ブログトップ
支那軍哨戒機Y八Xは、連続十一時間飛べる性能
中国軍哨戒機Y8Xは、連続11時間飛べる性能

 防衛庁が、中国軍の海上哨戒機「Y8X」の飛行パターンや性能などを詳細に分析していることが分かった。同機は東シナ海の日中中間線付近の空域で活動を活発化させているが、防衛庁は「中国を無用に刺激することは控えてほしい」とする外務省の要請を受け、同機の写真など一部の情報を除いて明らかにしていない。航空自衛隊幹部は「あらゆる有事に備えるのが任務。なかでも中国軍への警戒監視は最重要課題だ」としている。

≪高度3万3000フィート、赤外線カメラで≫

 東シナ海の日本の防空識別圏内へのY8X機の侵入は、平成9年ごろから頻発。その都度、沖縄県那覇基地や宮崎県新田原基地から迎撃戦闘機がスクランブルし、複数回にわたって同機の写真撮影に成功している。空自では写真とともに、レーダーサイトで記録した航跡、高度、速度などの情報を分析した。

 その結果、Y8X機は航続距離約5600キロメートル、飛行可能時間約11時間、最大水平速度345ノット、実用上昇限度約3万3000フィート。機体後部のカーゴドアの下部に光学カメラ、赤外線カメラを搭載し、付近には赤外線探知装置とみられるパネルがあることが判明。スクランブルした空自機が接近した際、Y8Xからビデオ撮影されたケースもある。また、機体前部のレーダーは洋上捜索、哨戒、航法用に使用され、その能力は捜索距離370キロメートルで、同時に60の目標を捕捉可能であることも分かった。

 防衛庁では、Y8X機の所属は山東半島中央部にある中国海軍北海艦隊第一独立連隊の莱陽(ライヤン)基地とみている。

 一方、Y8X機飛行パターンは(1)不規則(2)南北に平行飛行(3)東西に平行飛行-などがあることを突き止めた。

 このうち「不規則飛行」が確認された際には、当該海域にロシア艦艇などの水上艦艇が存在していたことから「艦艇偵察、監視」が主任務とみられる。「東西」「南北」の場合は1回の平均飛行時間が約8時間で、午前9時から午後5時の時間帯に多く確認されていることなどから、中国の海洋調査船の活動と連携して当該海域での他の艦船の国籍、動向の把握が目的とみている。

 こうした分析結果は、空自各部隊でスクランブル任務に就くパイロットに周知徹底され、対象機に接近して行う目標確認の際に識別・分類の参考として活用されている。

04/16 02:03
[PR]
by unkotamezou | 2006-04-16 02:03 | 國防 軍事