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宇宙ヨット「イカロス」姿勢制御装置の正常作動を確認

 宇宙航空研究開発機構は28日、太陽の光の圧力を帆に受けて飛行する宇宙ヨット「イカロス」の姿勢制御装置が正常に作動したことを、機体の全景写真で確認したと発表した。今後、光の圧力だけで軌道を変える世界初の試験を行い、宇宙ヨットの飛行技術を磨く。

 装置は、帆の縁の部分につけられた「液晶デバイス」と呼ばれる薄い膜状。企業の会議室などで使われている、電気を切るとすりガラスのように不透明になる「瞬間調光ガラス」と同じ仕組みだ。通電しないと光が乱反射し、帆の受ける力がその部分だけ弱くなって帆の向きが変わり、進路変更できる。中央の円筒形の本体から放出された2機目の使い捨てカメラで機体を撮影。非通電部分が白く見えることで装置の作動を確認した。

 イカロスは5月21日に金星探査機「あかつき」とともに打ち上げられた。現在、地球から約1400万キロ離れた宇宙を金星へ向かって飛行中。

平成22年6月28日(月)午後10時12分

宇宙ヨット「イカロス」姿勢制御装置の正常作動を確認
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by unkotamezou | 2010-06-28 22:12 | 自然 科學 技術