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情報収集衛星打ち上げ成功 H二Aロケットで
情報収集衛星打ち上げ成功 H2Aロケットで

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日午後1時35分、政府の情報収集衛星光学2号機を積んだH2Aロケット10号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げた。衛星は予定通り、地球を南北に回る極軌道に投入され、打ち上げは成功した。事実上の偵察衛星で、詳しい軌道などは公表されていない。

 衛星は内閣官房の内閣衛星情報センターが運用、北朝鮮のミサイル発射施設などの監視にあたる。平成15年3月に打ち上げた光学、レーダーの計2基とあわせて、3基体制になる。来年2月にレーダー2号機を打ち上げれば当初予定の4基体制となり、夜間や荒天時でも、地球上のどこでも1日1回の情報収集が可能になる。

 光学2号機は可視光の望遠鏡とデジタルカメラに相当する機器を積んでおり、1メートルの物体を識別できる。乗用車とトラックの見分けが可能なレベルで、米国の商業衛星などもこの解像度を達成しているが、自国の判断で必要な画像を撮影できる意義は大きい。

 今回でH2Aは日本の衛星打ち上げロケットとしては初めて、同型機で2ケタの打ち上げを実現した。6号機の失敗以降、これで4回連続の成功。今後は重量級の衛星など厳しい条件での打ち上げも増えるが、着実に成功を積み重ねることで信頼性を向上させることが期待される。

(09/11 14:03)
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by unkotamezou | 2006-09-11 14:03 | 自然 科學 技術