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皇室典範、自民に足並み乱れ 党内分裂懸念も
皇室典範、自民に足並み乱れ 党内分裂懸念も

 女性、女系天皇を容認する皇室典範改正案をめぐり27日、自民党執行部内の足並みの乱れが表面化した。党内の慎重、反対論を考慮し、青木幹雄参院議員会長らが早急な国会提出に異論を唱えたためだ。「郵政民営化関連法案のようになっては困る」(久間章生総務会長)と党内が分裂する事態を懸念する声も出始めた。

 細田博之国対委員長は同日午前の党内の会合で「与野党入り乱れていろいろな意見があるので、十分にこなして国会に出してもらいたい」と発言。これを受け、青木氏と片山虎之助参院幹事長が「国民は女性天皇と女系天皇の違いを理解していない。しっかり説明すべきだ」と、法案提出前に十分な議論が必要だと主張を繰り広げた。

 同席した久間章生総務会長も「その意見に賛成だ」と同調したが、武部勤幹事長は「小泉首相は今国会で成立させると言っている」と首相の「威光」を盾にその場を収めた。

 自民党内では「男系」である愛子さまが即位した場合の「女性天皇」には異論がないが、父方に天皇を持たない「女系」に対しては「男系で125代続いた伝統が壊れる」と反対論が強い。

 片山氏は27日の記者会見で「皇室典範に関する有識者会議」の報告書に触れ「全くその通りでなければいけないのか議論がある」と指摘、党内の意見集約に向け、修正にも含みを残した。同時に「まとまるならこの国会だし、まとまらないなら仕方がない」と述べ、対立の先鋭化を避けるために先送りもやむを得ないとの認識を示した。

 一方、中川秀直政調会長は訪問先の英国で「首相がはっきり言っているので、法案を提出するのではないか」と語り、今国会で成立を期す構え。

 自民党の状況について公明党の東順治国対委員長は、記者団に「視界不良だ。日を追って自民党内の異論や反対論が広がっている」と述べ、自民党内の議論の行方を見守る考えを強調した。

01/27 23:06
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by unkotamezou | 2006-01-27 23:06 | 皇室