ブログトップ
「竹島の日」松江で記念式典

知事、参加の県民らに訴え

 日韓両国が領有権を主張する竹島を巡り、県が定めた「竹島の日」の22日、松江市の県民会館で県などの主催による、3回目の記念式典が開かれ、約500人の県民らが出席した。溝口知事は「問題の解決には国民の理解や世論の盛り上がりが不可欠」と訴え、引き続き国に早期解決を求めていく考えを示した。県は外相、農相の出席を要請したが、今年も欠席だった。

 記念式典では、溝口知事が、竹島資料室設置やWeb竹島問題研究所開設、隠岐の島町の小・中学校での竹島問題を扱った副教材の活用など、この1年間の新たな取り組みを紹介した。

 溝口知事は「竹島問題を所管する国の組織設置や、国民への啓発活動、領土権確立に向けた政府間交渉などを国に働きかけていく」と述べた。条例制定で途絶えた韓国・慶尚北道との交流再開については、「引き続き呼び掛ける」とした。

 この後、県の竹島に関する調査に、地図などの資料提供や体験談の記録などで協力した県民らに知事から感謝状が贈呈された。

 溝口知事は式典終了後の取材に対し、「国の尊厳にかかわる問題。竹島問題への日本全体の理解が進み、機運を高めていくことが最も大事だ」と強調した。

 式典に続いて行われた領土問題講演会では、元外務省欧亜局長の兵藤長雄氏が「竹島や北方領土は国家の尊厳にかかわる問題。日本ほど国家の尊厳を軽視している国は世界に無い」と、政府の姿勢を厳しく批判。「外務省内に領土問題を単一で扱う課が無いのが一番の問題。国内の態勢を立て直すためにも幅広い国民世論を盛り上げていかないといけない」などと話した。

 県のWeb竹島問題研究所長を務める下條正男・拓殖大教授も「日韓新時代と歴史問題の処理」と題して講演した。

20年2月23日 読売新聞

「竹島の日」松江で記念式典
[PR]
by unkotamezou | 2008-02-23 20:24 | 國防 軍事