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米国の燃費番付 日本車が上位独占
米国の燃費番付 日本車が上位独占

 【ワシントン=渡辺浩生】米エネルギー省と環境情報局(EPA)は17日、2007年型車の「燃費トップテン」を発表した。トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」が首位となるなど日本メーカーが上位10車種のうち7車種を独占。米国のドライバーが燃料効率に、より敏感となる中、日本勢の高い技術を見せつけた。

 上位3車種はいずれも日本メーカーのハイブリッド車。首位のプリウスはガソリン1ガロン当たりの走行距離が市街地で60マイル(1リットル当たり約25キロメートル)、高速道路で51マイル(同21キロメートル)を記録。2位はホンダ「シビック」、3位もトヨタの「カムリ」だった。4位にはフォード・モーターのハイブリッド型SUV(多目的スポーツ車)「エスケイプ」が食い込み、米国勢の意地を見せた。

 そのほかトヨタの「ヤリス(日本名ヴィッツ)」「カローラ」、ホンダの「フィット」も名を連ねたが、日本勢では日産自動車が、米ビッグスリーではゼネラル・モーターズ、ダイムラー・クライスラーがランクインしていない。

 米国では、海外からの輸入石油への依存を弱めるため、政府も燃料効率の高い車の普及に取り組んでいる。番付発表も「消費者が省エネに寄与する選択をするよう促す」(EPA)目的だが、結果的に日本メーカーの優位性を裏付ける皮肉な結果にもなっている。

(10/18 16:14)
by unkotamezou | 2006-10-18 16:14 | 自然 科學 技術