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ソフォス、最新の「スパム送信国ワースト十二」を発表
ソフォス、最新の「スパム送信国ワースト十二」を発表

~ 日本ではコンピュータの“ハイジャック”対策などによりセキュリティ環境が改善傾向 ~

平成十八年七月二十四日

 法人向けセキュリティ対策大手のソフォス株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:アラン・ブロデリック)は本日、平成十八年第二四半期(四~六月)のスパムの最多配信国ワースト十二に関する最新のレポートを発表しました。

 世界各地に展開する脅威解析センター「SophosLabs」のリサーチャーが、上記期間に受信した全スパムを分析したところ、過去二年間で初めて、アメリカのスパム送信比率が前期より改善されていない結果が表れました。アメリカは世界のスパム送信の二十三・二%を占め、依然としてスパム送信国ワースト一にあがっています。

 支那と韓国は平成十八年年第一四半期からスパムを減少させるための管理強化を開始したにもかかわらず、チャート上ではアメリカに僅差で迫っています。日本から発信されるスパムの数は減少して十二位に順位を下げ、世界で一・六%にまで比率を落としています。

 スパム送信国ワースト十二は以下のとおりです。

平成十八年四月~六月

 一、アメリカ  二三・二%
 二、支那    二〇・〇%
 三、韓国     七・五%
 四、フランス   五・二%
 五、スペイン   四・八%
 六、ポーランド  三・六%
 七、ブラジル   三・一%
 八、イタリア   三・〇%
 九、ドイツ    二・五%
 十、イギリス   一・八%
十一、台湾     一・七%
十二、日本     一・六%
   その他   二二・〇%

 スパムの大多数は、ゾンビマシンあるいはボットネットコンピュータと呼ばれる、トロイの木馬やワーム、ウイルスによってハイジャックされ、ハッカーに操られたコンピュータから発信されていま。ソフォス株式会社代表取締役社長アラン・ブロデリックは次のようにいいます。

「国内で、スパムを中継するコンピュータの数が減ったのは大変喜ばしいことです。単に世界での比率ががっただけでなく、前四半期と比較して日本から送信されたスパムの絶対量が減ったことが確認されています。これは、国内でコンピュータにセキュリティ対策を適用するユーザーが増加している現われと思われます。」

 地域別に比較すると、スパム送信量はアジア地域でも引き続き増加していますが、ヨーロッパではさらに深刻な拡大傾向を見せています。平成十八年第一四半期にはヨーロッパから送信されるスパムは全体の二十五%でしたが、第二四半期には二十七・一%に増加しています。いまや、ヨーロッパはアメリカにかわる大量スパム送信地区となっています。

 地域別に見たスパム送信のランキングは以下のとおりです。

平成十八年四月~六月

一、アジア     四〇・二%
二、ヨーロッパ   二七・一%
三、北米      二五・七%
四、南米       五・五%
五、オーストラリア  〇・七%
五、アフリカ     〇・七%
  その他      〇・一%

 その他の注目される動向としては、以下の通りです。

ランキング外ではロシアからの送信が顕著

 ロシアはワースト十二カ国には含まれていませんが、ソフォスは、ロシアのスパマーが大規模なゾンビPCネットワークを構築しているとの動きを確認しています。ソフォスではロシアのスパム作成者が、ロシア国内千百万通のスパム送付に対し五百米ドルとする価格表を配布していることを発見しました。この価格表によると、その他百万ドルを出せば世界のどの国にでも五十米ドルでスパムを配信することができる、とされています。

アンチスパムフィルターを回避するために画像データを利用

 平成十八年のスパム送信手法として特筆すべきは、コンテンツを画像データに含むスパムの増加です。一月には全体の十八・二%%に過ぎなかったものが、六月には三十五・九%にまで増加しています。テスト解析のみを行うアンチスパムフィルターでは、テキストの代わりに画像を使用すれば、フィルターを容易に回避することができてしまいます。

「ポンプ&ダンプ詐欺」の増加

 株価情報を流して株価を操作し、短期間で不正に利益を得ようとする「ポンプ&ダンプ詐欺」は、平成十七年一月にはわずか〇・八%でしたが、平成十八年第二四半期には十五%にまで増加しています。このタイプの詐欺でも、テキストよりも画像データが多く使われ、広く一般に配布されます。このようなメールを見て反応する人の多くは投資に熟達していません。株価がジェットコースターのように乱高下することは企業にとっても投資家にとってもよい影響を与えず、スパマーのみに利益をもたらす結果となります。

 ソフォスでは、ゾンビネットワークの一部になる危険性を回避・削減するため、ウイルス対策ソフトを最新に保つこと、ファイアウォールをインストールすること、最新のセキュリティパッチを適用することを奨励しています。また、企業はメールアカウントの使用方法に関する実践的ポリシーの策定にも目を向けなければなりません。

ソフォスについて

 ソフォス(本社:英国アビンドン、最高経営責任者:スティーブ・マンフォード)は法人向けに統合脅威管理ソリューションを提供する世界的なリーディングカンパニーです。グローバル企業、SMB市場、教育機関、政府機関、金融業、製造業など、あらゆる規模、分野の組織をセキュリティ脅威から保護し、世界百五十カ国以上で三千五百万人以上のお客様にご導入いただいております。セキュリティ分野で二十年以上におよぶ実績と経験をベースに、セキュリティ解析センターが複雑な脅威に迅速に対応し、常時最新の対策をご提供しています。その高品質な技術力とサービスは多くのお客様から高い評価をいただいております。ソフォス株式会社(横浜市中区、代表取締役社長:アラン・ブロデリック)は、平成十二年七月に設立され、日本国内でのソフォス製品の販売、マーケティング、二十四時間/三百六十五日のテクニカルサポートを行っています。
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by unkotamezou | 2006-07-24 15:01 | 自然 科學 技術