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我が国の漁船四隻が国後島沖でロシアに拿捕される

 13日午前4時30分ごろ、北方領土国後島沖で北海道・羅臼漁協所属の刺し網漁船4隻が、ロシア国境警備隊に拿捕された。ロシア海域への「不法侵入容疑」とみられる。乗組員計11人は色丹島に連行され、取り調べを受けているが、けがなどはない模様。

 拿捕されたのは、第31吉定丸(野圭司船長ら4人乗り組み)、第31豊佑丸(藤本茂美船長ら2人乗り組み)、第38祐幸丸(森雅浩船長ら2人乗り組み)、第38翼丸(長岡逸男船長ら3人乗り組み)で、6・3~19トン。いずれも12日深夜から13日未明にかけて、羅臼漁港を出港したとみられる。

 4隻から同漁協に入った連絡によると、最初に豊佑丸が、日露の暫定的領海線である「中間ライン」を越えて航行。豊佑丸の藤本船長に持病があるため、仲間の3隻が心配して追いかけたところ、国後島北部のルルイ岬沖で同警備隊に停船を命じられ、臨検を受けたという。

 外務省は、在ユジノサハリンスク総領事館などを通じて事実関係を調べるとともに、同日、在京ロシア大使館に対して速やかな解決を申し入れた。

 道によると、4隻は「マダラなどの刺し網漁」の操業を羅臼漁協に届け出ていたが、日露間の協定に基づき北方領土周辺で操業できる「安全操業」許可は道知事から得ていなかった。

 北方領土周辺のロシア主張領海内では、昨年8月に貝殻島付近の海域で根室湾中部漁協所属のカニかご漁船「第31吉進丸」が銃撃・拿捕され、乗組員1人が死亡。国後島周辺でも今年1月、羅臼漁協所属のスケトウダラ刺し網漁船「第38瑞祥丸」が安全操業中に拿捕されている。

19年12月14日 読売新聞

羅臼の漁船4隻、国後沖で拿捕される
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by unkotamezou | 2007-12-14 11:19 | 國防 軍事