宮内庁は25日付で、来年1月16日に皇居・宮殿で開かれる新年恒例の「歌会始の儀」の入選者10人を発表した。お題は「火」。今回は海外からの174首、点字38首を含む計2万2321首が選考対象となった。
最高齢の入選者は山口県下関市、主婦、魚本マスヱさん(86)で、最年少は佐賀県上峰町、久留米大学付設中学2年、田中雅邦君(14)。
また、天皇陛下に招かれて歌を詠む召人(めしうど)には、歌人で歌誌「コスモス」発行人の宮英子さん(90)=東京都三鷹市=が選ばれた。
入選歌は天皇陛下、皇族方のお歌とともに披露される。その他の入選者は次の通り(敬称略、年齢順)。
青森県つがる市、 農業、 中村正行 (79)
ブラジル・サンパウロ、無職、 渡辺光 (78)
京都市上京区、 主婦、 浅野達子 (77)
北海道函館市、 無職、 西里喜久男(74)
大分市、 無職、 山崎美智子(67)
愛媛県西条市、 会社員、 岡田まみ (46)
島根県浜田市、 会社員、 吉田友香 (24)
大阪市住之江区、 清風中学3年、宮川寛規 (15)。
19.12.25 08:56
歌会始の入選者発表 最年少は佐賀の中2男子