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からくり儀右衛門展始まる 里帰り祝い“寿”の文字 久留米市
からくり儀右衛門展始まる 里帰り祝い“寿”の文字 久留米市

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来場者が見守る中、人間顔負けの筆遣いで「寿」と書く「文字書き人形」


 久留米市出身の発明家「からくり儀右衛門」こと田中久重(1799―1881)の作品を集めた「久留米からくり儀右衛門展」(久留米商工会議所など主催)が25日、同市城南町の久留米商工会館で始まった。約150年ぶりに里帰りした「文字書き人形」や機械式和時計「万年自鳴鐘」の複製品など約300点を展示している。レトロでありながら精巧な“和製ハイテク”に来場者から驚きの声が相次ぐ。30日まで、入場無料。

 文字書き人形は1840年ごろの作品。50年代に米国に渡ったが、大阪在住のからくり人形研究家・東野進さん(56)が一昨年秋、約150年ぶりに買い戻して修復した。郷里である同市では初めての展示となった。

 この日は約400人が来場し、文字書き人形が巧みな筆遣いで「寿」と記すと、拍手や歓声が沸き起こった。同市教委所蔵の人形「弓曳(ゆみひき)童子」も披露され、首をかしげながら弓矢を次々と放った。

 会場には久重の作品のほか、世界最小のからくり人形なども展示。東野さんは「久重の知名度は故郷でも意外と低い。人形を見て『郷土にすごい人がいた』と思ってもらえれば」と話している。

2006年04月26日11時50分
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by unkotamezou | 2006-04-26 11:50 | 歴史 傳統 文化