ブログトップ
カテゴリ:自然 科學 技術( 130 )
鎮守の森 二酸化炭素の排出削減効果三倍
CO2吸収蓄積量 鎮守の森は3倍 都内で調査

 東京都内各地の神社にある「鎮守の森」が日本の平均的な森林より三倍以上も二酸化炭素(CO2)を蓄積していることが、国学院大の学生らの調査で分かった。

 鎮守の森は古来受け継がれたところが多く、スギなどの植林が進んだ一般的な森林に比べ、シイやクスノキなど二酸化炭素の吸収量が大きい広葉樹が多い。同大経済学部の大崎正治教授は「手入れが行き届いて、日光がよくあたることも吸収量が多い一因」と分析している。

 調査は平成十二年から大崎教授のゼミ生を中心に実施。東京二十三区の神社七百九十七社中、五十九社の調査結果が昨年末、まとまった。

 一平方メートル当たりの炭素蓄積量は日本の森林が〇・〇〇四九トンなのに対し、神社は〇・〇一六二トンと三・三倍にのぼった。同面積における樹木の体積(材積量)も二・八倍と神社の方が大きかった。

 調査・分析にかかわった神社本庁教学課の葦津敬之課長は「日本人は古来、自然の中に神をみていた。二酸化炭素の排出削減は技術的な側面が強調されるが、精神的基盤としても森を守ることは大切」と話している。

http://www.sankei.co.jp/news/050218/morning/18iti003.htm
[PR]
by unkotamezou | 2005-02-18 14:17 | 自然 科學 技術
砂糖から透明樹脂
砂糖から透明樹脂、大阪府立大などが開発に成功

 砂糖から熱に強く丈夫な透明樹脂を作り出すことに、大阪府立大と江崎グリコ(大阪市)、三和澱粉(でんぷん)工業(奈良県)が成功した。

 環境への負荷が少ない素材として、液晶画面用の偏光フィルムや、薬剤を包む極小カプセルなどへの応用が期待される。

 この樹脂は、米やジャガイモに含まれるでんぷんの成分「アミロース」でできている。アミロースをでんぷんから分離することは難しいが、研究グループは、砂糖を2種類の酵素と反応させる方法で、合成に成功した。

 合成アミロースは、薄膜、ゼリー状、糸など様々な形状に加工でき、「直径20ナノ・メートル(ナノは10億分の1)のカプセルも作れる」(同大の北村進一教授)。約200度の熱にも耐えられる。土に埋めると、微生物が分解してくれるという。

(2005/2/11/22:32 読売新聞)
[PR]
by unkotamezou | 2005-02-11 22:32 | 自然 科學 技術
基礎技術研究を長期支援
ハイリスク目的志向型
基礎技術研究を長期支援

文科省第3期基本計画見据え
18年度予算で新制度創設へ

   文部科学省は、新たな研究支援制度を平成18年度予算で創設することを決めた。第3期科学技術基本計画の主眼の一つとなる出口を見据えた連続的なイノベーションシステムを構築することが目的。萌芽的な研究から新たな芽を見いだし、社会的・公共的・経済的価値につなげていくためには、連続的にテクノロジーの芽を育てていかなければならないが、既存の制度では十分な支援ができていない。そこで、ハイリスクな目的志向の基礎技術研究を長期間支援する制度を創設するとともに、産学官や異分野の研究者が集まって研究開発するための拠点を整備する。

 日本の研究支援制度を大きく分けると、研究者の自由な発想に基づく萌芽段階からの多様な研究は、科学研究費補助金、国立大学法人の運営費交付金、私立大学補助金が支援。そこで研究の幅を広げた上で、世界最高水準の科学研究を目指すために、大型の科研費や特別教育研究経費によるスーパーカミオカンデやすばる望遠鏡等への支援を行い、21世紀COEで多様な分野の芽を育てている。

 実用化や社会に役立つという出口を目指した研究は、萌芽段階の研究成果をもとにして、戦略的創造研究推進事業や科学技術振興調整費、厚生労働科学研究費、産業技術研究助成事業などが支援している。しかし、研究期間が2~5年と短く、次のファンディングがないため研究の芽を十分に育てられないことや、結果的に科学研究が行われていて出口に向かっていないことなど、様々な問題があった。

 一方、産業界側は毎年、約2,000億円を海外の大学に、約700億円を国内の大学に投資していたが、最近になって国内大学への投資を増やす傾向にある。理由の一つはイノベーション・システムが時代とともに変化したためだ。これまでは、各社の自主技術に海外大学で開発した技術を導入すれば良かったが、それでは数年で陳腐化してしまう。独自のコア技術と周辺技術を持った上で、世界最高水準の独自技術を生み出さなければ、世界市場では勝負にならない。そのためには、多様な基礎研究と強固な研究基盤が必要になる。国内の大学を中心とする基盤が重要だ。

 また、米国では政府主導でEUでは企業中心に技術の囲い込みが進められており、産業界内にも「せっかく投資しても国際情勢の変化で無駄になるのではないか」という危機感が生まれている。隣国の中国政府は、早くから海外にいる自国研究者を呼び戻すウミガメ政策を進めると同時に、国内技術の育成を国家目標に掲げている。

 こうしたことから文科省は、科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業を見直し、萌芽段階の研究で生まれた基礎研究の成果のうち、技術開発につながるものを10年程度かけて育てる基礎技術研究支援制度を創設する。大学の研究基盤を向上させるとともに、学術研究の支援機関である日本学術振興会とJSTが棲み分けを行うことで、研究者にとっての位置づけを明確にする。

 さらに、産業界側のニーズを基礎技術研究に結びつけたり、研究成果を産業に活用するための共同研究や情報交換の場として、先端技術融合型COEを創設する。科学技術振興調整費の戦略的研究拠点育成プログラムが17年度で終了するため、18年度から先端技術融合型COE育成プログラムに改変する。

 大学や研究機関を核として、10年先をにらんだ先端的な重要技術領域を選定した上で、年間10億円程度を5年間支援する。参加企業にも相応の支援を求める。特に既存の学問分野だけでなく、将来を見通した融合分野から領域を選定する。

 有本建男・科学技術・学術政策局長は「5年前、第2期基本計画の議論の時は、学術研究側と産業研究側で対立してゼロサムの議論を行っていたが、ここに来て企業側の意識も随分変わった。大学は幅広く基礎的な研究を行い、国はSPring-8等のトップレベルの共同研究施設を整備し、そうした基盤の上に企業の発展があることが分かってきた。イノベーションを支える連続的なシステムを構築するのが我々の使命」と話す。

http://www.sci-news.co.jp/news/200502/170211.htm
[PR]
by unkotamezou | 2005-02-11 18:51 | 自然 科學 技術
携帯電池で電車走る
“携帯”電池で電車走る 福井大など実験成功

 福井大学などが作るグループは29日までに、携帯電話やノートパソコンに使われているリチウムイオン電池を改良し大型化、路面電車を走らせる実験に成功した。

 福井大、電子材料メーカーの大研化学工業(大阪市)と電池メーカーのエナックス(東京)が開発した電池は、縦70センチ、横50センチ、高さ45センチで約200キロ。福井鉄道(福井県武生市)で行った実験では、約16トンの車両を最高時速約40キロで、一度も止まらず約20キロ走らせた。

 このリチウムイオン電池は、主な材料に従来のコバルトではなく、粒子を細かく均一にしたマンガンを使ったことが特徴。これにより最大約900アンペアと大きな電流を作り出し、充電も10分程度と、急速な充放電が可能になったという。

 実用化すれば深夜に充電することでコストが削減でき、パンタグラフが不要になって景観の改善も期待できる。

 福井大の荻原隆助教授は「バスやトラックでも利用できるのではないか。将来的には潜水艦にも使える」と話しており、研究を重ねる意向だ。

(共同 01/29 18:28)
[PR]
by unkotamezou | 2005-01-30 10:12 | 自然 科學 技術
高温超電導モーター開発
高温超電導モーターを開発 福井大など共同チーム

 高温超電導体を使ったモーターを杉本英彦福井大教授と石川島播磨重工業など7社の共同チームが開発し、このモーターで試作した直径約80センチ、長さ約2メートルの船舶用推進装置を20日、横浜市内で公開した。

 モーターはビスマス系高温超電導体のコイルを使用、液体窒素で冷やせるセ氏零下約200度で動く。出力は約40馬力だが、チームは「6800馬力まで出せる技術にめどがついた」としている。

 6800馬力のモーターが完成すれば、銅線コイルを使う既存のモーターに比べ大きさは10分の1、重さは5分の1で、エネルギー効率も約30%程度の改善が期待できる。

 超電導モーターは大電流で強い磁場が発生し、電流が流れにくくなるという問題があった。チームは磁場の発生場所とコイルを分離することでこの問題を解決した。

(共同 01/21 00:41)
[PR]
by unkotamezou | 2005-01-21 08:13 | 自然 科學 技術
日本チームの 7.21Gbps 通信記録が最速認定
日本チームの 7.21Gbps 通信記録が最速認定

 東京大学と WIDE プロジェクトなどの研究チームが昨年 11月に記録した 7.21Gbpsの長距離 TCP 通信が、このほど米 Internet2 の速度記録に認定された。日本チームの記録が認定されたのは初めて。

 実験は東京大学と WIDE プロジェクト、富士通コンピュータテクノロジーズ、チェルシオ・コミュニケーションズが共同で実施。スイスの欧州素粒子物理学研究所(CERN)-オランダ・アムステルダム-米国・シカゴ-東京-シカゴ-米国・ピッツバーグを 10Gbps ネットワークで結び、CERN とピッツバーグに設置した 2台の PC 間でデータを転送した。

 2点間の距離は、中間の機器間の最短距離の合計では 3万1248キロとなるが、Internet2 のルールにより 2万675キロとして計算。データ転送速度の 7.21Gbpsから、14万8850T(テラ)ビット・メートル/秒として「Internet2 Land Speed Record」に認定された。

 実験は標準 TCP と標準 Ethernet フレーム長(1500バイト)、約30万円の一般的なPCで実施しており、研究チームは「10G ビットネットワークの高効率利用が特殊な方式なしで実現可能なことを示した」としている。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0501/13/news062.html
[PR]
by unkotamezou | 2005-01-13 07:37 | 自然 科學 技術
東大と産総研 HRP-2 で「会津磐梯山踊り」に成功
東大と産総研、HRP-2で「会津磐梯山踊り」に成功

東京大学・生産技術研究所(東大生研)と産業技術総合研究所(産総研)・知能システム研究部門は、共同で、ヒューマノイドロボット「HRP-2」に「会津磐梯山踊り」を踊らせることに成功した。後継者不足に悩む無形文化財(能や民俗舞踊、匠の技、茶道の手前など)を、ロボットをメディアとして「保存」しようという研究の成果。産総研のサイトでは、その動画ファイルも公開されている。

ヒューマノイドロボットでの踊りの再現には、まず実際の踊りのデータを取得することが必要となる。サンプリングには会津民謡玉水会の協力を得て、同会の山田久子師範などの踊りをモーションキャプチャ・システムで計測。体の各部にマーカーを取り付けて踊ってもらい、特殊なカメラで撮影することで動きに関するデータを取得した。

そのまま動きをロボットで再現できれば良いが、現状では仕様的な制限などもあるため、HRP-2で実行可能なように動作を変換する必要がある。このモデル化は上半身と下半身で異なる手法が採用されており、体の安定性を重視する下半身ではスキルモデルに基づく足の軌跡生成、踊りの特徴を大きく表現する上半身では逆運動学に基づく腕の軌跡生成が行われた。

下半身では、基本的なタスク(動作)モデルとして、「右踏み出し」「左踏み出し」「沈みこみ」「たち」という4つのモデルを考えて設計した。モーションキャプチャされた動作の解析では、システムがこれらのモデルに基づき、いま何をしているのかというタスクの認識を行う。そして、そこから持続時間、歩幅、足を上げる高さなど、各タスクでのスキルパラメータを取得し、最後に、このパラメータの値からロボットの足の軌道を生成した。

上半身でも同様にタスク・スキルモデルを利用するが、より複雑な動きをする上半身ではタスクモデルの数が多くなるため、キャプチャデータから自動的にタスクモデルを抽出する手法を開発した。ここで利用したのは踊りの「留め」(重要なポーズ)の概念で、この留めをタスクとし、音楽情報や手足の動作の微少な停留を利用してこれを抽出した。

ロボットが安定して立つためには、ゼロモーメントポイント(ZMP)が足の接地面の内側に入っている必要があるため、最後に、生成されたデータの調整も行った。産総研の動力学シミュレータを利用し、ZMPが足裏境界にある部分の足の軌道を微調整。それらをすべて修正し、ZMPが常に足裏内部に入るような動作を生成したことで、安定して踊ることが可能となった。

東大生研・池内研究室(池内克史教授)では、これまで、画像処理技術を用いて文化遺産をデジタル保存する研究を進めてきた。大仏や正倉院御物などの有形文化財に対しては、3D形状計測や各種アルゴリズムの開発などを行い、すでに鎌倉・奈良の大仏、タイのスリチャム寺院のデジタル化などの成果を得ている。

一方、伝統芸能・技法などの無形文化財の保存については、従来はビデオ撮影などの手法が採られてきたが、これは後継者を育成するための「素材」ではあっても、「後継者」そのものにはなり得ない。同研究室では、ヒューマノイドロボットに各種の芸能・技法を動的に保存し、無形文化財を継承することを提案。産総研と共同で研究を開始し、その第1弾として、会津磐梯山踊りの再現を試みた。

http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/01/13/003.html


HRP-2、人間と一緒に会津磐梯山を踊る

 国立学校法人 東京大学生産技術研究所(東大生研)池内研究室と、独立行政法人 産業技術総合研究所(産総研)は12日、共同で、ヒューマノイドロボット「HRP-2」に、会津磐梯山踊りを踊らせることに成功したと発表し、記者会見でデモを行なった。

 会津磐梯山を会津民謡玉水会の人に踊ってもらい、会津大学開発の32点の光学式モーションキャプチャーシステムで観測を行なった。そして特徴的な動きを抽出したあと、ヒューマノイドに可能な動きに変換した。CRESTの「文化遺産の高度メディアコンテンツ化のための自動化手法」の一環として実施されたもの。

 もともと池内研究室では文化遺産をデジタル技術で保存することに取り組んでいた。無形文化財の場合、ビデオテープで演者の動きをアーカイブすることがふつうの手法だが、それでは教材にしかならない。実際に演ずることができるものが必要だということで、動的にアーカイブするためにヒューマノイドを使うことになったのだという。

 このシステムでは、人間の動きから、ロボットが「何をするか(タスク認識)」、「どのようにするか(スキル認識)」それぞれを把握し、ロボットの動きに変換することができる。

 まず、人間の動きを画像から観測し、各ポーズの遷移速度から何をやっているかを認識するソフトウェアを作った。その動きをそのまま単純にマッピングするとロボットは転倒してしまうので、動力学シミュレーターなどを使い、ロボットに適した動きに変換してやる必要がある。

 特に、上半身はともかく、下半身はバランスを取らなければならない。そこで上半身の運動と下半身の動きを分け、下半身のほうはトップダウン的にタスクモデルを設計した。具体的には、「たち」、「沈み込み」、「右踏みだし」、「左踏みだし」の基本的な動きをつくり、その動きの遷移であると捉えさせた。

 一方、上半身は基本的にモーションキャプチャーからタスクを自動抽出させている。会津磐梯山の動きには「留め」と呼ばれる特徴的な動きがある。まず踊りの師範から踊りのスケッチをもらい、どういうふうにするかタスクのサンプルを作った。

 次に、音楽のリズムと動きは同期しているという仮定を置き、動きを自動抽出するために、音楽のリズムと身体の各部が止まる部分を自動抽出させるソフトウェアを作ることで、踊りの留めのタスクモデルを自動抽出させることに成功したという。これは、未知の舞踊についても自動的タスクモデルが抽出できることを目指しているためだ。

 そして逆運動学で関節角度を計算し、できるだけ動きをなめらかにし、最終的に産総研の動力学シミュレーターでZMPを計算して動きを生成したという。

 池内教授は、「ロボットの動きに合わせて動きを作ったのではなく、人間の踊りを観察し、特徴を自動抽出し、踊りの特徴を保持しつつ、ヒューマノイドロボットの動きを自動生成した点、そして人間と共演を実現した」点を強調した。これによってヒューマノイドロボットの問題点も明確化するし、新たなメディア芸術の可能性も出てくるという。

 ロボットと人間は関節自由度も関節速度も違うため、まったく同じにはなりようがない。もともと、人間同士で踊りを真似るときでも同じ問題がある。だが、身長や体重が違っていても、あるいは身体にハンディキャップがある人でも踊りは踊れる。それは人間が、踊りの本質を抽出しているためだと考えられる。

 今回のシステムの目的は、踊りの本質的な動きを取りだすことにある。計算機で「踊りのポイント」を抽出する点が、ビデオで単にアーカイブすることに対するアドバンテージであるという。

 また、将来は「ロボット100台と人間100人くらいとで、ロボットミュージカルをやるといった展開もあり得る」と語った。

池内教授によれば、人間の動きを解析しヒューマノイドの動きを生成するこの技術は、無形文化財の保護・普及に役立つという

山田久子師範。「ロボットさんの動きを見てたいへん驚きました。私の体の動きの癖、特に脚の動きが似ているんです。将来は小学生でもロボットさんを見て踊りを覚えられるようになると思います」とコメント

産総研 ヒューマノイド研究グループ 比留川博久グループ長。「表現力としてはまだまだ改善の余地がある。もっと関節速度をあげる必要があるし、脚も今は下駄くらいあるので、もっと人間なみにしたい。踊りには指で表現するような細やかな部分もある。そんな動きも実現させたいし、見た目ももっと人間っぽいロボットにしていきたい」

HRP-2 による踊り【動画】

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0113/hrp2.htm
[PR]
by unkotamezou | 2005-01-13 07:14 | 自然 科學 技術
二十年後に月面無人基地
 日本の宇宙開発の20年後を見据えた、宇宙航空研究開発機構の長期ビジョンの中間取りまとめ案が6日、わかった。

 月面無人基地の建設や国際協力による有人活動、惑星探査の中継点となる深宇宙港構想などが柱となっている。来週から外部有識者による検討を始め、3月に最終報告案をまとめ、国の第3期科学技術基本計画(2006年度―2010年度)に反映させる。

 案によれば、月に無人の「平成基地」を作るとともに、各国と協力し有人活動拠点に日本人飛行士を滞在させる。太陽光発電衛星を開発し、月面の基地などに供給する。また、地球から150万キロの宇宙空間を「深宇宙港」と位置づけ、光学やエックス線の望遠鏡を置いたり、木星や土星の探査の足がかりにする。

(2005/1/7/03:08 読売新聞)
[PR]
by unkotamezou | 2005-01-07 11:43 | 自然 科學 技術
「原子スイッチ」開発
 コンピューターの超小型化、省電力化を可能にする「原子スイッチ」を、物質・材料研究機構と理化学研究所などのグループが開発した。

 この技術を応用して、パソコン並みの高性能携帯電話などの開発も企業と進められており、現在のコンピューターに使われている半導体スイッチにかわるものになる可能性が期待されている。この成果は6日発行の英科学誌「ネイチャー」に掲載される。

 開発した原子スイッチは、硫化銀で覆った銀電極と、白金の電極を使って、簡単に作製できる。室温で電流を流すと、硫化銀の表面に銀原子が現れ、100万分の1ミリ(1ナノ・メートル)離れた白金電極に接触、電流が流れる。逆方向の電流を流すと銀原子は硫化銀の中に戻り、スイッチが切れる仕組みだ。

 コンピューターは、「オン」「オフ」のスイッチを組み合わせた集合体で、スイッチの品質が性能を支配する。原子スイッチを使えば、従来の半導体を使った場合の10分の1以下に小型化でき、消費電力も100万分の1にできる。また、同じ面積で従来の5―10倍の量の情報が記憶ができるという。

 同機構の長谷川剛アソシエートディレクターは「製造が簡単で実用化しやすい。5―10年後には、GPSやテレビ、パソコン機能などを持つ高性能携帯電話などの製品化を目指したい」としている。

(2005/1/6/11:14 読売新聞)
[PR]
by unkotamezou | 2005-01-06 11:34 | 自然 科學 技術
三万キロを 7.21Gbps で 東大と WIDE TCP通信で世界記録
三万キロを 7.21Gbps で 東大と WIDE TCP通信で世界記録

 東京大学と WIDE プロジェクトの研究者を中心にした研究チームはこのほど、TCP による長距離高速通信の世界記録を更新したと発表した。3万1248キロと世界最長の 10Gbpsネットワークで、7.21Gbpsの実質データ転送速度を達成した。

 米ピッツバーグから東京大学のシステムを経由し、スイスのジュネーブまで 10Gビット回線を構築。単一 TCPストリームによる高速通信実験 20分間行った。7.21Gbps は、DVD 1枚分のデータが 5.5秒で転送できる速度だ。

 バンド幅・距離積は 22万5298Tビットキロメートル/秒と、従来の世界記録である 12万4935Tビットキロメートル/秒を 80%上回った。

 Chelsio T110 10GbE NIC を1組装備した Opteron 搭載サーバ間で通信した。パケット長はイーサネット標準の 1500バイト。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0411/16/news062.html
[PR]
by unkotamezou | 2004-11-16 07:28 | 自然 科學 技術