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津波直後に男児出産「ツナミ」と命名
インドネシア・スマトラ島沖の地震で大津波の被害を受けたインド東部のアンダマン・ニコバル諸島で、難を逃れた妊娠中の女性(26)が災害が起きた先月26日、避難先で男児を出産、「ツナミ」と命名した。

「ツナミ」と名付けたのは、病院の医師の発案で、夫婦も気に入り、同意したという。「すぐに覚えてもらえる名前だ」と話している。

夫のラクシミ・ナライン・ロイさん(34)は1月1日、地震発生当日を振り返り、「朝早く起きて、妻のために紅茶を入れた。妻を起こして、一口飲ませようとした時、最初の揺れを感じた」と説明。すぐに、まだ寝ていた6歳の息子を起こして外へ逃げたという。

ロイさんは妻と子供を人力車に乗せると、「波が来るぞ」との周囲の声が聞こえる中、懸命にこぎ、海岸から出来るだけ遠く離れた。近くにあった丘の上へ、妻らを担いで約50メートルほど登り、木々が茂っている安全な場所にたどり着いたという。

その後、数時間にわたり押し寄せる波を見守っていたが、突然、妻が腹痛に襲われた。ロイさんは、赤ちゃんは1月15日に生まれる予定だと言い聞かせたが、痛みは治まるどころか強くなっため、大急ぎで助けを求めたという。

幸運にも看護婦が見つかった上、同じく避難していたほかの人々の助けを借りて、葉や草で簡易ベッドを作り、清潔な衣服とお湯も調達出来た。子供は数時間後、無事生まれたが、その後の手当てが出来ず、妻は再び襲う激痛に苦しんだ。

ロイさんは28日、医者を探しに丘を下りた。直ぐに病院へ運ぶよう指示され、翌29日に到着した救助ヨットで、7時間かけて諸島の主要島にある都市ポートブレアに到着、地元病院で治療を受けたという。

‐REUTERS
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by unkotamezou | 2005-01-03 11:25 | 事故 災害