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「平泉」を世界遺産に推薦 中尊寺などの文化的景観
「平泉」を世界遺産に推薦 中尊寺などの文化的景観

 政府は14日、世界遺産条約関係省庁連絡会議を開き、中尊寺などから成る「平泉―浄土思想を基調とする文化的景観」(岩手県平泉町、奥州市、一関市)を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産(文化遺産)に推薦することを正式に決めた。

 来年1月にユネスコ世界遺産センターに推薦書を提出。世界遺産に登録されるかどうかは、専門家による審査を経て平成20年7月ごろ開かれる第32回世界遺産委員会で決まる。

 推薦理由として「寺院建築や庭園群は浄土の世界を具現化した空間造形の傑作で、その精神性は宗教儀礼や行事を通じて現在に継承されている」ことを挙げた。

 同景観は12世紀に奥州藤原氏が仏教的な理念に基づいて造った中尊寺や毛越寺、無量光院跡などで構成され、面積は周辺地域も含めると約8800ヘクタール。12年に世界遺産の候補として政府が選ぶ「暫定リスト」に追加され、文化審議会文化財分科会は7月に推薦を了承していた。

 暫定リストには平泉のほか「石見銀山遺跡」「古都鎌倉の寺院・神社ほか」「彦根城」も記載されている。石見銀山遺跡については、今年1月に登録推薦書を世界遺産センターに提出した。

 国内の世界遺産は「法隆寺地域の仏教建造物」など10件の文化遺産と、「屋久島」「白神山地」「知床」の自然遺産3件が登録されている。

(09/14 18:00)
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by unkotamezou | 2006-09-14 18:00 | 歴史 傳統 文化