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動植物に接し健やかに 秋篠宮ご夫妻の子育て
動植物に接し健やかに 秋篠宮ご夫妻の子育て

 秋篠宮妃紀子さまの第三子ご懐妊が明らかになって一夜明けた八日、宮内庁はご出産とその後の育児に向けて準備に入った。秋篠宮ご夫妻は、長女で学習院女子中等科二年の眞子(まこ)さま(14)と、二女で学習院初等科五年の佳子(かこ)さま(11)の教育について、毎年の記者会見で率直に語ってこられた。動植物の世話を通して命の大切さを伝え、異文化での体験を重んじるなどご夫妻の価値観を反映した子育ては、三番目のお子さまにも共通するとみられる。

 「庭に鶏を飼っているのですが、その世話をしたり、宮さまが丹精込めて育てている菜園の水まきを通して、自然に生命の大切さを学んでいるように思います」(平成十四年、紀子さま)

 十五年には初めてお子さま連れの海外旅行でタイを訪問。二人をバンコクの小学校の授業に参加させたり、市場を見せたり、カオヤイ国立公園で生き物と触れる体験もおさせになった。

 読書好きの眞子さまと、活発な佳子さま。姉妹で遊ぶのは一輪車。「二人で手をつないだり、何か遊びをつくって、見ていても楽しゅうございます」(十六年、紀子さま)。佳子さまは二年生のころからフィギュアスケートの練習を続け、競技大会の経験も。

 昨年の記者会見では、皇室典範改正の議論から、二人が皇位継承権をもつ可能性についても話題になったが、秋篠宮さまは「今の自分たちの立場を自覚してもらうことは大事だが、基本的にはそれぞれの個性や関心事を伸ばしていってくれたらいいと思っています」と話された。

≪秋篠宮さま、笑顔でお応え≫

 秋篠宮さまは八日、総裁を務めている山階(やましな)鳥類研究所(千葉県我孫子市)で鳥類研究者の会議に出席された。

 秋篠宮さまは午前八時すぎに東京・元赤坂の秋篠宮邸を車で出発し、午前九時すぎに研究所にご到着。ダークスーツ姿で、後部座席に座り、待ち構えた近所の住民や報道陣に車内からにこやかな表情で手を振り、軽く頭を下げられた。

 到着の様子を見守っていた近所の六十代女性は「最近暗い話題が多く、少子化も深刻なので、ご懐妊のニュースはうれしい」と話していた。

 紀子さまは宮邸で秋篠宮さまを見送られたとみられる。この日午前は宮邸で静かに過ごされ、午後には東京・芝公園で行われる「第十回結核予防関係婦人団体中央講習会開講式」に結核予防会総裁として出席し、お言葉を述べられる予定となっている。

 宮家を所管する宮内庁宮務課によると、紀子さまの今後のご公務はご体調を考慮し、医師が判断するという。

≪宮内庁、ご出産準備≫

 宮内庁は、ご出産とその後の育児に向けて、東京・元赤坂の赤坂御用地にある宮邸での育児室の設置や、お世話に当たる看護師の人選などの検討に入った。今後は、主治医による診察で発育状況を確認し今月中にも妊娠を正式発表する見通しだ。

 紀子さまは、長女、眞子さま、二女、佳子さまとも皇居内の宮内庁病院で出産された。宮邸には育児室が増築され、それぞれ看護師一人が付き添った。

 関係者によると、主治医は総合母子保健センター愛育病院(東京・南麻布)の中林正雄院長(元東京女子医大教授)。佳子さまの出産の際も主治医を務めた産婦人科学界の権威で、ご夫妻の信頼も厚いという。
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by unkotamezou | 2006-02-08 15:00 | 皇室