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函館山要塞の修復進まず
函館山要塞の修復進まず

2006/06/03 16:59

 太平洋戦争終結まで要塞(ようさい)だった北海道函館市の観光名所函館山には、「大規模で残存度が高い」(文化庁)などと近代軍事遺跡として高く評価される砲台跡や観測所など約20の遺構が残っている。

 しかし、同市による修復作業は予算面などから進んでいない。一般公開されていない場所も多く、関係者からは公開を望む声が上がっている。

 標高334メートルの函館山は函館湾の入り口に位置し、幕末に函館を訪れた米国のペリー提督が「ジブラルタルの岩山のよう」と形容したとされる天然の要害。

 日清戦争以降高まるロシアの脅威に備え、旧陸軍が1898年に要塞の建設を始め、日露戦争前までに5カ所の砲台を建設。津軽海峡をにらむ28センチりゅう弾砲16門に加え、上陸したロシア軍を狙うため市街を向いた砲もあったという。
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by unkotamezou | 2006-06-03 16:59 | 歴史 傳統 文化