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墜落から六十五年、比で旧日本軍機の残骸発見…遺族捜す

 先の大戦中、フィリピン・ルソン島バターン半島で墜落した旧日本軍戦闘機の残骸(ざんがい)が今年1月、墜落から65年ぶりに発見された。

 同機とともに墜落した米軍機パイロットの関係者が見つけた。

 エンジンの型式などから旧陸軍飛行第50戦隊所属の「97式戦闘機」で、黒沢利貞軍曹が搭乗していたとみられる。機種特定などに協力した神奈川県葉山町の戦史研究家、菅原完さん(78)は「ご家族にとっては故人ゆかりの貴重な品だと思う」と、黒沢軍曹の遺族を捜している。

 日米両国で出版されている記録や新聞記事などによると、黒沢軍曹は1942年2月9日、「97式戦闘機」に搭乗して友軍機5機とともに米軍機と空中戦を展開した。米軍将校が搭乗した戦闘機「P―40」1機を追うように、雲に覆われた同半島のマリベレス山山頂付近に墜落、行方不明となった。

 米軍将校の関係者らが、今年初めから山中を捜索した。1月末、戦闘機のエンジンなどが見つかり、協力を求められた菅原さんが航空専門家らに写真を見せたところ、エンジンの気筒数や部品の形状から97式戦闘機のものと判明した。この場所で墜落した同機種の戦闘機はほかにないことから、黒沢機にほぼ間違いないという。

 捜索チームメンバーらは「ご家族が現地を訪れたいと希望されれば、援助を惜しまない」と話しているという。第50戦隊戦友会(解散)の記録によると、黒沢軍曹の関係者の連絡先は、「札幌市北16条西5の黒沢節介氏」だが、現在、該当場所に黒沢氏はいない。心当たりの人は、菅原さん(電話 046-875-5231)まで。

19年7月14日14時37分 読売新聞

墜落から65年、比で旧日本軍機の残骸発見…遺族捜す
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by unkotamezou | 2007-07-14 14:37 | 歴史 傳統 文化