にも優れており、耐震素材としての活用も見込まれる」と実用化に期待している。

 形状記憶合金はゴムのように伸縮し、曲げても戻る特性を持つため、医療用カテーテルや眼鏡フレームなど多方面で利用されている。しかし、その多くはチタン・ニッケル合金で、常温で加工しにくく製造コストが掛かることが課題だった。

 研究グループは、伸縮性はあるがもろいため実用化されなかった鉄を主体とした形状記憶合金に着目。アルミニウムを使うことで強度を向上させたという。

 開発された鉄系形状記憶合金は、チタン・ニッケル合金に比べ伸縮性は2倍、強度は1.5倍。エネルギー吸収力も5倍で、「大きな地震の揺れを抑え建物のダメージを軽減させてくれる」(田中研究員)という。グループは今後、企業と連携して量産化技術を確立したいとしている。

平成22年3月19日13時1分

強度、伸縮性優れた合金開発 医療や耐震などへ活用期待 東北大
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by unkotamezou | 2010-03-19 13:01 | 自然 科學 技術
絶縁体で電気信号伝達 損失八割減

 電気を通さない絶縁体の物質に磁気を使った方法で電気の信号を通す事に東北大金属材料研究所の斉藤英治教授等らの隊が世界で初めて成功した。集積回路に使う場合銅線に比べエネルギー消費量が八割軽減すると見られる 今後革新的な省エネルギー技術の開発に繋がりそうだ。十一日英科学誌自然で発表した。

 金属や半導体に電流を流すと電子の移動に伴い発熱してエネルギーが失われ省エネ化の妨げになっていた。斉藤教授らは磁気を生み出す電子の自転スピンに着目した。斉藤教授は平成十八年電子から電子へスピンが伝わるスピン波と電流を相互に変換出来る事を発見。今回はその理論を応用した

 研究隊は集積回路等に使われる磁石の一種の磁性ガーネットという絶縁体を用意。両端に白金の端子を取り付け片方の端子に電流を流した。すると電流が白金と絶縁体の境界面でスピン波を起こした。スピン波は反対側の白金の端子まで到達し電流を発生させた。この方法だと電子は移動せず発熱によるエネルギー損失は激減した。斉藤教授は「パソコンが次第に熱くなるように電流による発熱は大きなエネルギー損失を起こす。絶縁体を使う信号伝達はこの問題の根本的解決法だ」と話している。

平成二十二年三月十一日 午前三時零分

絶縁体 電気信号伝達 夢の八割省エネ
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by unkotamezou | 2010-03-11 03:00 | 自然 科學 技術