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皇位継承、離脱皇族の復帰も検討…有識者会議
皇位継承、離脱皇族の復帰も検討…有識者会議

 小泉首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」(吉川弘之座長)は30日の第8回会合で、安定的な皇位継承策として、これまで議論の中心となってきた女性天皇の是非だけでなく、皇籍離脱した皇族の復帰などによる宮家の創設も検討することを決めた。

 皇室費用の縮小などを図った1947年の皇籍離脱では、昭和天皇の弟である秩父宮、高松宮、三笠宮以外の11宮家が皇族の身分を離れている。

 5、6月に実施した意見聴取で、複数の学者が「離脱した宮家を復帰させ、男系男子の継承を維持すべきだ」と主張したため、今後、より詳しく検討することにした。

 吉川座長は会合後の記者会見で、「(女性天皇と)2つを考え、最終的な案に絞る。いずれも皇位継承者を増やすことになる。どちらが社会に受容されるかだ」と語った。

 また、7月26日の第10回会合で、これまでの議論をまとめた「論点整理」を作成することも決めた。8月には、インターネットを通じて意見を募集する予定だ。

 吉川座長は「長子優先とか、男子優先とか、そういう(方向性を示す)内容にはしない。中立的な案を出し、国民の意見を聞きたい。9、10月に(会議の議論を)集約したい」と述べた。

2005年6月30日21時31分 読売新聞
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by unkotamezou | 2005-06-30 21:31 | 皇室