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カテゴリ:國防 軍事( 294 )
支那が掘削施設完成 白樺ガス田

 東シナ海の白樺ガス田で、支那が天然ガスの掘削施設を完成させ、運用開始間近の状態となっていることが9日、分かった。日中両政府は昨年6月、白樺の共同開発で合意。共同開発の中身が詰まるまで支那が開発を中断することを確認しており、支那側が掘削を開始すれば政府は合意違反として抗議する方針だ。

 白樺ガス田をめぐっては今年7月、海上自衛隊のP3C哨戒機の監視活動で、大型のクレーン船がプラットホームに横づけされ、大量の資材が運び込まれたのが確認されている。政府は「掘削準備のための資材が含まれている可能性がある」として支那側に懸念を伝えたが、支那側は「プラットホームの維持・管理に関する作業」として掘削施設建設を否定していた。

 しかし、その後も小型船でたびたび資材が運び込まれ、掘削櫓の建設も確認された。政府筋は「固定的にガスを吸い上げている状況は確認されていないが、いつでも掘削可能な状態だ」としている。

 平野博文官房長官は9日の記者会見で、白樺ガス田について「開発が行われているか事実関係が確認できていないが、わが国にとって非常に微妙な問題だ。しっかりと注視し、そういう事実であれば、支那にしっかりものを言っていかなくてはいけない」と述べた。

 政府は平成16年に日中中間線にまたがる白樺で支那がガス田開発に着手したことに抗議、作業を中断させた。昨年には共同開発で合意したが、開発の具体策を詰める交換公文作成交渉に支那側は応じていない。

平成二十一年十二月十日午前八時二十一分

支那、掘削施設完成 開始なら政府抗議 白樺ガス田
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by unkotamezou | 2009-12-10 08:21 | 國防 軍事
与那国島が危ない 下

 自衛隊も海上保安庁もない沖縄県与那国町。気象観測所も昨年10月で無人化された。国家公務員は、いまや税関業務の1人だけになった。ガランとした観測所や宿舎が亜熱帯の強い日差しにさらされている。

◆警察官2人に拳銃2丁

 日夜、島の安全を守るのは、2人の警察官と彼らの携行する拳銃2丁である。その1人、久部良(くぶら)駐在所の山内聡代巡査部長(38)は沖縄本島の機動隊勤務から転勤し2年になる。

 朝夕は登下校の小中学校を、飛行機の離着陸時は空港を、そしてフェリーの出入港の時刻には港を巡回する。「制服姿がそこにあることが(犯罪の)抑止になる」と考えるからだ。

 赴任してからこれまでの犯罪は盗難が4、5件、交通事故は脱輪に横転、町長選での傷害事件などで殺人はない。ほかは台風による停電、冠水くらいだ。「できるだけ使いたくない」という拳銃の出番は幸いまだない。

 その意味で島の治安は悪くない。だが国境の島としての安心安全となると、すでに書いてきたように事情は異なってくる。

 与那国町が去る6月に防衛省に出した自衛隊配置に関する要望は、「100人規模の駐屯地」だ。

 沖縄には現在、西部方面隊第1混成団が置かれていて、南西諸島の部隊配置は190ある有人島のうち5島(奄美大島、沖永良部島、沖縄島、久米島、宮古島)のみ。陸自部隊に限ると沖縄島だけだ。つまり中国の近海防御戦略の第1列島線に入る与那国島など八重山・宮古の先島諸島は防衛力の空白地帯同然となっている。

 5年前に決定された中期防衛力整備計画(中期防)は第1混成団を旅団に格上げし、防衛省もこれを機に与那国島に沿岸監視隊として数十人程度の部隊を出す意向とされた。しかし政権交代で、防衛大綱も中期防も見直しは来年末へ先送りされた。

◆上空は台湾防空識別圏

 さらに自衛隊誘致派も反対派もそろって問題にするのが、島の西側上空3分の2が台湾の防空識別圏であることだ。防空識別圏とは進入する航空機の国籍識別や位置確認、飛行指示を行う空域で、領土の外側400~500キロ圏となっている。日本の領空なのに台湾識別圏なのは沖縄占領時の米軍が設定したままだからだ。

 危険でもあり、人々はことあるごとに問題を訴えてきたが、いまだに「知らなかった」と答える政治家もいて不信感を募らせる。

 「与那国は捨て石みたいに考えられているのではないか。この島は日本の島です。屈辱的です」と与那国町議会の糸数健一議員(56)が言えば、誘致反対派の小嶺博泉議員(38)も「防空識別圏問題も処理せずに自衛隊配備などできますか、できないでしょう」と、7月に視察で訪れた当時の浜田靖一防衛相に迫った。

 遠隔操作に任された気象観測所にも再開の希望は強い。中期防は大型化する台風など「大規模・特殊災害への対応」を新たな防衛力の役割として取り上げている。広義の安全保障の見地から気象観測の重要性は増しているのである。

 とりわけ先島諸島は台風の通り道、台風銀座だ。また与那国島は日本の気象が変わる重要地点でもある。

 歴史学者で与那国町の歴史編纂委員を務め、与那国の事情に詳しい琉球大学の高良倉吉教授は島の今後にこのような提言をする。

 「与那国島を地域の総合的な危機管理の拠点にしていくのはどうか。石油タンカーによる汚染、流木やゴミ被害など問題は与那国島に限らず地域全体の問題となっている。台風や津波など自然災害への対処には気象観測の強化も必要だ。国境の島は元気な方がいい。与那国自身も、国境の島ゆえに広い意味での地域の安全保障を担いたいとアピールするのです」

◆せめて情報活動隊員を

 陸自配備の可能性が不透明になったいま、糸数議員は「ミサイルを置いてほしいとは言わない。せめて1人でも優秀な情報活動のできる人間が要る。そうしないと国境が危ない。いや、島自体もう、つぶさに調べられているかもしれません」と警告する。

 そういえば、隣の宮古島での出来事。何組もの若い男性2人連れが盛んに写真を撮っていた。食堂で彼らと居合わせて何者かが分かった。会話が中国語だったのだ。髪形や体格から「間違いなく人民解放軍」とはこのエピソードを教えてくれた人の解説である。

 国境の島、与那国の自然や、取り巻く東シナ海は美しく穏やかだ。だがこうした海洋の安寧も、中国の存在感の高まりと、日本の防衛の空白とのはざまで薄氷を踏むようなものとなりつつあると危惧せずにはいられない。

平成二十一年十月十六日 午前七時三十七分

【与那国島が危ない】(下)「ここは日本 屈辱的」
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by unkotamezou | 2009-10-16 07:37 | 國防 軍事
与那国島が危ない 中

 日本最西端の沖縄県与那国町にとって、近いのに遠くなってしまったのが台湾だ。111キロ先の台湾へは、まず500キロ離れた那覇へ行かねばならない。

◆台湾とともに栄えた島

 そもそも台湾が日本統治下の戦前は、東京どころか沖縄より身近で、出稼ぎも台湾、納税も台湾紙幣が通用した。昭和20年8月15日、終戦で国境線が引かれた後も、密貿易で栄えた。駐留米軍の監視も与那国までは届かなかったのである。

 地勢的にも歴史的にも、与那国町と台湾は不可分の関係にある。台湾との国境交流には、人々が島の良き時代へと思いを馳(は)せる側面もあるように感じられる。

 与那国町議会は議長を含めて定数6。ただ一人、自衛隊誘致に反対の小嶺博泉議員(38)は言う。

 「そもそもなぜ誘致なのかです。台湾との地の利や27年になる花蓮市との姉妹都市関係などをもっと生かすべきです。自分は自衛隊アレルギーはないし、国境を守ることは間違いではない。でも防衛力より人間で守る防人政策があってしかるべきだ。馬英九政権で中台関係が安定しているいま自衛隊を配備して緊張を高めるのはどうかと思う。町長は万策尽きたというが、定住促進策とかやることはまだある。町長には本気でやってくれと言いたい」

 町長選で自衛隊誘致に反対し、台湾との積極交流を主張した田里千代基候補(51)は大差で敗れたが、小嶺議員は意気軒高だ。

 昭和2年創業、与那国で一番古い泡盛のメーカー、崎元酒造所代表代行の崎元俊男氏(44)が悩んだ末に田里候補に投票したのも、台湾との交易に一縷(いちる)の望みを託したいからだった。

 島で調達できない瓶やラベルを関西に注文する。関西-沖縄-石垣-与那国の輸送コストは価格を圧迫する。今後、予想される沖縄本島の泡盛や九州の焼酎との競争に勝てるか。台湾との直接航路を切望するのは、崎元氏だけではない。

◆苦しい地場産業の前途

 もっとも外間(ほかま)守吉町長(60)や自衛隊誘致派も、台湾との交流促進に必ずしも反対ではないという。

 ただ、予算ありきでチャーター便を飛ばすだけのイベント頼みでは町の自立につながらない。また姉妹都市も2000人に満たない与那国町と10万人を超す花蓮市では規模が違いすぎて町の負担が大きすぎる。宮古・八重山諸島全体に広げて交流を進めていく考えも浮上している。

 与那国町には集落が3つある。役場や郵便局がある祖納(そない)、テレビドラマ「Dr.コトー診療所」のオープンセットが残る比川、そして最西端の久部良(くぶら)だ。

 かつてカツオやカジキ漁で栄え、戦後は密貿易の舞台ともなった久部良の栄華を物語る挿話は少なくない。

 曰(いわ)く、道路沿いに料亭が軒を連ねていた。曰く、通りを行き交うのに人々は肩をぶつけあうほどだった-など。

 町の最盛期の人口は1万2000人という。いま久部良は森閑としている。

◆存亡のふちに立つ漁協

 久部良漁港の傍らに立つビルの与那国町漁業協同組合で、代表理事組合長の上地常夫氏(45)に会った。

 「いまは漁業組合もつぶれる時代。茨城でもつぶれたと聞きます。でもこの島で漁協がつぶれたら痛手は本当に大きい。何とか存続を図らねばならないのです」

 漁協がつぶれることは、辛うじて残る産業の一つ、漁業の壊滅を意味する。上地氏は、思わしくない組合経営に危機感を覚えた町役場が送り込んだ出向第1号だ。

 生き残りへ(1)後継者問題(2)輸送コスト(3)資源問題-とハードルは高い。組合員は即戦力になっていない高齢者も含めて33人。国の支援策でスカウトした後継候補者も「やっぱりできませんと3日で帰ってしまいました」と、お手上げである。

 さらに漁獲量が減っている上に、禁漁区に出没する主として台湾からの遊漁や密漁も大きな問題だ。しかもこれら違法行為に町はなすすべがない。

 町には海上保安庁も常駐していない。違法行為を発見すると通報で石垣島から巡視艇が駆けつける。時間にして1時間。外国船が排他的経済水域の外に出ていくのに十分な時間だ。つまり歯止めは何もないも同然なのである。

 対照的に台湾警備艇の取り締まりは厳しく、危ない目に遭っている漁師も少なくないらしいが、多くを語らない。上地氏は言う。

 「国境は本当に手薄です。海保は弱腰ですね。何かあっても与那国がやられてから考えようという姿勢ではないか、私たちにはそうとさえ思えるのです」

 港の船の何隻かには「日の丸」が描かれていた。あまりにもささやかな自衛である。(千野境子)

平成二十一年十月十五日 七時二十一分

【与那国島が危ない】(中)「やられてから、という姿勢」
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by unkotamezou | 2009-10-15 07:21 | 國防 軍事
与那国島が危ない 上

 東京から1900キロ、日本最西端に位置する沖縄・与那国島ではいま、かたずをのんで鳩山政権の出方を注視している。昨年9月、町議会は自衛隊誘致を決め、今年6月には町長、町議会議長らが防衛相や陸上幕僚監部に誘致を陳情、防衛省も陸自部隊の配備を検討し始めた。だがその矢先に政権が交代、一転慎重論が支配的となった。自衛隊はもう来ないのか。東シナ海では近年、中国が領海侵犯や資源探査など海洋活動を活発化させ、存在感を着々と高める。国境の最前線、与那国島のいまを報告する。(千野境子)

民主政権は不安

 日本最西端の地碑が立つ西崎(いりざき)から、晴れた日には台湾が蜃気楼(しんきろう)のように大きく見える。台湾まで111キロ、同じ沖縄の石垣島よりも至近だ。昨年12月に中国海洋調査船2隻が付近を領海侵犯した尖閣諸島も150キロの近さにある。

 去る8月2日の町長選で再選された外間(ほかま)守吉町長(60)は、町の中心、祖納(そない)の町役場で困惑の表情も見せながら言った。

 「町の誘致の方針に変わりはありません。でも民主党になり不安はあります。お隣さんを刺激するようなこと(配備)はしないと(北沢俊美防衛相は)申されたようですが、お隣さんの方が軍事大国です。先方(の軍備)は認めてこっちはいけないというのはおかしい。隣のことばかり気にする外交の脆弱(ぜいじゃく)さです」

有事にどうする

 自衛隊の誘致構想は尾辻吉兼前町長時代からあったという。町議で与那国防衛協会副会長の糸数健一氏(56)はこう語る。

 「国境の島、しかも上空3分の2が台湾の防空識別圏です。有事に一体どうするのか。自衛隊の駐屯もない。台湾の選挙で中国がミサイルで威嚇し、漁場に行けなくなったこともあります。前町長はこれらを懸念し、実は一番やりたかったことが誘致でした」

 ところが平成17年7月、尾辻氏は55歳で急逝。元議長で福山海運代表だった外間氏が町長になり、糸数氏は誘致の遺志を継いだ。

 当初は手探り状態で南西諸島における中国船の活動や領海・領空侵犯などを勉強するうちに、「これは大変なことになっている」と危機感を深めていったという。東崎(あがりざき)で牧場を営む糸数氏はかつて沖合に中国船を何度か見た。夕方には目と鼻の先まで近づいた。

 「いま思えば調査船でしょう。記録に残しておけばよかった。残念なことをしました。でも当時はそこまで気づきませんでした」

「縦深拡大」路線

 中国の海軍戦略は、台湾から沖縄・南西諸島も含む第1列島線とグアム、パプアニューギニアなど第2列島線という「近海防御戦略」を採用、(1)国家の海上の安全の防衛(2)領海における主権の保全(3)海洋権益の保全のため、「中国の海」を徐々に広げていく-というものだ。中国自身はこれを「縦深拡大」と呼ぶ。

 とくに平成12年ごろから海軍力の整備、近代化が進み、潜水艦や駆逐艦など新型艦艇を続々と配備、訓練や活動も活発化した。

 また昨年末に尖閣に領海侵入した海上艦が国務院国土資源部所属だったように、いまや活動は海軍だけではない。鳩山由紀夫首相が呼びかける「友愛の海」と東シナ海の実態は大きくかけ離れている。

 「東シナ海をめぐり中国の大きなうねりを感じます。ふと気がつけば国益を損なっている可能性はあるかもしれません」と防衛関係者は声を落とした。

「国境の守り、どうしますか」

 島を車で走ると、道端では「誘致は悲願」の横断幕が風に揺れていた。

 もちろん「誘致反対」もある。しかし反基地・反自衛隊の感情が強い沖縄にあって、誘致を「悲願」とした与那国町に沖縄県内外は驚き、8月の町長選はかつてない関心を集めた。

 結果は外間(ほかま)守吉町長が島では前例のない103票という大差をつけて、元町役場職員の対立候補、田里千代基氏(51)を退けた。

 誘致があらためて町民の支持を得たとも言えるわけだが、外間町長は言う。

 「自分で言うのもおかしいですが、過去の実績と今後への期待で選ばれたと考えています。自衛隊誘致を争点にしたのは沖縄のマスコミ。そうすれば私が負けると思ったのでしょう」

 政権交代で事態が膠着(こうちゃく)する中、いまはマスコミを逆手に取って誘致は議会、地域の要請だからと、こんな爆弾発言もする。

 「日本には米軍基地があるのだから、台湾の基地を(与那国島に)置いてもおかしくないと、私は(政府に)言いますよ」

 記者が「仮に台湾と中国が一緒になり、中国が居座ったらどうします?」と聞くと、外間町長は「町が生きていくために、場合によってはそのくらいのことも考えますよということなんです。国を守ると言うなら有人島のわれわれをどうするのですか、国境、国益の守り方をどうしますか、(政府は)考えを持っていないと思えます。無策です」とため息をついた。

 外間町長の爆弾発言の背景には、人口減少と産業不振で衰退する町の将来に対する深い危機感がある。

 与那国町は平成16年10月に八重山3市町村合併を問う住民投票を行った。「君たちの将来のことだから」と中学生以上の全町民が対象となり、有権者数1378人、投票率70・46%。

 結果は賛成327、反対605の大差で、石垣市への合併案を葬った。時は小泉政権で行政改革、三位一体改革が進められていた。あえて自立を選んだ与那国町も、財政の健全化とスリム化を一段と迫られた。

 町役場の総務財政課の課長としてその最前線に立った池間龍一氏(58)は当時を回想してこう語る。

 「大ナタを振るいました。でも楽でしたよ。文句は言えない。厳しいが皆で選んだことではないかと言えましたから」

 収入役の廃止、議員定数を6人に半減、報酬カットなどすべてに切り込んだ。しかし縮小だけでは町の将来はない。一方で町の「自立ビジョン」も策定した。

 「国境交流特区」構想をうたい、石垣-与那国から台湾への航路延長や祖納(そない)港開港、台湾ビザの緩和などを柱とした。また平成19年には町独自で台湾に事務所を開設した。

 しかし結論を言えば、特区構想はいまに至るも日の目を見ていない。ただ特例として5千万円の予算がつき、台湾へのチャーター便が数回飛んだだけ。ビザの緩和は実現したが、愛知万博の副産物だった。

 「特区には3回挑戦しました。その都度、規制を持ち出す。地方は自立しなさいと言いながら、自立しようとすると規制の壁。特区の希望はまだ捨てたわけではありませんが、まじめに取り組んだわれわれはばかだったのか」と外間町長は怒りの表情を隠さない。

 与那国町の課題は(1)人口流出の阻止(2)インフラ整備と雇用確保(3)税収増(予算約20億円で自主財源は1割未満)-だ。与那国だけではない、過疎化に苦しむ地方の縮図が、ここにはある。

 島で初めて「15の旅立ち」という表現を聞いた。高校がないため子供たちは中学を終えると島を出る。両親の仕送りは大変だ。そしてほとんどが帰らない。いや、帰れない。働き口がない。こうして毎年、確実に人口が減っていく。

 「万策尽きた」(外間町長)いま、町の活性化への突破口に自衛隊誘致の望みを託したい。その思いはある意味で国境の守りに勝るとも劣らぬ切実さを人々に抱かせている。

【用語解説】与那国町

 北緯24度27分、東経123度。周囲27・49キロ、面積28・95平方キロ。数少ない1島1町の自治体。人口は1650人。

平成二十一年十月十四日 八時五十二分

【与那国島が危ない】(上)支那野放しの「友愛の海」 自衛隊誘致、町の悲願
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by unkotamezou | 2009-10-14 08:52 | 國防 軍事
南京大虐殺は国民党の政治宣伝

 名古屋市の河村たかし市長は15日開かれた市議会9月定例会の一般質問で、昭和12年の南京事件について、「一般的な戦闘行為はあった。そういうものが誤解されて伝わっているのではないか。事件そのものについて日中友好のためにきちんと検証し直す必要がある」と発言した。

 河村市長は「おやじは終戦を南京で迎えた。南京の人に本当に優しくしてもらい、名古屋に帰ることができたと言っていた。虐殺があったのなら8年後に南京の人が優しくしてくれるのか」と述べ、30万人以上が死亡したとする説に「当時の南京の人口より多いので絶対違う」と否定した。

 河村氏は著書の中で、「南京大虐殺は国民党のプロパガンダだったかもしれない」「いつの間にか『歴史的事実』にされてしまった」と記している。

平成21年9月15日 毎日新聞

河村名古屋市長 南京大虐殺「誤解ある」 議会で発言
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by unkotamezou | 2009-09-15 07:10 | 國防 軍事
ある支那人戦略家の国防観

 人民日報社発行の国際情報専門紙の『環球時報』は8月26日付で、中国屈指の軍事戦略研究家である彭光謙氏の小論文を掲載した。氏はもともと中国軍事科学院戦略研究部所属の研究者で、少将の階級をもつ軍人であった。定年退役後は民間の研究機関に勤めながら、軍事評論家として活躍している。このような背景からも、彭氏の論はある程度、中国政府もしくは主流派エリートたちの共通認識を代弁している、と見ることができる。

 「国防の強化に一刻の猶予もない」と訴えた彼の論文には、いくつかの注目すべき論点がある。

 その1、冷戦後の現在、中国にとっての全面戦争の脅威は明らかに減少し、外部からの武装侵略によって国家の存亡が脅かされるような危機はもはや現実のものではなくなっている。その代わりに、一部の国際的敵対勢力は中国の発展と強大化を快く思わず、できるだけ中国の発展を阻止しようとしている。

 その2、そのために、敵対勢力は「台湾独立」「チベット独立」「ウイグル独立」を暗に支持して扇動し、中国の発展戦略を妨害する。彼らはまた、経済的・技術的手段を用いて、中国の経済秩序・金融秩序を攪乱することによって中国の発展を遅らせるのである。

 その3、したがって、中国は今後、国家戦略の重点を自国の「発展権」の維持に置き、そのために戦ってゆかなければならないが、必要なのは、抑止力としての国防の強化であり、実力をもって自立自存をはかり、実力をバックにして発展権を守ることである。

 以上は、中国の軍事戦略論の第一人者である彭氏の論文の骨子だが、そこから読み取れるのは、次の大変重要な点である。

 要するに彭氏ら国家級の戦略家たちは、中国に侵略戦争をしかけてくるような国はどこにも存在しない事実を認めていながらも、依然、「敵対勢力は中国の発展を阻止しようとする」という妄想に近い世界観の上に立って中国の国防戦略を考えている。あるいは彼らは、中国の軍事力のさらなる強化を正当化するために、このような独善的な世界観を意図的に吹聴しているのかもしれない。

 いずれにしても、大量の核兵器と世界屈指の軍事力を既に持っているはずのこの中国で、主流派の戦略家たちは依然、何かの妄想や口実にこじつけて「一刻の猶予もない国防力の強化」を訴えているのである。彼らは一体、何をたくらんでいるのであろう。

 このような異様な国の存在は、近隣国の日本にとって憂慮すべき大問題であろう。一体どこの国が中国にとっての「敵対勢力」となるのかは、結局彼らの主観的恣意によるものだから、日本という国はいつか、中国の強化された軍事力の餌食にならない保証はどこにもない。彭氏の言葉を借りていえば、われわれ日本国民も、自国の生存権と「発展権」を真剣に考えなければならない時がきている。

 しかし残念ながら、日本国民の大半にはこのような問題意識がまるきりない。この前の総選挙で、国防問題を棚上げにして選挙戦を戦った民主党が大勝したことはその証明であろう。これほどのんきな日本国民に、中国人戦略家の彭氏が例の論文のなかで吐いた至言の一つを贈りたい。

 「国家の発展権の維持と戦争の予防は机上の空論でもなければ片思いの願望でもない。それは強大な実力をバックにして初めて達成できる目標である」と。

 残念ではあるが、問題の本質をきちんと見抜いているのは、むしろわれわれの「敵方」の方である。

【経歴】石平

 せき・へい 昭和37年、中国四川省生まれ。北京大学哲学部卒。63年来日し、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関を経て、評論活動に入る。『私はなぜ「中国」を捨てたのか』など著書多数。

21/09/10 13:36

ある中国人戦略家の国防観
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by unkotamezou | 2009-09-10 13:36 | 國防 軍事
北朝鮮核めぐり麻生首相が核武装論に言及

 麻生首相が6月28日に東京で行われた日韓首脳会談の際、「北朝鮮核問題が深刻化すれば、国内で核武装すべきだという声が強まる」と述べていたことがわかった。複数の日韓関係筋が明らかにした。北朝鮮の核問題で、カギを握る中国の取り組みを促す説得材料の一例として取り上げたという。

 麻生首相と李明博韓国大統領のほか、同席者を両国外相ら少人数に限った会合の席での発言。議題を北朝鮮問題に絞り、内容は公表しないことを双方が申し合わせていた。

 両首脳は、中国が国連安全保障理事会の制裁決議の履行などに真剣に取り組まない場合、日韓両国が北朝鮮に対抗して防衛力を強化せざるをえなくなるというメッセージを中国側に伝える必要があるという考えをそれぞれ表明。麻生首相はその中で、日本で核武装論が高まる可能性に言及したという。

 北朝鮮による5月の核実験後、キッシンジャー元米国務長官が日韓両国の核武装の可能性を指摘して、中国に北朝鮮問題に真剣に取り組むよう促した。麻生氏の発言はこうした意見を念頭に置いたものと見られる。韓国側からも強い異論は出なかった模様だ。

平成21年7月31日7時8分

北朝鮮核めぐり、首相が核武装論に言及 日韓首脳会談時
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by unkotamezou | 2009-07-31 07:08 | 國防 軍事
与那国島に陸軍部隊を配置

 政府は4日、日本最西端に位置する沖縄県の与那国島(よなぐにじま)に陸軍の部隊を配置する方針を決めた。年内に策定する次期中期防衛力整備計画(平成22~27年度)に盛り込む。複数の政府・与党関係者が明らかにした。実現すれば、沖縄で本島以外へ陸上部隊を配置するのは初めてとなる。付近を航行する船舶の監視を行うとともに、離島防衛の意思を明確にするのが目的で、軍事力を増強し東支那海での活動を活発化させる中国に対抗し、南西諸島の防衛力を強化する狙いがある。

 配置する部隊は、レーダーなどで船舶の航行情報を収集する沿岸監視隊となる見通しで、規模は数十人。防衛省は、那覇市に司令部を置く陸軍第1混成団(約1800人)を今年度末までに約300人増強し旅団に格上げし、その後、旅団から与那国島に部隊を新たに置き、レーダーサイトも設置する。

 実戦部隊の配置は、島内に演習を行える十分な土地がないことや、中国、台湾を刺激しないよう配慮した結果、見送る方針だ。ただ、与那国島には2000メートルの滑走路を持つ与那国空港があるため、将来的には有事の際に陸軍部隊の来援を受け入れたり、海自の哨戒機P3Cを配備したりすることもありそうだ。

 与那国島は台湾まで約110キロ足らずの“国境の島”だ。中台海峡で紛争が起これば、影響を受ける可能性がある。また、米軍統治期の影響で、島の西側3分の2は台湾が領空侵犯に有効に対処するために設けた防空識別圏(ADIZ)に含まれ、18年8月に台湾が軍事演習を行った際、島西部が訓練区域に入り日本側が抗議したこともある。

 中国、台湾が領有権を主張する日本固有の領土、尖閣諸島までも約120キロの距離しかない。尖閣諸島の領有権問題や東支那海のガス田開発をめぐる中国の活発な動きは、島民にとって憂慮すべき事態となっていた。

 一方、島内は2カ所の駐在所に警察官2人がいるだけで、軍が駐留する沖縄本島までも約500キロも離れている。周辺有事が起こったり、侵略があったりしても防衛できない問題が指摘されていた。

 与那国町議会は昨年9月、国軍誘致の要請決議を賛成多数で可決した。外間守吉(ほかましゆきち)町長と崎原(さきはら)孫吉(そんきち)町会議長は6月30日、浜田靖一防衛相に陸軍の誘致を求めた。浜田防衛相は週明けに与那国島を視察する。自民党も同月9日、防衛計画の大綱見直しに関する提言で、国境離島の領域警備体制の確立と南西諸島防衛の強化を政府に求めていた。

 与那国町にとって国軍の誘致は、防衛省が基地受け入れ自治体に対して行う補助金事業への期待感もある。外間町長も産経新聞の取材に「国軍隊誘致は島の活性化と安全確保につながる一挙両得の選択だ」と話している。与那国島は周囲約28キロ、人口約1700人。観光とサトウキビ栽培、漁業が主力産業。

21/07/05 01:37

与那国島に陸軍部隊配置へ 中国に対抗
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by unkotamezou | 2009-07-05 01:37 | 國防 軍事
武器輸出三原則「共同開発に道を」 経団連、見直し提言へ

 日本経団連の防衛生産委員会(委員長、佃(つくだ)和夫三菱重工会長)は3日、政府が年末に決める「防衛計画の大綱」改定に向け、戦闘機などの国際的な共同開発に参加できるよう武器輸出三原則の見直しを求める提言案をまとめた。共同開発に加わらなければ、最新鋭機器を調達できない可能性が高まるなど防衛力整備に響きかねないためで、「平和国家の基本理念を踏まえつつ、三原則などを見直すべきだ」とし、初期から開発に参画できるよう求めた。

 経団連が5年前の防衛大綱改定に合わせた平成17年7月の提言では、三原則について「再検討する必要性」を指摘しただけで、見直しを直接求めることはなかったが、今回はさらに踏み込んだ。14日の理事会で正式決定し、政府・与党に実現を求める。

 経団連が危機感をもつ背景には、次世代戦闘機F35の開発が、米国を中心にイギリス、イスラエル、シンガポールなどの各国共同で行われるなど、欧米中心に武器や装備品の国際共同開発が盛んに行われるようになってきたことがある。

 武器の性能が向上し、開発費用がかさんできたためで、提言案は「一国だけで最先端の装備を開発・生産する時代は終了した」と指摘した。さらに、米国などが軍事技術の流出に神経をとがらせる中、共同開発に入れなければ、最先端装備を求めても「グレードの低い装備を提供される可能性が高い」としている。

 提言案は具体策として、共同開発前に民間企業間で行われる基礎技術の共同研究への参加なども要望。独自開発が必要な潜水艦や戦車、宇宙を利用した早期警戒衛星などに予算を重点配分することも求めた。

 三原則をめぐっては、自民党国防部会も緩和を盛り込んだ提言を出し、政府の「安全保障と防衛力に関する懇談会」でも見直しの方向で議論が進んでいる。

【用語解説】武器輸出三原則

(1)共産圏(2)国連決議で禁止された国(3)国際紛争当事国やそのおそれのある国-に向けた輸出を禁じた政策。昭和42年に定められたが、51年の政府統一見解で、事実上、すべて国への武器と関連技術の輸出が禁じられた。その後、米国に限り技術提供が認められるなどし、ミサイル防衛システムでの共同開発・生産などが可能になった。

平成21年7月4日7時56分 産経新聞

日本に帰化韓国人男性 対馬の海自施設で不可解行動
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by unkotamezou | 2009-07-04 07:56 | 國防 軍事
対馬の不審韓国人 陸軍や公共事業も情報収集

 海上自衛隊対馬防備隊本部(長崎県対馬市美津島町(みつしままち)竹敷(たけしき)などの自衛隊関連施設に海自支援組織会長として出入りし、不可解な行動を取っていた男性は、海自だけでなく、陸自対馬警備隊にも接触していたことも明らかになった。男性は海自施設と同様に、隊内の情報を収集する一方で、関連施設にからむ公共事業落札にも関与していた可能性が出ている。

 防衛省OBによると、平成10年ごろ、この男性が突然、「海自の紹介だ」と言って対馬警備隊を訪れ、警備隊一科のホワイトボードに書かれてあった演習日程や人数などの行事予定をノートに書き写していたという。

 同警備隊ではそれ以降、隠語で書くようにしたが、その後も面会に訪れては隠語で書かれた予定をノートに写しているのを目撃されている。

 関係者によると、多くの自衛官は親しくするうちに、男性が韓国人であることに気づいたが、帰化しているため関係を続けていたという。

 男性の行動は16、17年ごろまで10年以上も続いたが、市民や対馬警備隊、対馬防備隊本部の一部自衛官の間では、男性には背後関係があり、情報目的で支援する会を結成し、接触してきたのでは-という懸念がつきまとっていたとされる。

 男性の不可解な行動はほかにもあった。

 「毎週のように、東京市谷の防衛庁(当時)や長崎県の佐世保総監部に出かけていた時期もあった」(関係者)。支援組織設立当時から付き合っていた自衛官が出世し、対馬を離任した後も関係が続いていたためで、携帯電話で冗談交じりに話ができるほど親しい幹部もいたという。

 男性の周辺によると、こうした人脈の広さを活用、上京の際や佐世保総監部を訪ねる際には、支援する会の会員を案内し、防衛省幹部に紹介するなどしていたという。

 ある関係者によると、16年ごろ、下対馬警備所で上水道工事の話が持ち上がった。

 同警備所では、雨水をためて飲料水にしていたため、厳原(いづはら)町(当時)が町の予算で水道を引こうとしたのだが、男性は、支援する会の会員だった電工会社の役員を懇意にしていた海自幹部に紹介。防衛省の予算で、同社の淡水化設備を採用させようと働きかけたとされる。

 結局、海自内部でも問題となり、男性の計画は中断したが、これ以外にも、自衛隊が関連する工事に関与していたもようで、別の関係者は、「自衛隊施設に関する工事の入札を担当している自衛官とも接し、詳細は言えないが、隊舎の改造工事や警備船の改修工事などを落札した業者もいたようだ」と証言する。

 防衛省OBの中にも、男性は、支援する会を利用して防衛省関連施設の工事受注にも食い込んでいた疑いがあったと、指摘する声がある。

 男性は4、5年前、挙動不審を疑われ、防備隊本部などへの出入りはできなくなり、それと同時に、支援する会の活動も滞りがちで、防衛省幹部らとの関係も遠のいているという。

 だが、国防の最前線施設に、帰化しているとはいえ、韓国人が自由に出入りし、関連施設の工事受注にまで関与。しかも、さまざまな情報が漏れていた疑いもあることに防衛省関係者の間には、内容によっては日米安保体制にも影響を与える可能性があると危惧する見方もある。

 対馬については、韓国資本による不動産の一部買収などに端を発し、国境離島を見直す新法制定への動きが活発化している。今回の問題は、本土から遠く離れた国境・離島を領土保全や経済支援だけでなく、安全保障の観点からも改めて対応を迫られそうだ。(宮本雅史)

21/06/09 01:30

対馬の不審な男 陸自や公共事業にも触手 演習日程など情報収集
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by unkotamezou | 2009-06-10 01:30 | 國防 軍事