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サミットで拉致・ミサイル議題に、日露外相会談で一致
サミットで拉致・ミサイル議題に、日露外相会談で一致

 【モスクワ=栗林喜高】麻生外相は28日午後(日本時間同日夜)、ロシア外務省でラブロフ外相と会談した。

 両外相は、北朝鮮による日本人拉致問題と長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射準備の問題について、29日の主要8か国(G8)外相会合と7月中旬にロシアで開かれる主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)で取り上げることで一致した。

 麻生外相は、北方領土問題について「1956年の日ソ共同宣言、93年の東京宣言など、これまでの諸合意、諸文書に基づき、双方が受け入れ可能な領土問題の解決に向けて、努力すべきだ」と述べ、歯舞、色丹、国後、択捉の4島の帰属問題を解決し、平和条約を締結するとの日本の基本的立場を改めて伝えた。

 ラブロフ外相は「麻生外相が言及した諸合意、諸文書を考慮して、平和条約の締結交渉を継続することがロシアの立場だ」と述べるにとどまり、歩み寄りはなかった。

 東シベリア産原油を東アジアに運ぶ石油パイプラインの「太平洋ルート」構想については、早期の建設実現を目指し、両国の協議を加速させることで一致した。

 イランの核問題について、ラブロフ外相は「G8外相会合で議論する。日露間でも情報交換をしたい」と語った。

2006年6月29日0時3分
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by unkotamezou | 2006-06-29 00:03 | 國防 軍事