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防衛省 F十五沖縄配備 尖閣など侵略に備え

 防衛省は26日、尖閣諸島など島嶼(とうしょ)部への侵略に備え、制空権を確保し領空侵犯への備えを強化するため、沖縄県の航空自衛隊那覇基地に配備している旧型主力戦闘機F4部隊を、茨城県の百里基地に配備しているF15部隊と入れ替える方針を固めた。F4より機動性や戦闘能力が勝るF15を沖縄に回し、米軍嘉手納基地のF15部隊との相互運用能力を強化することにより、中国に対する抑止力を高める狙いがある。

 入れ替わるのは那覇の302飛行隊(F4約20機)と百里の204飛行隊(F15約20機)。平成20年度中の移転完了を目指す。

 百里基地は、旧ソ連の侵略に備えてきた東西冷戦時代の北方重視戦略の中で「首都圏防空の最後のとりで」(空自幹部)として位置付けられてきた。部隊の入れ替えは、中国の軍事行動の活発化を念頭に置いた南西方面重視戦略への転換を象徴する事例だといる。

 中国は国産のJ10やロシア製のSU30、SU27など、F15と同じ第4世代の戦闘機を急速な勢いで増加させている。その数は331機にのぼり、機数では台湾に並んだ。 一方、F4はベトナム戦争にも使われた第3世代機。20年代半ばに退役を迎える予定だ。防衛省は「より前方での制空戦闘能力を強化するため第4世代機を増やしている中国空軍にF4で対処するのは困難」(同省筋)と判断し、F15部隊を沖縄に配備することにした。

 同省はまた、F15の戦闘能力を高めるため、32機分の近代化改修費用として、1123億円を20年度予算の概算要求に盛り込むことにしている。次期主力戦闘機(FX)をめぐり、有力候補であった最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターに関する情報が米国から提供されず、来年夏までに予定されていた機種選定が困難になる中、これまで8機にとどまっていたF15の近代化改修を大幅に増やし、レーダー性能やミサイル性能を高める。

19/08/27 17:19 産経新聞

防衛省、F15沖縄配備 尖閣など侵略に備え 20年度めど
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by unkotamezou | 2007-08-27 17:19 | 國防 軍事