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「伊能大図総覧」を発刊へ 実測の“足跡”もくっきり
「伊能大図総覧」を発刊へ 実測の“足跡”もくっきり

 江戸時代の測量家、伊能忠敬(1745―1818)が作成した日本地図「伊能大図」214枚すべてを初めて掲載する「伊能大図総覧」が12月に刊行されることになり、監修する渡辺一郎・伊能忠敬研究会名誉代表が13日、試し刷りを公表した。

 大図は、列島の地形を縮尺3万6000分の1で描き1枚が1畳の大きさ。総覧は約3分の1のB2版に縮小するが、約200年前の海岸線や集落、城や寺社などの記述のほか、天文観測した地点を示す赤い星印もくっきり。実測の跡を示す赤い線は時折脇道にそれ、寺などに“寄り道”した様子もうかがえる。

 渡辺名誉代表は「学術資料として後世に残すためすべての文字が読めるサイズと鮮明さ、彩色の再現にこだわりたい」と話している。

 原図は火災などで失われたが、同会が2001年に米国議会図書館で207枚を発見するなど、04年までにすべての写しを確認していた。

 刊行は河出書房新社、日本地図センター、日本写真印刷の共同作業。全252ページ、36万円の予定。

02/13 19:26
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by unkotamezou | 2006-02-13 19:26 | 歴史 傳統 文化