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皇室典範改正で自民、「チルドレン」にも慎重論
「女系天皇」自民議員の3割が反対署名 皇室典範で超党派集会

 女性、女系天皇を容認する皇室典範改正案をめぐり、昨年の衆院選で初当選した自民党の「小泉チルドレン」の有志25人が2日、国会内で勉強会を開いて今国会での改正案提出に踏み切らないよう小泉純一郎首相らに求めていく方針を確認した。党内各派の総会でも慎重論が拡大。首相は提出の方針を変えていないが、党内の亀裂が深まる中で改正案の行方は波乱含みだ。

 「国民の理解が得られるよう慎重に議論すべきだ」。新人議員が開いた勉強会では改正に否定的な意見が相次ぎ、慎重な対応を求める方針を確認した。党所属の新人全員に署名を呼び掛け、首相と武部勤幹事長に近く申し入れる予定だ。

 グループを取りまとめる赤池誠章氏は記者団に「われわれは小泉総裁の下で選出された議員だから小泉内閣は支持する」と指摘した上で「改正案の上程は今国会でなくてもいい」と述べた。

 一方、谷垣派の総会では「皇室典範改正は構造改革とは違う問題で、簡単に取りまとめるのは不可能だ」と拙速を戒める意見が続出。高村正彦元外相は高村派総会で「改正はまだ議論が熟しておらず、急がなければならない理由は何もない。時間をかけて取り組むべきだ」と強調した。

 論議が過熱する中、冷静な対応を求める意見も出ている。山崎拓前副総裁は「国論の分裂や混乱が生じないよう派閥で意見集約を図りたい」と表明。首相の出身派閥である森派会長の森喜朗前首相は小泉政権が改正を目指している現状を踏まえ「立場をわきまえて行動してほしい」と求めた。

 自民党執行部内では、改正案に理解を求めるため、今国会での提出前に内閣部会のメンバーを中心に勉強会を立ち上げる動きも出ている。だが、久間章生総務会長は2日、党本部で記者団に「皇室典範の改正は慎重に進めなくてはいけない」と重ねて強調しており、執行部内も一枚岩ではない。

02/02 20:12
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by unkotamezou | 2006-02-02 20:12 | 皇室