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上海総領事館員自殺 秘密保持強化へ外務省対策
上海総領事館員自殺 秘密保持強化へ外務省対策 全在外公館の暗号システム変更

 安倍晋三官房長官は二十六日の記者会見で、在上海日本総領事館員自殺事件で外務省が外国の情報活動への対応や秘密保持の強化などの対応策をまとめたことを明らかにした。また、安倍長官は事件発覚後の調査で暗号システムなど機密情報の漏洩(ろうえい)はなかったとの見解を示すと同時に、全在外公館の暗号システムを変更するなどの対策を講じたことを明らかにした。

 対応策は、谷内正太郎外務事務次官が二十五日に安倍長官に報告したもので、外務省が「週刊文春」の報道があるまで自殺事件を首相官邸に報告せずに批判を浴びたことから、今後は外務省の主管部局長が外相、事務次官と協議したうえで首相官邸に報告するかどうかを判断することにした。

 また、安倍長官は事件発覚後、在北京日本大使館を含むすべての在外公館に、外国の情報機関による諜報(ちょうほう)活動に対する注意喚起を行ったことを明らかにするとともに、各種研修を含めた体制の強化を図る考えを示した。

 安倍長官は今回の館員自殺のように諜報活動に関する事案について「それぞれの裁量で(報告するかを)判断していたが、(今回の)レベルの問題はこれから官邸にあげてもらう」と述べた。

 小泉純一郎首相は二十六日夜、外務省が報告した対応策について、「外交官、特に外務省は国家機密を握るから、さまざまな誘惑や(外国の情報機関が)情報を取ろうということに対して注意しないといけない。情報管理はしっかりした対応をしないといけない」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
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by unkotamezou | 2006-01-27 05:00 | 國防 軍事