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六十六年ぶりの玉音放送を拝して

 天皇陛下は3月16日東日本大震災の被災者や国民に向けたお言葉をビデオを通じて語られた。玉音放送は昭和20年8月15日の昭和天皇の終戦の詔書以来でありこの震災が敗戦以来の国難であることを私たち国民はあらためて胸に刻むこととなった。

 天皇は古代から現在に至るまで祭り主で常に国家の安寧と国民の幸せを祈り続けてきた。阪神大震災のとき被災者が村山富市首相に冷たい視線を浴びせても両陛下のご訪問には感激したのは天皇が無私の存在だからだ。菅直人首相の空虚な記者会見に耳を傾ける人がいなくても天皇陛下のお言葉を拝聴するのは天皇が日本そのものだからである。

 昭和天皇は東京への空襲が激しくなっても松代大本営に移ることを最後まで拒まれた。そして今天皇陛下は皇后さまとともに国民と困難を分かち合いたいとお住まいである御所のブレーカーを一定時間落とされている。電力消費が大きい宮殿は国事行為で使う場合を除いて閉鎖している。

 陛下はお言葉で「これからも皆が相携えいたわり合ってこの不幸な時期を乗り越えることを衷心より願っています。被災者のこれからの苦難の日々を私たち皆が様々な形で少しでも多く分かち合っていくことが大切であろうと思います」と述べられた。

 ところがどうだろう。首都圏では被災地に振り向けるべき水やガソリンなどの買いだめが行われている。計画停電や電車の運行本数減で自分も被災者であるかのように錯覚している。

 関西でも水やカップ麺乾電池などが品薄になっている。首都圏の家族や知人に頼まれて送っている人もいるという。パチンコ店やゲームセンターは営業しているしプロ野球はナイターをやりたいと言っている。統一地方選で選挙カーが走り回る。

 世界中が日本の犠牲者を悼み全面的な支援を表明してくれているのに申し訳ないではないか。

 今こそ私たちは御心に沿い一人一人ができることを行って国全体で被災者を助けなければならない。放射性物質の放出を封じ込めなければならない。過去の歴史がそうであったように皇室を戴く日本人はこの国難を必ず乗り越えることができるはずだ。

平成二十三年三月二十日午前十時三十二分

六十六年ぶりの玉音放送を拝して

日本の病巣
世界の病巣

露西亞平原 本日モ侵略止マス
支那大陸 本日モ反省ノ色無シ
朝鮮半島 本日モ波高シ
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by unkotamezou | 2011-03-20 10:32 | 皇室