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沖ノ鳥島に観測用レーダー
沖ノ鳥島に観測用レーダー、6月設置…接近船舶も把握

 政府は6月、日本最南端の沖ノ鳥島に海象観測用レーダー1基を設置する。島を浸食する波の調査が主たる目的だが、半径約20キロの日本領海内の船舶の動向を把握する能力があり、中国の海洋調査船などの不当な接近をけん制する狙いもある。

 沖ノ鳥島は周囲約11キロのサンゴ環礁。波による浸食を防ぐため、政府は1987年に護岸工事などを始め、直轄管理で保全している。現在は、水中の環礁内に埋め込んだ機材で周辺海域の波の高さや種類などを観測している。さらに、昨年6月、中国の海洋調査活動などにも対応するため、暗視、望遠の機能を強化した最新のカメラを3機設置し、今年2月から本格運用を始めた。

 今回のレーダー新設は、より広い範囲の波のデータ収集が目的で、国土交通省の2005年度予算に3億3000万円を計上した。

 レーダーは、環礁内の水上にある作業用架台に設置。データは、横浜市鶴見区の国交省関東地方整備局京浜河川事務所に送られる。

 レーダー設置後は、接近する船舶の発見や実態把握に役立てる方針。国交省幹部は「排他的経済水域(EEZ)を守る国益の観点からも活用したい」と語る。

2005/3/27/03:03
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by unkotamezou | 2005-03-27 03:03 | 國防 軍事