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皇室典範改正、自民党内で異論続出 女系天皇に懸念
皇室典範改正、自民党内で異論続出 女系天皇に懸念

 女性、女系天皇を容認する皇室典範改正案への対応をめぐり自民党内で反対、慎重論が続出している。小泉純一郎首相は今国会で成立させる方針だが、無所属の平沼赳夫元経済産業相らは、改正阻止に向け超党派議連を結成し、政府に圧力をかける構え。同改正案の行方は「予断を許さない」(細田博之自民党国対委員長)状況だ。

 反対派が特に問題にするのは、男系維持の伝統を破り、女性天皇の子どもまで皇位を継承することになる女系天皇を認める点だ。

 「125代続いた継承の問題が由々しき事態に進みそうだ」。自民党の鴻池祥肇元防災担当相は26日、超党派の保守系議員でつくる「日本会議国会議員懇談会」(平沼会長)の会合で女系天皇容認の動きに強い懸念を表明した。

 山崎派や谷垣派、旧河野派の総会でも「慎重に対応すべきだ」との意見が相次ぎ、伊吹派幹部は「皇室典範に女性天皇を認めるとの規定を設けるだけにとどめるべきだ」と女系天皇に否定的な考えを示した。

 自民党執行部は「皇族に関する問題だけに口角泡を飛ばす議論になじまない」(国対関係者)として、政府が国会に提出すれば速やかに採決し成立を図る考えだ。

 このため反対派は政府に法案を提出させない戦略を描く。平沼氏は、超党派の議連を結成することで「日本会議」に参加していない議員を巻き込み勢力を拡大していく考えだ。民主党内の反対派も近く30人規模で勉強会を開催、平沼氏らとの連携も模索する。

 これらの動きを受け、閣僚からも「すんなり通る状況なら提出してもいいが、政争の具になりそうなら出さない方がいい」との声が漏れ始めた。

 首相は25日、記者団に「反対者にもこの結論が安定的な皇位継承に必要だと理解を得られる努力をしていきたい。今国会で成立させた方がいい」と強調した。

 ただ26日の衆院予算委員会では「提出する予定で準備を進めている」と発言。これに対し「首相のニュアンスも変わってきた」(旧河野派議員)との見方も出ている。

01/26 19:54
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by unkotamezou | 2006-01-26 19:54 | 皇室