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カテゴリ:自然 科學 技術( 130 )
「はやぶさ」カプセル回収

 宇宙航空研究開発機構は14日、小惑星探査機「はやぶさ」が分離したカプセルを、オーストラリア中南部ウーメラの砂漠地帯から回収した。カプセルには小惑星「イトカワ」の土壌サンプルが入っている可能性があり、厳重に管理されて早ければ18日に日本へ到着する。

 カプセルは13日深夜、パラシュートを開いてほぼ想定通りの場所に落下した。トラブル続きで帰還が3年遅れたはやぶさだが、正確な着地で最後を飾り、本体は大気圏で燃え尽きた。JAXAの職員ら約10人が現地に向かい、カプセルに目立った損傷がないことを確認。ヘリコプターで一時保管施設に運んだ。

 はやぶさ計画を率いてきた川口淳一郎JAXA教授は「信じられないくらい理想的で非常に喜んでいます」と語った。

 はやぶさ人気が過熱する国内では、7年に及ぶ旅をプラネタリウム映画で再現する相模原市の市立博物館が大盛況。帰還した13日には、普段の4倍近い1400人が入場した。

 同館によると、上映後に「頑張って宇宙を旅してきたのに、最後に燃え尽きてしまいかわいそう」と泣く小学生男児もいるという。

平成22年6月15日(火)8時0分

「はやぶさ」カプセル回収 “玉手箱”の中身は…
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by unkotamezou | 2010-06-15 08:00 | 自然 科學 技術
希望残し光に おかえり「はやぶさ」

 平成15年5月に打ち上げられ、小惑星「イトカワ」への着陸を果たした宇宙航空研究開発機構の探査機「はやぶさ」が13日夜、オーストラリア南部ウーメラ付近の砂漠を目がけて大気圏に突入。過酷な環境に耐え、60億キロの旅を終えた傷だらけの機体は、夜空に一筋の光となって7年ぶりに地球に帰還した。

 月以外の天体との往復は世界初の快挙。トラブル続きで当初予定から3年遅れの帰還となり、太陽の周りを約5周する長旅となった。

■カプセルに異常なし

 探査機本体は大気圏突入後に燃え尽き、イトカワの砂が入っている可能性があるカプセル(大気圏突入前に本体から放出)の回収作業を、宇宙機構は14日から開始。ウーメラ付近の砂漠でカプセルを発見し、回収してヘリコプターで回収作業拠点施設に運び込んだ。カプセルに、破損や異常はないという。

 はやぶさは13日午後8時20分(日本時間午後7時50分)すぎ、探査機本体からカプセルを分離。午後11時20分ごろ、大気が薄く存在する高度200キロに秒速約12キロの超高速で突入した。周辺では、ばらばらになって燃え尽きる本体の光の中に、カプセルの明るい光跡が肉眼で観察された。

■飛躍的な一歩

 はやぶさは、将来の本格的な宇宙探査に向けた技術の実証機。先進的なイオンエンジンや、自律ロボットとしての小惑星への接近、着陸、岩石採取、地球への飛行、回収といったさまざまな技術を試した。

 イトカワに金属球を発射して岩石を舞い上がらせて採取することには失敗したとみられるが、それ以外の目標はほぼすべて達成。イトカワへの着陸の衝撃で舞い上がった砂が、カプセルの開口部から中に入った可能性があり、日本の宇宙開発史に飛躍的な一歩を記し、世界の宇宙探査をリードする成果を挙げた。飛行中は帰還が危ぶまれるようなトラブルが相次ぎ、プロジェクトチームがそのたびに知恵を絞って復活を遂げた。

 回収されたカプセルは直径約30センチ、高さ約15センチで、重さは約6キロ。拠点施設で厳重に梱包され、順調なら17日にチャーター機で日本へ向けて出発。18日には神奈川県相模原市の宇宙機構の分析施設に運ぶ予定。担当者は、砂が入っていた場合は9月ごろまでにイトカワのものと確定したいとしている。確定されれば、太陽系の形成初期を理解する貴重な手掛かりになる。

 はやぶさのプロジェクトを率いた川口淳一郎宇宙機構教授は14日未明、地球帰還を受けて記者会見し「この成果は諸先輩が築き上げた技術・科学の上に成り立っている。はやぶさに助けられてここまで運用できた。プロジェクトチームの皆さんに感謝している」と述べた。

■次の計画は?

 米国が宇宙空間から彗星のちりを回収した例はあるが、月以外の天体に着陸して戻った探査機はない。はやぶさが達成した成果は、日本の宇宙開発史に何段跳びもの飛躍をもたらした金字塔といえる。ただ、こうした経験を生かす次の計画はまだ政府に認められていない。有人宇宙開発と比べると地味な印象の科学探査だが、夢とロマンをかき立て、世界をリードする新たなプロジェクトを期待したい。

平成22年6月15日03時27分

希望残し光に…おかえり「はやぶさ」
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by unkotamezou | 2010-06-15 03:27 | 自然 科學 技術
はやぶさのカプセル回収、異常なく外殻も発見 日本に空輸し分析へ

 宇宙航空研究開発機構は14日、オーストラリア南部ウーメラ付近の砂漠に落下した小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルを回収してヘリコプターで輸送、回収作業拠点施設に運び込んだ。
 回収に当たった研究者によると、小惑星「イトカワ」の砂が入っている可能性があるカプセルに、破損や異常はないという。

 また、近くでは、パラシュートを広げたときにカプセルから外れた耐熱構造の外殻も見つかった。15日以降に回収する。

 14日午後、研究者ら8人がヘリで落下点付近に到着。カプセルに付いている火薬などの危険物が安全な状態かどうか調べた上で、専用のコンテナに入れ、ヘリで拠点施設まで運んだ。大気圏突入後、外殻が外れたカプセルは直径約30センチ、高さ約15センチで、重さは約6キロ。

 この後カプセルは拠点施設で厳重に梱包され、順調なら17日にチャーター機で日本へ向けて出発。18日には相模原市の宇宙機構の分析施設に運ぶ予定。担当者は、砂が入っていた場合は9月ごろまでにイトカワのものと確定したいとしている。

 現場は地権者である先住民アボリジニの聖地にあるため、14日午前、アボリジニがヘリで空から視察。カプセル回収のため着陸したり、現地で作業したりする許可が得られた。

 はやぶさは平成17年にイトカワに着陸。地表の岩石を砕いて飛び散らせてカプセルに取り込むための金属球2個の発射はできなかったとみられているが、着陸の衝撃で舞い上がった砂が、カプセルの開口部から中に入った可能性がある。

平成22年6月14日18時43分

はやぶさのカプセル回収、異常なく外殻も発見 日本に空輸し分析へ
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by unkotamezou | 2010-06-14 18:43 | 自然 科學 技術
はやぶさ カプセルの写真を公開

 宇宙航空研究開発機構は日本時間14日、オーストラリア・ウーメラ近くの砂漠に落下した小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルを上空から撮影した写真を公開した。

 カプセルは13日午後11時すぎ(日本時間同11時前)、分離された本体とともに大気圏に突入し、パラシュートを開いて落下。直後のヘリコプターからの捜索で、砂漠の予定の範囲内に落ちているのが見つかった。

 現場は地権者である先住民アボリジニの聖地にあるため、14日午前、アボリジニがヘリで空から視察。カプセル回収のため着陸したり、現地で作業したりする許可が得られた。このため宇宙機構は同日午後、現場に向かいカプセルを専用コンテナに回収する作業を始めた。

 カプセルは、低木が点在する砂漠の一角に落ちており、外見からは大きな損傷はうかがえない。そばには落下時に展開したパラシュートが広がっている。大気圏突入後、カプセルを覆う殻が外れ、現在は直径約30センチ、高さ約15センチで、重さは約6キロという。

 カプセルはウーメラの回収作業拠点で厳重に梱包。作業が順調なら17日に現地を出発し、18日に相模原市の宇宙機構相模原キャンパスに設けた専用の分析施設に運び込む予定だ。担当者は、砂が入っていた場合は9月ごろまでに小惑星「イトカワ」のものと確定したいとしている。

平成22年6月14日11時21分

はやぶさ カプセルの写真を公開
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by unkotamezou | 2010-06-14 11:21 | 自然 科學 技術
はやぶさ帰還生中継、アクセス集中でサーバー落ちる

 流れ星のような赤い光が夜空に走った。13日深夜、満身創痍の小惑星探査機「はやぶさ」が帰還した。通信途絶、エンジン故障、制御トラブル…。多くの絶望を乗り越えてのフィナーレ。宇宙航空研究開発機構(JAXA)には「あきらめない大切さを知った」といった声が寄せられた。7年間、60億キロ(地球と太陽20往復分)もの大航海の最終章を多くの人が祝福した。

 神奈川県相模原市のJAXA宇宙科学研究所。「カプセルの発光確認!」「降下中の電波受信!」。担当者が、はやぶさ帰還計画の成功を知らせる情報を矢継ぎ早に広報していった。

 はやぶさチームを率いてきた川口淳一郎・JAXA教授は14日未明に会見。「もう運用がないというのは、現実として受け入れにくい。はやぶさはわれわれに大変大きな自信と希望を与えてくれた」と話した。

 同研究所では帰還にあわせたイベントも開催され、のべ700人以上が来場し、帰還の興奮を味わった。相模原市の会社員、小谷遊子さん(24)は「大変なことをして帰ってきても、自分(本体)は燃え尽きる。『お疲れさま』と声をかけたい」としみじみ話した。

 管制室の様子はネットで生中継されたが、アクセス集中でダウンする場面も。担当者は「(中継機器は)はやぶさのように不死鳥ではありませんので…」。

 併設されたツイッターには「あきらめない大切さを知った」「すばらしい仕事をありがとう」といったつぶやきが寄せられていた。

平成22年6月14日11時05分

「はやぶさ」帰還生中継、アクセス集中でダウンも 「不死鳥ではありませんので…」
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by unkotamezou | 2010-06-14 11:05 | 自然 科學 技術
「はやぶさ」最後の力で撮った故郷

 小惑星探査機「はやぶさ」は大気圏突入の直前、最後の力を振り絞って、数千キロメートル離れた地球の写真を送ってきた。

 日本時間13日午後10時2分に撮影した白黒写真を送信中の同28分、はやぶさが地球の裏側に入ったため、地上との交信が途絶。写真のデータも途切れたが、地球の姿が奇跡的に写っていた。

 はやぶさは同日午後7時51分、機体の前面から地球に向けてカプセルを放出後、底面にあるカメラを地球に向けようと、180度向きを変えた。姿勢制御用のエンジンはすべて故障しており、長距離航行用のイオンエンジンの推進剤を直接噴出して、機体を回転させる離れ業を再び演じた。

平成22年6月14日(月)2時10分

「はやぶさ」最後の力で撮った故郷
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by unkotamezou | 2010-06-14 02:10 | 自然 科學 技術
財産は後継機「はやぶさ2(仮称)」へ 太陽系の大航海時代幕開け

 小惑星探査機「はやぶさ」の壮大な旅がついに終わった。上空で機体は燃え尽き、小惑星「イトカワ」での土壌サンプル採取の成否は現時点では不明だが、はやぶさが日本の宇宙開発に残した財産はとても大きい。

 「小惑星の土を持ち帰る」。世界初の挑戦的な構想が浮かんだ平成4年ごろ、成功を確信する関係者は少なかった。それでも提案は認められ、約127億円という探査機としては低予算で機体を完成させた。

 はやぶさは小惑星探査という科学的な目的だけでなく、電気推進のイオンエンジンや自律航行技術などを検証する工学実験機でもあった。投入された技術の多くは独自に開発された。それらは将来の探査に役立ち、イオンエンジンの長時間運転や小惑星での離着陸といった成果は今後に受け継がれる。

 約7年間の飛行はトラブルの連続で「もうだめか」と思わされる瞬間もあった。その度に技術者の機転と粘り強い運用管制で乗り越えた。想定した目標を達成したこと以上に、想定外の苦難を乗り越えた経験は自信につながる。特に、現場で立ち会った若手研究者・技術者らに大きな刺激となっただろう。

 それらの財産は既に、後継機「はやぶさ2(仮称)」へと生かされつつある。文部科学省やJAXAの首脳も計画実現に前向きで、来年度予算に盛り込まれれば26年にも別の小惑星に向けて旅立つという。

 世界の宇宙探査は水星や火星、木星など月よりも遠くを目指す時代を迎えている。日本も、5月に金星に向けて探査機「あかつき」と太陽光の微弱な圧力で進む世界初の宇宙ヨット「イカロス」を船出させた。

 はやぶさは、惑星探査をリードしてきた米国、ロシアも及ばない実績を残した。日本は自信を持って、太陽系の「大航海時代」に乗り出すことができる。

平成22年6月14日01時12分

財産は後継機「はやぶさ2(仮称)」へ 太陽系の大航海時代幕開け
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by unkotamezou | 2010-06-14 01:12 | 自然 科學 技術
豪州の砂漠に着地 「はやぶさ」の回収カプセル発見

 宇宙航空研究開発機構は14日未明、大気圏に再突入した小惑星探査機「はやぶさ」の回収カプセルが13日午後11時過ぎ、オーストラリア中南部ウーメラの砂漠地帯に着地したと発表した。打ち上げから約7年に及んだはやぶさ計画は、最後の難関を乗り越えた。

 カプセルが発信した電波信号やヘリコプターによる捜索などで着地を確認、カプセルを発見した。破損の有無など状態は不明。カプセルには小惑星「イトカワ」の土壌試料が入っている可能性があり、「月の石」以来となる他天体の地表試料回収に期待が高まった。

 JAXAは13日午後11時ごろ、カプセルが発信した電波信号をキャッチ。現地には関係者約60人が待機しており、回収作業を本格化する。カプセルは日本に空輸し、JAXA宇宙科学研究所(相模原市)で開封して土壌の有無を確認する。

平成22年6月14日00時19分

豪州の砂漠に着地 「はやぶさ」の回収カプセル発見
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by unkotamezou | 2010-06-14 00:19 | 自然 科學 技術
漆黒の夜空に一筋の輝き はやぶさ三十秒間の凱旋

 雲も月もなく無数の星々が輝く漆黒の夜空に、突然オレンジ色の閃光がきらめいた。小惑星探査機「はやぶさ」の最後の雄姿。すぐにばらばらになった中から、南十字星の上方を目がけて約30秒間、カプセルとみられる一筋の光がまっしぐらに突き進んだ。

 オーストラリア南部ウーメラ付近の西の空に13日午後11時20分(日本時間同10時50分)すぎ、はやぶさは現れた。そして凱旋するかのように、夜空にひときわ明るい光跡を描いた。

 7年ぶりのふるさと地球への帰還。ウーメラには最後を見届けようと、かつてのプロジェクトのメンバーや内外のメディアが集まった。宇宙航空研究開発機構の上杉邦憲名誉教授は「はやぶさには心血を注いだからね。途中から涙で見えなくなるのではないか」。着陸を許可したオーストラリア政府の高官の一人は記者会見し「日本との素晴らしい協力ができてうれしい」と語った。

平成22年6月14日00時14分

漆黒の夜空に一筋の輝き はやぶさ、30秒間の凱旋
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by unkotamezou | 2010-06-14 00:14 | 自然 科學 技術
乗り越えた試練に安堵 拍手で喜ぶはやぶさ管制隊

 探査機「はやぶさ」の運用管制室がある相模原市の宇宙航空研究開発機構相模原キャンパスでは、13日夜、小惑星「イトカワ」の砂が入っている可能性のあるカプセルが探査機から分離されたのを確認すると、運用管制チームのメンバーは安堵の表情を浮かべ、拍手をして喜び合った。

 さまざまな試練を乗り越え、ようやくたどりついた地球。カプセル分離は、約7年に及んだはやぶさの挑戦の中で最後。あとは地上に落ちてくるのを待つだけになる大仕事だった。開発決定からプロジェクトを率いた宇宙機構の川口淳一郎教授は「予定通り機能したことは大きな喜びだ。カプセルに携わった人たちもうれしかったに違いない」と語った。

平成22年6月13日23時37分

乗り越えた試練に安堵 拍手で喜ぶ「はやぶさ」管制チーム
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by unkotamezou | 2010-06-13 23:37 | 自然 科學 技術