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日米印、房総沖で初の三か国共同訓練
 日本、米国、インドは16日、房総半島沖の太平洋上で、初の3か国共同訓練を行った。テロ組織などへの大量破壊兵器の拡散防止のため、3国の連携を強化するのが狙いだ。

 訓練には、海上自衛隊から第1護衛隊群(神奈川県横須賀市)のイージス艦「きりしま」や護衛艦「むらさめ」など4隻、米海軍からは「ジョン・S・マッケイン」などイージス駆逐艦2隻、インド海軍から駆逐艦2隻と補給艦1隻が参加した。

 訓練内容は、<1>無線や発光信号などで他国の艦と連絡を取る通信訓練<2>物資補給や文書受け渡しのために艦同士が近づく「近接運動」<3>一斉に方向転換したり縦列を組んで航行したりする「戦術運動」――など。いずれも、海上での共同行動に不可欠な訓練だ。

 日印の共同訓練は昨年12月の日印首脳会談で合意されており、米軍が加わって3か国訓練が実現した。

 訓練は太平洋やインド洋における海上交通の安全確保や、大量破壊兵器関連物資の密輸を海上で阻止する共同行動などを視野においたものだ。インド海軍にとっても、「インド洋だけでなく太平洋まで展開できる海軍力を誇示する狙いがある」(防衛省幹部)とみられている。

 また、安倍首相が唱える日米豪印4か国の戦略的対話の枠組みと関連し、今回の訓練は、近年海軍力を増強する中国をけん制する狙いもあるとの指摘もある。

 自衛隊も加わった最近の多国間共同訓練としては、大量破壊兵器拡散阻止構想(PSI)に基づいて英米豪仏などが昨年10月にペルシャ湾で実施した海上阻止訓練や、昨年6月に米豪印などとマレーシア周辺海域で実施した掃海訓練などがある。PSI訓練では、艦艇による訓練のほか、国境での協力を想定した税関当局による共同訓練なども実施されている。

19年4月16日22時47分

日・米・インド、房総沖で初の3か国共同訓練
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by unkotamezou | 2007-04-16 22:47 | 國防 軍事