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現代版朝鮮朝貢使が博多に上陸

 一般には「朝鮮通信使」という言葉は馴染みが薄いかもしれないがいま福岡アジアマンスのイベントのひとつとしてパレードが催され博多市民の歓迎を受けた。これは「福岡・釜山姉妹都市締結二十周年記念事業」として行われたものである。江戸時代に朝鮮王朝が日本に送った朝貢使節団の再現である。

 「信を通じる」という意味の名を冠した使節が日本に派遣されたのは正長元年足利幕府六代将軍義教の就任時である。しかしその後秀吉の朝鮮征伐(文禄慶長の役)で途絶する(「朝鮮通信使縁りの町日韓交流新宮大会実行委員会」資料より)。

 その後徳川時代将軍の代替わりのお祝いに朝鮮国王の「国書」を携えて慶長十二年から二百年間に十二回来日している(『福岡アジアマンス平成二十一年公式ガイドブック』より)。

 九月二十日午後鮮やかな衣装を身にまとった釜山からの総勢百八十名の朝鮮通信使のパレードが行われた。天神冷泉公園を出発し川端商店街を通って櫛田神社裏を経てキャナルシティまで華やかに繰り広げられた。

 福岡藩は朝貢使の接待を相島でおこなったと言われている。福岡城下唐人町に居住する支那人朝鮮人との接触を避けたからである。

 来年十一月には新宮沖の相島で「朝鮮通信使縁りの町全国交流会」が計画されているのでこのパレードは市民の関心を高める有意義な企画であった。

平成二十一年九月二十五日 午前四時十八分

平成二十一年福岡アジアマンス始まる 現代版朝鮮朝貢使博多に上陸
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by unkotamezou | 2009-09-25 04:18 | 歴史 傳統 文化